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相棒 -劇場版-

'09,3,29 テレビ放映 テレビ朝日系

相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン('08)東映
スタッフ
監督:和泉聖治
脚本:戸田山雅司
音楽:池頼広
制作総指揮:君和田正夫
プロデューサー:松本基弘・上田めぐみ(テレビ朝日)、香月純一・西平敦郎(東映)
撮影:会田正裕 (JSC)
編集:只野信也

キャスト
水谷豊/寺脇康文/鈴木砂羽/高樹沙耶/岸部一徳/木村佳乃/原田龍二
松下由樹/津川雅彦/本仮屋ユイカ/柏原崇/平幹二朗/西田敏行


視聴率19.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったとのこと。劇場公開時もかなり
の観客が入っているというニュースだったし、テレビ放映もなかなかの視聴率。ドラマ
のファンが多いのでしょう。私はテレビドラマの「相棒」は全く観ていないのですが、
特に問題なく鑑賞出来ました。もっとも、ドラマファンの方がより楽しめるポイントは
多いと思いますが。

映画本編は117分、放送時間は144分。エンドロール以外はノーカットだと思われます。

前半約1時間はテンポよく、映画的カット、リズムを感じるなかなかの出来。しかし、見
せ場となるマラソンが始まってからが、なんかもたつき始めるんですね。

そして、事件が解決してから創り手が本当に言いたかった事が出てきて、真相解明となる
のですが、こちらとしては、これが実に重たい。

事件は解決したのに、そこからまたストーリーがごちょごちょするのが正直、退屈な印象
を与えます。そこで、「ああ、あの事件の事ね」と日本の大抵の人が思い浮かべる、実際
にあった事件を思い出す事。犯人逮捕でスッキリ終わらないのが観ててスッキリしない。

過激な報道、うわべだけで語るべき事はまだまだあるのに、直に忘れ去られてしまう現実。

言いたい事は判るのですが、構成として少々難ありではないかと思います。

一番引っかかったのは、前半の連続殺人、派手な仕掛けと意味ありげなメッセージを残す
という、劇場犯罪的な憎むべき殺人事件なのに、逮捕後は主人公達が犯人に同情し、殺人
という罪への言及がないこと。

確かに、殺されても仕方ないような奴らを殺していく復讐劇、というのもジャンルとして
あるわけですが、本作で、果たして「殺されても仕方が無い」被害者たちだったのか。

非業の死を遂げたボランティアの若者の名誉の回復、残された家族たちへの誹謗中傷で大
きく変わってしまった少女の、父の人生。同情し、辛い心情を理解出来ますが、だからと
いってあの連続殺人を正当化は出来ません。

それを、主人公の刑事達は同情しすぎ、理解者になりすぎている様に感じました。

テレビドラマの「相棒」を観ていないのでよくわかりませんが、杉下右京刑事のキャラは
あれでいいのでしょうか?

名探偵どころかエスパーなみの推理力はまあ、いいとして(笑)、このキャラにはちょっと
疑問です。

前半と後半部ですっかり評価が変わってしまう作品でした。



テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

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