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映画『哀愁』

'09,7,17深夜放映 毎日テレビ「映画へようこそ!」

Waterloo_Bridge01.jpg


「哀愁」WATERLOO BRIDGE(1940)
オリジナル108分、放映時間135分、放映本編時間108分。

途中までのあらすじ・・・
1939年、英国はドイツに宣戦布告した。ロイ・クローニン大佐は戦地に赴く為、駅に
向かうが、途中、ウォータルー橋に立ち寄り、車を降りた。懐から小さなお守りを取
り出し物思いに耽る大佐。ここは、彼にとって特別な思い出の場所だった・・・

1917年、陸軍大尉のロイは戦地フランスへの出征を控えていた。橋の上で空襲警報を
聞き、偶々近くにいた一人の女性と地下鉄の駅に非難する。彼女はマダム・キロワ・
バレエ団の踊り子、マイラ。二人は瞬く間に惹かれ合う。上官との食事の約束を破り、
ロイはマイラの舞台を見物し、食事に誘う。バレエ団の先生、キロワ女史はマイラに
行くことを禁じたが、仲間達の手助けでマイラは抜け出し、ロイと食事し、ダンスを
した。素敵な一夜だったが、明日はもうロイは戦地へ旅立つ。二人は互いの幸運を祈
り、別れた。

しかし、次の朝、雨の中ロイがマイラの宿舎前に立っていた。掃海で48時間、出発が
伸びたのだ。喜ぶマイラにロイは結婚を申し込む。驚くマイラだが喜んで同意し、翌
日に式を挙げる約束をした。

夜、舞台に向かおうとするマイラに電話が入る。ロイの部隊に急遽出発命令が下った
のだ。公演をすっぽかしてマイラは駅に向かうが、列車は既に出発し、一瞬だけ目が
合っただけの別れだった。落胆して劇場に戻ると、舞台に穴をあけたとキロワ女史は
マイラと、庇おうとしたキティもクビにする。二人は仕事を探すが、なかなか見つか
らない。そんなある日、ロイの母がマイラに会いにくるという。待ち合わせのカフェ
でふと目にした新聞の戦死者一覧に、ロイの名を見つけたマイラは卒倒し、やって来
たロイの母マーガレットにもまともな対応が出来ず、そのまま二人は別れてしまう。

その後、マイラは病床に伏していた。キティが面倒を見てくれていたが、仕事の無い
キティは夜の女としてお金を作っていた。キティの友情に深く感謝するマイラ。ロイ
もいない今、彼女に希望も生き甲斐もなかった。そしてマイラも生きる為にキティと
同じ道に入っていく。

ある夜、いつものように客を捜しにウォータルー駅に向かったマイラは、列車から降
りてくるロイを見つけ、驚愕する。戦死の報は誤りだったのだ・・・





恋愛映画悲劇系のなかで、最高傑作といってよい映画。戦争と言う最大の障害により
悲劇的な結末を迎える二人の美しくも哀しい物語。

高校生の時、今は亡き梅田東映パラスでリバイバル上映したのを観ました。同時上映
は確か「リリー」だった覚えが。

もう、どうこう言う必要もありませんね。未見の方には一言「観なさい!」としか。
美男美女のロマンチックな演技、美しい撮影。映像を引き立てる音楽。文句なしです。

その昔、そのラジオドラマ放送時には、日本中の女湯が空っぽになったという逸話が
ある「君の名は」はこの映画を原案とした物語です。


主演のマイラに扮するはヴィヴィアン・リー(ビビアン・リー)。あの「風と共に去りぬ」
('39)のスカーレット・オハラでも有名ですが、私はこの映画の方が好きかな。とにか
く美しい女優さんですが、実生活では苦労も多く、結核と心の病で晩年は悲劇的な人
生でした。

ハンサムな陸軍将校ロイ・クローニン役はロバート・テイラー。「椿姫」('36)「クォ
・ヴァディス」('51)などに出演。この人も実生活は赤狩りで一時期苦労していました。

初めてのデート、二人が食事をしたクラブで日本では「蛍の光」としておなじみの曲、
「別れのワルツ」が流れます。曲に合わせてロイとマイラがラストダンスを踊る中、
キャンドルが1つずつ消されていく場面は本当にロマンチック。スコットランド民謡
の原曲をワルツ調に編曲されたこのメロディが実に本作品に合ってます。

また、マイラがロイに手渡すラッキーチャーム=お守りがビリケンさんなんですよね。
初めて見た高校生の時には驚きました。ビリケンさんも、もともとは1908年にアメリ
カの女性芸術家が、夢の中で見た神をモデルに制作した像だそうで、その後、ある人
形会社がそれをモデルにした人形を「幸福の神様」として売り出し、当時世界中で流
行したそうです。

毎日テレビ「映画へようこそ!」の枠では先月も本作と同じ監督、マーヴィン・ルロ
イの「心の旅路」を放映していました。PD(パブリックドメイン)は放送権も安いのか
な(笑)。ならばよし。どんどん往年の名作を放送して欲しいものです。


「哀愁」WATERLOO BRIDGE(1940) 米 MGM映画 白黒
◇キャスト
ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh) …マイラ・レスター(Myra)
ロバート・テイラー(Robert Taylor) …ロイ・クローニン(Roy Cronin)
ルシル・ワトソン(Lucile Watson) …マーガレット・クローニン
ヴァージニア・フィールド(Virginia Field) …キティ
マリア・オースペンスカヤ(Maria Ouspenskaya) …オルガ・キロワ女史
C・オーブリー・スミス(C. Aubrey Smith) …公爵

監督 …マーヴィン・ルロイMervyn LeRoy
製作 …シドニー・A・フランクリン
   …マーヴィン・ルロイ
原作戯曲 …ロバート・E・シャーウッド
脚色 …S・N・バーマン
   …ハンス・ラモー
   …ジョージ・フローシェル
撮影 …ジョセフ・ルッテンバーグ

テーマ:テレビで見た映画 - ジャンル:映画

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