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大河ドラマ 真田丸 第9話

2016,3,6 放映 NHK総合

大河ドラマ『真田丸』第9話「駆引」 感想 

鷹は全てを見ていた……。
『真田丸』4人目のディレクター、小林大児Dの初演出回はなかなかユニーク
な試みでしたね。
冒頭、北条氏政が放った鷹は諸国を飛び回り、登場人物たちをじっと観察。
ラストにはちゃんと帰還してた。3Dマップにまでちゃっかり登場。
もちろん、実際にはありえない訳で、いわゆる神の視点=視聴者、制作者の
視点をこんな風に明示化させる試みは、何度もやるのは無理だけど、初演出
ということで遊んでみました、というところでしょうか。
8話までの物語世界を壊すような試みではなかったし、私は面白いと思いま
した。何より、鷹が可愛かったし(笑)。


さて、信繁は前回の「春日ショック」がまだまだ続いております。やはり、
昌幸パパに対する視線も今までとは違います。「策とは何か」をまだ知らぬ
と昌幸パパ。知りたくない、と反抗期な信繁。

そんな信繁を励まし、支えるのは梅。きりではない。
ここで「戦は嫌、死んで欲しくない」と訴える梅。同調する作兵衛。これが
ここ数年の大河ドラマやその他歴史ものなら、現代風な考えを安易に取り入
れる安っぽい平和主義な台詞になりがちですが、ここでは山野に生きるごく
普通の農民として、違和感無く「戦はしたくない」ことを言わせていました。
さらに、「勝てばそれでよいのですか?」と問いかけ、それを契機に信繁は
開眼。策とは何かを知ることとなります。

で、信繁、ぎゅっと梅の手を握る。月が映る。
信繁、おそおそでお帰り。なぜか、すっきり顔。……まあ、そういうことで。
棚にめりこんだ饅頭を二度見する信繁。翌朝、同じところに饅頭を投げ込む
きりには、忍びになれる才能がありそうです。


若いモンがこうしてなんやかんやと動いてますが、物語の大筋はオジさんた
ちが動かしています。

室賀「黙れ、コワッパ!」
昌幸パパ「わしは、腹をくくったぞ!」
両方とも安定の台詞です(笑)。もう、当然おいしく頂きました(笑)。

憎たらしいだけだった室賀が、ちょっといい人の顔を見せたことに驚きで。
これは、なにかのフラグか?(笑)。

昌幸パパの心変わりも、もう何度目やら。
信幸兄ぃ「国衆たちの寄り合いはどうなるのです?」
昌幸パパ「うむ、諦めた」
信幸兄ぃ「ちちうえぇ〜〜っ!」

兄ぃの心労はかさむばかりです。


本能寺の変後、主に徳川軍と北条軍との間で、甲斐・信濃・上野をめぐって
繰り広げられた戦いを「天正壬午の乱(てんしょうじんごのらん)」といい
ます。今回は、この戦いの頃を描いていますが、またも大きく合戦シーンは
省略されています。これだけ合戦シーンの少ない戦国大河も珍しいんでは。

この「天正壬午の乱」は、広範囲で様々な勢力が戦った複雑なものですから、
説明も難しいでしょうし、こうして大胆に割愛するのが正解なのかもしれま
せん。
でも、信幸兄ぃが手勢800騎を率いて、北条方5000が守る城をたった一日で
奪還するような素晴らしい働きをした戦いもあったそうですから、信幸兄ぃ
のそんな勇ましいところも見てみたかった気もします。

本作の前回から今回ぐらいの時間軸ですが、
7/9  真田昌幸、北条への帰属を決める
7/末  北条と上杉、講和。北条軍は南へ転進、徳川に向かう
8/初  徳川1万、北条5万に囲まれるかたちとなる
8/10 黒駒合戦 徳川勢(鳥居元忠)2000が家康の背後を狙う北条軍1万を
    撃破。この戦で北条方が敗北したことで信濃国衆の北条離れが進む。
9月  真田 家康側に寝返る
10/29 徳川と北条との間に講和条約が結ばれる

史実ではこんな感じ。
劇中では、真田が北条方の補給路を断ったことが大きく戦いを作用したよう
に描かれましたが、ちょっと主人公加点されているみたい。真田が寝返った
後、北条の補給路を攻めて北条方を苦しめたことは史実のようですが、実際
は、上記にある黒駒合戦という戦いが先に大きく作用したようです。



さて、劇中では、徳川と北条の講和を昌幸パパは予想外のようでした。この
講和によって、真田はどうなるのか?
イソップで言えば、完全にコウモリですもんね。真田は(笑)。

家康と氏政、二人の笑いながらの抱擁が不気味です(笑)。
この二人、昌幸パパに負けず劣らずの大タヌキっぷり。
戦国狸合戦ぽんぽこ、勝つのは誰か?



【 大河ドラマ『真田丸』第9話 キャスト 】

真田信繁(さなだ のぶしげ) ---堺雅人
 …本作の主人公である武将。真田昌幸の次男。通称・源次郎。後世では真田幸村
  の名で知られる。若き日々を上杉景勝、豊臣秀吉の人質として過ごす。秀吉の
  死後、大坂の陣では真田丸と呼ばれる砦を作り、徳川勢を相手に闘う。
   
▼真田家
真田信幸(信之)(さなだ のぶゆき) ---大泉洋
 …信繁の兄。通称は源三郎。
真田昌幸(さなだ まさゆき) ---草刈正雄
 …信繁の父。知略軍略に優れた武将。
薫(かおる) ---高畑淳子
 …信繁の母。昌幸の正室。公家出身。
こう ---長野里美
 …信幸の妻。身体が弱く病気がち。
真田信尹(さなだ のぶただ) ---栗原英雄
 …昌幸の弟。北条家・上杉家との間に立ち、昌幸の情報戦を支えた。

▼真田家家臣・真田領の人々
きり ---長澤まさみ
 …真田家重臣・高梨内記の娘。信繁の幼馴染み。
梅(うめ) ---黒木華
 …地侍・堀田作兵衛の妹。信繁の初恋の女性。
高梨内記(たかなし ないき) ---中原丈雄
 …きりの父。昌幸の側近。
佐助(さすけ) ---藤井隆
 …真田家の忍。
矢沢三十郎頼幸(やざわ さんじゅうろう よりゆき) ---迫田孝也
 …真田家の家臣。頼綱の子。信繁・信幸兄弟を献身的に支えていく。
矢沢頼綱(やざわ よりつな) ---綾田俊樹
 …昌幸の叔父。頼幸の父。武勇に秀で数々の合戦で活躍。沼田城を任される。
堀田作兵衛(ほった さくべえ) ---藤本隆宏
 …真田の郷の地侍で農民たちのリーダー的存在。梅の兄。
 
▼信濃・甲斐の国衆・武将
出浦昌相(いでうら まさすけ) ---寺島進
 …元は信濃の豪族。甲州透破(忍者)の支配者。自ら真田昌幸の配下につく。
室賀正武(むろが まさたけ) ---西村雅彦
 …信濃の豪族。真田昌幸をライバル視する。
  
▼上杉家
上杉景勝(うえすぎ かげかつ) ---遠藤憲一
 …越後の戦国大名。若き日の信繁が人質となる。
直江兼続(なおえ かねつぐ) ---村上新悟
 …上杉家の重臣。知勇兼ね備えた名将。「愛」の字の兜で知られる。
春日信達(かすが のぶたつ) ---前川泰之(回想)
 …上杉家家臣。かつては武田家家臣。真田の調略・謀略にて死亡。

▼北条家
北条氏政(ほうじょう うじまさ) ---高嶋政伸
 …相模の戦国大名。関東の覇権をかけて真田家と激戦を繰り広げる。
北条氏直(ほうじょう うじなお) ---細田善彦
 …氏政の息子。北条家五代当主。
板部岡江雪斎(いたべおか こうせつさい) ---山西惇
 …北条家の重臣。内政・外交にたけ、交渉役として奔走。

▼徳川家
徳川家康(とくがわ いえやす) ---内野聖陽
 …三河の戦国大名。信繁の最大最強の宿敵となる。
本多正信(ほんだ まさのぶ) ---近藤正臣
 …家康の参謀。
本多忠勝(ほんだ ただかつ) ---藤岡弘、
 …家康に仕えた武将。小松姫の父。
 

【スタッフ】
作:三谷幸喜
音楽:服部隆之
語り:有働由美子
制作統括:屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー:清水拓哉、吉岡和彦
演出:小林大児(9話)、木村隆文(1,2,3,5,6話)、吉川邦夫(4話)、田中正(7,8話)、
==================================

公式サイト:http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/


[真田丸 第8話] へ |



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テーマ:大河ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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