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大河ドラマ 真田丸 第11話

2016,3,20 放映 NHK総合

大河ドラマ『真田丸』第11話「祝言」 感想 

今回も素晴らしい出来でした。45分がアッという間。
祝言をあげるまでの軽妙で恐ろしくテンポの良い会話の応酬。そして、祝福
に包まれた祝言のはずが、恐るべき陰謀が隠れていて高まるサスペンス。
ついに、凄惨なる暗殺劇。
もはや安定なる余計な存在、きりちゃんの言動さえなければ完璧だったよう
に思えます(笑)。



兄ぃ「! 口吸いどころではないではないかっ!」
信繁「はい!」
兄ぃ「そんな顔してやることはやっておるのだな」
信繁「はい!」

もう、爆笑せざるを得ません(笑)。
ここの二人の表情、間。サイコーです。
そして、ここから区切れることなく父との会話、母・祖母との会話になだれ
込むスピーディな展開。全く無駄が無い。

そして中盤、上田城の完成を待って室賀がやってくる。信幸兄ぃに「何か聞
きたいんだって?」と無茶ぶりの昌幸パパ。
兄ぃ、焦りながらも、肌つや良し、ウナギ、からの〜……ということで浜松
訪問を尋ねる。否定する室賀。
ここ、「黙れ小童」発言が出ませんでしたね。期待してたのに(笑)。

これで室賀の嘘と企みが露見した訳ですが、彼なりに悩み、逡巡しているの
が描かれています。単純な悪役、敵キャラではないのがいいですね。

冷徹に進められる室賀の暗殺計画。弟の祝言を利用することに反発する兄。
「血で汚すおつもりか!」そして、弟のために計画は教えず、広間から外に
は出さぬよう妻に言い含める。この兄の強さと優しさ。


そしていよいよ祝言。幸せな結婚式の裏で進行する謀。『ゴッドファーザー』
を連想させるシチュエーションで、緊迫の度合いもハンパ無いです。
室賀の手下の者を音も無く斬り捨てる寺島出浦のカッコ良さにしびれます。
小刀を差し出して立ち去ろうとした室賀。張りつめた空気が一瞬緩んだ。
その時。

もう充分に見応えのある室賀暗殺シーンでしたが、個人的にはなぜ、あの
「小童」を出さなかったのかな、と不満が(笑)。

いや、今までさんざんネタフリしてきた訳じゃないですか。
ここで信幸兄ぃに斬られた室賀に「この……小童がっ!」とか言わせないで
どーすんの。と、思うのですが。
「黙れ、小童!」がギャグ化していますから、この緊迫したシーンでは既に
適さなくなっている、そう考えられたのか。それとも最初から言わすつもり
はなかったのか。
脚本家に聞いてみたくなります。


絶命室賀。ここで、あのきりちゃんが発動。
信繁たちをこの場に呼んじゃった。

ストーリー展開の上で、信繁たちをここに集まらせる必要があるとは思いま
す。しかしきりが呼ぶなら、信繁だけでしょう。この時、きりは信繁もこの
暗殺計画を知っていると思ってたのでしょうから。お梅ちゃんまでもあそこ
に来させてどーすんの。彼女は絶対に広間に居させなきゃ。
このあたり、きりはホントーに身勝手なだけにしか見えません。そこが残念
過ぎます。ここまでKYに描く理由がよく分かりません。

思えば、今回はKY発言のキャラが多かった。「私は、おきりさんと一緒にな
るものと……」と言って佐助にツっこまれた三十郎。ちなみに、地位・立場
的にあのツッコミはアリなんでしょうか(笑)?
そして、陰で泣いてるきりに対して、その涙の理由は聞きもせずに源二郎の
居場所を尋ねただけの兄ぃ。
話は方が付いたのに、まだ祝言を挙げて欲しいと呟く作兵衛。
なぜにこんなに皆、KYなんだ?
これは、きりのKYっぷりを薄める為に他のキャラにもそうさせてるの?(笑)。


ラストは兄弟の会話。あの時、祝言を穢されたこと、そしてお梅の為に怒り
泣いたのはきり。自分ではなかった。私はそれより父上の策を見抜けなかっ
たことの方が口惜しかった。そんな自分が嫌だ、好きになれません……。
弟が心の闇をさらけ出し、その苦悩を吐露する。兄は。どう答えるか。

普通に優等生な兄ならば、ここは真田のためだ、と諭すところでしょう。
しかし、信幸兄ぃは。
「悩め」と優しく肩を抱いた。
兄ぃの弟を思う気持ちが、この一言で痛いほど伝わります。泣けた。


信幸兄ぃの株は上がる一方。それに対して下がる一方なのがきりちゃん。
ヒロインなのに、彼女の印象を悪くさせるばかりの展開は何故なんでしょう。
そろそろ挽回させるチャンスを与えないと、かなり困ったヒロインになって
しまいそうです。



さて次回は、いよいよ上杉への人質の話か?
あと、予告でチラッと映ったアレは、鉄火起請? タイムスクープハンター
でもやってたやつ?



【 大河ドラマ『真田丸』第11話 キャスト 】

真田信繁(さなだ のぶしげ) ---堺雅人
 …本作の主人公である武将。真田昌幸の次男。通称・源次郎。後世では真田幸村
  の名で知られる。若き日々を上杉景勝、豊臣秀吉の人質として過ごす。秀吉の
  死後、大坂の陣では真田丸と呼ばれる砦を作り、徳川勢を相手に闘う。
   
▼真田家
真田信幸(信之)(さなだ のぶゆき) ---大泉洋
 …信繁の兄。通称は源三郎。
真田昌幸(さなだ まさゆき) ---草刈正雄
 …信繁の父。知略軍略に優れた武将。
とり ---草笛光子
 …昌幸の母で、信繁の祖母。
薫(かおる) ---高畑淳子
 …信繁の母。昌幸の正室。公家出身。
こう ---長野里美
 …信幸の妻。身体が弱く病気がち。
真田信尹(さなだ のぶただ) ---栗原英雄
 …昌幸の弟。北条家・上杉家との間に立ち、昌幸の情報戦を支えた。

▼真田家家臣・真田領の人々
きり ---長澤まさみ
 …真田家重臣・高梨内記の娘。信繁の幼馴染み。
梅(うめ) ---黒木華
 …地侍・堀田作兵衛の妹。信繁の初恋の女性。
高梨内記(たかなし ないき) ---中原丈雄
 …きりの父。昌幸の側近。
佐助(さすけ) ---藤井隆
 …真田家の忍。
矢沢三十郎頼幸(やざわ さんじゅうろう よりゆき) ---迫田孝也
 …真田家の家臣。頼綱の子。信繁・信幸兄弟を献身的に支えていく。
矢沢頼綱(やざわ よりつな) ---綾田俊樹
 …昌幸の叔父。頼幸の父。武勇に秀で数々の合戦で活躍。沼田城を任される。
河原綱家(かわはら つないえ) ---大野泰広
 …真田家の家臣。
堀田作兵衛(ほった さくべえ) ---藤本隆宏
 …真田の郷の地侍で農民たちのリーダー的存在。梅の兄。
与八(よはち) ---今野浩喜
 …真田の郷の村人。
 
▼信濃・甲斐の国衆・武将
出浦昌相(いでうら まさすけ) ---寺島進
 …元は信濃の豪族。甲州透破(忍者)の支配者。自ら真田昌幸の配下につく。
室賀正武(むろが まさたけ) ---西村雅彦
 …信濃の豪族。真田昌幸をライバル視する。
  
▼徳川家
徳川家康(とくがわ いえやす) ---内野聖陽
 …三河の戦国大名。信繁の最大最強の宿敵となる。
本多正信(ほんだ まさのぶ) ---近藤正臣
 …家康の参謀。
 

【スタッフ】
作:三谷幸喜
音楽:服部隆之
語り:有働由美子
制作統括:屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー:清水拓哉、吉岡和彦
演出:田中正(7,8,11話)、  
  木村隆文(1,2,3,5,6話)、吉川邦夫(4話)、小林大児(9,10話) 
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公式サイト:http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/



[真田丸 第10話] へ


テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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