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ドラマ わたしを離さないで 第1話

2016,1,15 放映  TBS系列 

金曜ドラマ『わたしを離さないで』第1話 感想

今日(16日)、チャリンコで移動中に妙な人だかりが。覗いてみると、なんと
映画のロケしてました。
私はお目にかかれなかったのですが、野次馬情報によると、ライダー福士、
渇き。の小松菜奈、もうすぐパパ東出などがいてたそうで。この面子で検索
すると、どうやら『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の撮影の模様。
作品の舞台は京都ですが、ロケ地は「トヨクニハウス」という知る人ぞ知る
大阪最古の鉄筋コンクリート製集合住宅。そのレトロな佇まいから選ばれた
んでしょうね。
土曜の昼間、住宅街の真ん中ですから、ミーハーな大阪人が多数集まり(笑)、
けっこうな騒ぎになってました。大阪では珍しいもんね。
あの風景が映画ではどのように切り取られ、映し出されているのか。
ちょっと観てみたくなりました。映画は今年12月公開予定だそうです。




いきなり表題とは全く関係ない話で申し訳有りません。軌道修正。

原作は日系イギリス人カズオ・イシグロが2005年に発表したベストセラー
小説。2010年にはイギリスで映画化。原作小説も映画も、共に高い評価を
受けています。

「純文学かと思ったら実はSFでした」な原作は、前々から興味はあったんで
すが未読。『アルジャーノン〜』に続いてTBSさん、無茶するなあ。もとい、
攻めてるなあ。

不安要素はあるものの、主演・綾瀬はるか、脚本・森下佳子といえば、あの
『JIN-仁-』のコンビ。期待せざるを得ません。
と、いうことで第1話視聴。


率直な感想として、面白い、と言うよりもまずは物語世界に惹き込まれた。
そんな第1話でした。

画面の絵作りが印象的。現代は青味が強く、血の通わない冷酷な世界を強く
感じさせます。20年前の幼少期時代も基本押さえられた色調。子供たちの服
は薄汚れたグレーで、教師たちも多くは黒中心のモノトーン。そこに紛れ込
んだ新入り教師のセーターやスポーツウェアのカラーが、一人異分子の混入
を醸し出しています。
そんな薄い色彩の中、目を引く手術時の臓器、採血された血液。
現代も過去も、その血の色の強烈さ。

何となく『白夜行』を連想させます。この金10枠は暗くヘビィな要素が高い
ドラマが多いですね。本作も、ノホホンと気軽に見れるドラマではなさそう。
しかし、見応えのある作品になりそうです。

一人だけ浮いた存在である新入り教師。彼女が狂言廻しの存在になっていま
すね。あんな特殊な学園に勤務するなら、事前にその特別な事情をも知らさ
れてて当然。なのに知らずに注意され、抗議するあの展開は若干の違和感が
あります。ですがあえて、彼女を配置したスタッフの判断もまた理解出来ま
す。視聴者の視点を兼ねた彼女の存在が必要だということなのでしょう。



ところで、劇中にて友彦と恭子が二人で聴いていた歌ですが、調べてみると

アルバム「songs after dark」
アーティスト「judy bridgewater(ジュディ・ブリッジウォーター)」
曲名「Never Let Me Go」

これは原作にも登場するそうですが、全て架空の曲、人物だそうです。
YouTubeに「Judy Bridgewater - Never Let Me Go」でヒットする曲がUP
されていますが、これも実在するアーティストの曲ではなく、映画版のため
に作られた、覆面歌手による曲みたい。

ですからこのドラマ版にて写ったCDも、実際は存在しない架空のもの。
誰が歌ったのか、オリジナルなのか以前からある歌なのか、そこは不明です
が恐らくはドラマ用に作られたオリジナルでしょう。
ちなみに曲名の「Never Let Me Go」は『わたしを離さないで』の原題です。

現代パートにて、そのCDケースを取り替える恭子。
この行為が彼らの比喩になっているんですね。
ちなみにCD本体に、過去では「きょうこ(ハート)」の文字が書き込まれて
いましたが、現在ではありませんでした。これは?


本作のけっこうなネタバレ要素であるポイントが、第1話ラストにて早々に
明かされたのは意外でした(原作未読ですがそこは知ってた)。
まあSFではお馴染みの設定ではありますし、そこが物語の本質ではないので
しょう。そこを引っ張らずとも、他にもミステリー要素はありますし、登場
人物たちの心模様をしっかりと描写することがより重要です。


子役を始めとして、キャストも熱演。皆、物語世界にうまくハマってます。
次郎先生に扮する甲本雅裕がいい人すぎて不気味(笑)。恐らく、いつかこの
センセーの化けの皮が剥がれるんだろーなー。怖そー。

ちょっと気になったのは、CMの入り方。スムーズとは言えない強引なもの
でした。おまけに流れたCMも綾瀬チャン出演のものが連発。あれは止めた
方がいいと思うんだけど……。


なんでも原作者には脚本を事前に読んでもらったそうで、と言うことは原作
を無闇に改変してたり、原作者を納得させられない展開にはしていないはず。
原作ファンも、未読の人も、どちらも楽しめるドラマになりそうです。
私も今後が楽しみ。継続視聴したいと思います。




【 『わたしを離さないで』第1話 キャスト 】

保科恭子 ---綾瀬はるか(幼少期:鈴木梨央)
 …繊細で心優しい優等生タイプ。それゆえに損することも多く、美和にいろいろ
  と奪われていく。友彦とはいじめられていた彼を恭子だけが気にかけて以来、
  互いにかけがえのない存在となっている。
土井友彦 ---三浦春馬(幼少期:中川翼)
 …明るくマイペースな性格。いじめの対象となった彼を唯一気にかけてくれたの
  が恭子であり、彼女は頼りに出来る親密な存在。絵は下手だがサッカーは得意。
酒井美和 ---水川あさみ(幼少期:瑞城さくら)
 …何かと派手で勝ち気。女子のリーダー的存在。

▼陽光学苑の子供たち
真実(幼少期) ---エマ・バーンズ
 …群れない一匹狼タイプ。しかし恭子にだけは心を許しているそぶり。
珠世(幼少期) ---本間日陽和
 …モノマネが好きなお調子者だが、失敗するとすぐ落ち込む真面目なところも。
花(幼少期) ---濱田ここね
 …いつもニコニコのんびり屋さん。
広樹 ---小林喜日
 …ガキ大将的な存在。
聖人 ---石川樹
 …いつも広樹とつるんでいる。くせ毛。

▼陽光学苑の関係者
堀江龍子 ---伊藤歩
 新たに赴任して来た教師。保健体育担当でサッカーが得意。
克枝 ---山野海
 …寮母、兼食堂のおばさん。子供たちの身の回りの世話をしている。
マダム ---真飛聖
 …学園に時々現れる、謎めいた女性。
山崎次郎 ---甲本雅裕
 …明るく優しい人気者の教師。美術部の顧問。
神川恵美子 ---麻生祐未
 …学園の経営者で校長。常に穏やかな表情で、崇高な教育理念を抱く。

【スタッフ】
原作 ---カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(ハヤカワ文庫)
脚本 ---森下佳子
音楽 ---やまだ豊
プロデュース ---渡瀬暁彦、飯田和孝
演出 ---吉田健(1話)、山本剛義、平川雄一朗
製作著作 ---TBS
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公式サイト:http://www.tbs.co.jp/never-let-me-go/




テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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