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大河ファンタジー 精霊の守り人 第1話

2016,3,19 放映 NHK総合

NHK放送90年記念 大河ファンタジー『精霊の守り人』シーズン1 
第1話「女用心棒バルサ」 感想


異世界ファンタジー。剣と魔法の世界。
日本のテレビドラマ界において、およそ最も難しいジャンルであり、鬼門と
いってもいいほど縁遠い……と、思ってました。
それが、ドラマ化。それもNHKが大河ファンタジーと「大河」扱いで、3年
がかりのチョー本気。さあ、どうなるか。


この作品の原作は未読ですが、ファンタジーは私も大好きです。ムアコック
とか学生の頃は読みました。ファミコンとかスーファミで「ファイナルファ
ンタジー」をやってた際には、4人のパーティはいつも「タテ、エレコーゼ、
エルリック、コルム」の名前でやってた(笑)。

ヒロイックファンタジー、異世界ファンタジーといえば、どうしてもヨーロ
ッパ的な世界観を持つ作品が多い印象ですが、最近は国内作家によるアジア
的な世界観で書かれた小説が増えているようです。

その中でも、代表的なものが、本作の原作となる『精霊の守り人(せいれい
のもりびと)』シリーズ。文化人類学者でもある上橋菜穂子による原作は、
米国、フランス、イタリア、中国など各国で翻訳され、世界中で評価されて
いる作品といえます。

短編集、外伝を含めて全12冊の原作を、ドラマでは全22話とし、3年かけて
放送予定。今年はシーズン1として4話を、翌2017年にシーズン2を全9話で、
2018年にシーズン3を全9話で放送。

かつてNHKが『坂の上の雲』でやった形式ですね。やはり予算的な問題なん
でしょう。単年では予算が巨額になって取れないでしょうから。

これは『坂の上の雲』で経験済みですが、それだけ予算と時間をかけた大作
として楽しめる一方で、どうしても間延びしてしまう思いもあります。
ま、とにかくまずは第1話。どんなもんかな、と楽しみに視聴。


特に不満を感じるところはありませんでした。熱心な原作ファンは色々と思
い入れがおありでしょうから、文句を言いたくなるところがあるかも知れま
せん。未読の立場としては、大体の世界観はつかめましたし、脚本、キャス
ティング、美術、撮影などの面でも違和感はなく、素直に楽しめました。
あえて言うなら、二ノ妃がちょっと悪女っぽい印象をうけましたが、もっと
素直に息子思いの母親とした方が良かったようには感じました。
あと、キャステイングで香港や台湾の俳優さんを起用しても面白かったかも。

むしろ、ここまでよくがんばったなあ。と感心します。
さすがにCGはアメリカ産のに比べてチャチですが、まあ許容範囲内。アジア
テイストな異世界をここまで映像化出来たら大したものです。

主演の綾瀬はるかも、昨日までやってた『わたしを離さないで』の陰鬱なる
雰囲気を吹き飛ばすようなアクティブ演技。違い過ぎる(笑)。

事前告知番組にて、百獣の王・武井壮が第1話後半にて綾瀬はるかが披露し
た短槍でのアクションシーンに挑戦し、テイク27,8ぐらいでやっと成功。
「これ、綾瀬さん本当にやったんですか」とクタクタ顔で感嘆してました。
もちろん綾瀬はるかも何度も取り直し、疲労困憊だったそうですが、4人の
敵との激しい剣劇アクションは予想以上に迫力があり、普段ポーッとしてる
天然な印象が強い彼女の一般イメージを吹き飛ばすかも知れません。


美味そうだったノギ屋の弁当。なんと『バルサの食卓(新潮文庫)』という
レシピ本まで出てるそうで、そこで実際に原作中に登場する料理を再現して
いるそうです。ドラマに登場した弁当はどのぐらい再現してたのかな?

あと、触れておかないといけないのは高島礼子。よくぞあの役、受けた(笑)。
しわくちゃの老婆、特殊メイクで誰やら分からへん(笑)。
映画『里見八犬伝』で夏木マリは他を圧倒する怪演でしたが、それぐらいの
パワーで作品を盛り上げて欲しいですね。


まずは今年の4話、楽しませてもらえそうです。
終了まで2年先。気の長い話だ……。



【 大河ファンタジー『精霊の守り人』第1話 】

バルサ(30) ---綾瀬はるか(少女期:清原果耶、幼少期:横溝菜帆)
 …主人公。短槍の使い手で女用心棒。新ヨゴ国の隣国、カンバル王国出身。6歳
  の時、父親が政変に巻き込まれて自らも命を奪われそうになるが、父親の親友
  ジグロに救われ祖国を脱出。以後、追っ手に狙われながらもジグロに育てられ、
  武術を教え込まれる。ジグロの死後は隊商の用心棒を生業としている。
チャグム(11) --- 小林颯
 …新ヨゴ国の第二王子。水の精霊の卵を宿したことで父親の帝から命を狙われる。
  チャグムの母・二ノ妃はバルサを雇い、王宮からチャグムを脱出させる。

▼バルサを取り巻く人々
トロガイ ---高島礼子
 …先住民ヤクーの呪術師。タンダの師匠でバルサも深い敬意を抱く。その呪術は
 当代一と言われ、狩人からも命を狙われている。しわしわの老女だがとても元気。
トーヤ ---加藤清史郎
 …「頼まれ屋」なる市場の何でも屋。橋の下の小屋でサヤと共に暮らしている。
サヤ ---彩島りあな
 …「頼まれ屋」。トーヤと同じく孤児。過去にバルサに助けられ、恩人と慕う。
ジグロ ---吉川晃司
 …かつてカンバル王国で王の槍と呼ばれる精鋭部隊の武人だった。バルサの父に
  頼まれ、幼いバルサと共にカンバルを脱出。バルサの育ての父となる。

▼王宮・星の宮
帝 ---藤原竜也
 …新ヨゴ国の君主でチャグムの父親。水の魔物を退治して建国した初代帝の伝説
  から、自らも神性を引き継ぐ者と信じている。チャグムは神性を侵すとして、
  非情なる命を下した。
二ノ妃 - 木村文乃
 …帝の第2夫人でチャグムの母親。チャグムが狙われているのを知り、バルサに
  チャグムの用心棒として、連れて逃げるよう依頼。息子のためには命を懸ける。
シュガ ---林遣都
 …星の動きを観て政治に反映させる天道を司る星読博士。将来の聖導師と目され
  る星の宮一の俊才。好奇心が強く、先住民の言い伝えにも興味を持つ。
ガカイ ---吹越満
 …シュガの兄弟子となる星読博士。長年の努力と苦労で得た地位を脅かすシュガ
  の能力と存在が何かと面白くない。
モン ---神尾佑
 …帝の意を受けて密かに捜索や暗殺をも行う部隊、狩人のリーダー。
ジン ---松田悟志
 …狩人で一番の腕前を持つ強者。
聖導師 ---平幹二朗
 …星読博士の最高位。帝を輔佐し新ヨゴ国の政治を司る。チャグムの身に起きた
  異変を見極めたいと思っている。

▼第2話以降の登場人物
タンダ ---東出昌大
 …新ヨゴ国の薬草師。バルサとは幼馴染。ヨゴと先住民ヤクーとの混血。幼い頃
  から呪術師トロガイの下で修行に励んでいる。
一ノ妃 ---奥村佳恵
サグム皇太子 ---中野 魁星
ログサム ---中村獅童
 …カンバル王国の君主。兄を暗殺して王位を奪った。その陰謀にバルサの父を巻
  き込み、命を奪う。バルサにとって実父を殺し、養父の人生を壊した仇である。
ノウヤ ---螢 雪次朗
 …ヤシロ村の村長
ニナ ---石井 萌々果
 …ヤシロ村の語り部

【スタッフ】
原作:上橋菜穂子(「精霊の守り人」と短編集「流れ行く者」より)
脚本:大森寿美男
音楽:佐藤直紀
制作統括:海辺潔、加藤拓、谷口卓敬
プロデューサー:竹内敬明、大越大士、結城崇史
演出:片岡敬司
==================================

公式サイト:http://www.nhk.or.jp/moribito/

『精霊の守り人』2016,3,19 放送スタート
NHK総合:連続4回  毎週土曜 夜9時〜
(再放送は、翌週土曜日午前0時10分(金曜深夜)〜)




テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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