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ドラマ 下町ロケット 第1話

2015,10,18 放映 TBS系列

ドラマ『下町ロケット』第1話 感想

2013年の『半沢直樹』、翌2014年の『ルーズヴェルト・ゲーム』に続き、
TBS日曜劇場で池井戸潤原作作品をドラマ化。
これだけでドラマ好きは注目しない訳にはいきません。まして、扱う内容は
ロケット。個人的には大好物です。
かなりの期待を抱いて第1話視聴。

うーん。ダメとは言わない思わない。面白かった。でも……。

『半沢〜』も『ルーズヴェルト〜』も、濃いキャラのオーバーリアクション、
という共通点がありました。これはメイン演出担当の福澤Dのカラーが、原作
の池井戸潤カラーと見事なマッチングを果たした結果なわけですが、今回の
『下町ロケット』でもこのカラーは当然引き継がれております。

濃い。濃いィ〜よ。で。
『半沢〜』では効果的に作用していた過剰演出が、今回はちょっとクドかった。
しんどかった。

濃い=特徴あるキャラクターを演じるためのオーバーリアクション、という
よりも、濃い演じ手が演じた結果のオーバーリアクション、に見えてしまい
ます。

本作のキャスティング、俳優以外の人が多すぎるのではないでしょうか。
もちろん、本業がお笑いやタレント、アーティストでも演じさせたら上手い
人は大勢います。でも、それはアクセント的に用いるべきでは。

向かい合って演じてる両方ともが落語家って。

昇太に「金貸して」って頼み込む談春。落語ファンにはウケるかも知れませ
んけど、演芸場の楽屋じゃないんだから(笑)。

昇太も東国原も、残念ながら銀行マンには見えません。談春も『ルーズベル
ト〜』ではなかなかの悪役ぶりでしたが、それがどうにも引きずってしまっ
て、途中で裏切りそうに見えて仕方がない(笑)。そして終盤、内気な殿村が
思いを吐露する泣かせるおいしいシーンでは、なぜか駄々ッ子みたいなリア
クション。あれはちょっと……。

吉川晃司も個人的には好きなんですが、ここでは違和感。
重厚長大なメーカーの部長、というイメージに似合わないスタイリッシュで
トンガってるスーツ。その立ち振る舞いは「かぶいている」と言うのが相応
しいような。走り方、振り向き方、なんか大げさで。



なんか批判めいたことばかり書いてしまいました。でも良いところも有。
何といってもラストで佃社長が社員に檄を飛ばすところ。

「だがな、いい年したおっさんが夢見て何が悪い!
 町工場が夢見て何が悪いんだ!」


これぞ池井戸節。胸が熱くなります。
押し寄せる困難に打ちのめされ、無情な現実に絶望しそうになっても。
仲間とともに、夢をあきらめず、未来を捨てず、負けるかと立ち上がる。
こういう希望のちからを与えてくれるドラマを観たいんです。


主役の阿部チャン以下、佃製作所の面々もいいメンツが揃ってます。今後の
彼らの奮闘ぶりに期待出来ます。特に安田顕がいいですね。自分の研究に関
わることには我を忘れて熱弁を振るう。技術屋な感じがとても出せています。
阿部チャンと二人で大福餅を食べるシーン。緩急をつける良いシーンでした。

敵役では、ナカシマ工業の三田GMを演じる橋本さとしに注目したいです。
劇団新感線の出身で、主に舞台で活躍。ドラマや映画でもクセ者役の多い人
で、大河ドラマ『平清盛』では日本の歴史上、星の数ほどいる武将の中でも
史上最強レベルの荒ぶる武士・源為朝を演じました。
この人がどんな悪役ぶりを見せてくれるか、期待しています。


本作にて、今後の展開で一つ危惧するのは訴訟の話しを「やりすぎる」こと。
これは「訴訟もの」ではなく、あくまでも等身大の男たちの夢とプライドを
描く物語な訳ですから。まあ、それは大丈夫でしょう。きっと熱い男たちの
ドラマを見せてくれると信じます。


ちなみに、本作は2011年にWOWOWでドラマ化されています。全5話、主演
は三上博史。帝国重工の財前は渡部篤郎。
TBS版でも、原作分は前半5話で描かれ、後半の5話は今年10月3日から朝日
新聞で連載されている続編『下町ロケット2 ガウディ計画』のストーリーを
映像化するとのこと。
私はWOWOW版を未見ですが、ご覧になった方はいろいろ比較して楽しめそ
うですね。



【 ドラマ日曜劇場『下町ロケット』第1話 キャスト 】

佃 航平 --- 阿部寛
 …町工場ながらロケットエンジンの最先端技術を持つ、佃製作所の二代目社長。
  宇宙科学開発機構の元研究員。打ち上げ失敗事故の責任をとって辞職し、父が
  遺した町工場を継いだ。ロケットへの夢は捨てきれず、ロケットエンジンに必
  要不可欠なバルブシステムの研究開発を行っている。

▼佃製作所
殿村 直弘 --- 立川談春
 …経理部長。メインバンクの白水銀行から出向中の銀行員。いたって真面目で、
  佃製作所のために尽力するが、社員からは銀行の回し者と思われている。
山崎 光彦 --- 安田顕
 …技術開発部長。航平の大学の後輩。三度の飯より実験好きな根っからの研究者。
津野 薫 --- 中本賢
 …営業第一部部長。高卒からの生え抜き。航平を信頼し、その方針を支持する。
唐木田 篤 --- 谷田歩
 …営業第二部部長。徹底した合理的思考の持ち主。津野とはライバル関係。
江原 春樹 --- 和田聰宏
 …営業第二部の係長。若手社員のリーダー的存在。エンジン開発には不満を持つ。
迫田 滋 --- 今野浩喜
 …経理部の係長。江原と並び若手社員のリーダー的存在。
真野 賢作 --- 山崎育三郎
 …技術開発部の若手技術者。ロケットエンジン重視の社長方針に不満を持つ。
埜村 耕助 --- 阿部進之介
 …技術開発部の若手技術者。ロケットエンジンのバルブシステムの開発に従事。
立花 洋介 --- 竹内涼真
 …技術開発部の若手技術者。真正直すぎるところがあるが信頼の出来る男。
川本 浩司 --- 佐野岳
 …技術開発部の若手技術者。真野の下で小型エンジンの開発に関わる。
美咲 --- ぼくもとさきこ
 …事務担当の女性社員。
田辺弁護士 --- 阿藤快
 …佃製作所の顧問弁護士。知的財産関連には明るくなく、訴訟に及び腰。
神谷 修一 --- 恵俊彰
 …知財関係の訴訟のエキスパートである凄腕弁護士。佃製作所の弁護に入る。

▼佃家
佃 利菜 --- 土屋太鳳
 …佃航平の一人娘。高校2年生。
佃 和枝 --- 倍賞美津子
 …航平の母。元専務だが航平が社長就任からは退き、利菜の母代わりとなる。
和泉 沙耶 --- 真矢ミキ
 …航平の元妻。夫が町工場の社長となったことで家を出た。自らは宇宙科学開発
  機構にて研究者を続けている。

▼帝国重工
財前 道生 --- 吉川晃司
 …帝国重工宇宙航空部の部長。純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」の
  プロジェクト責任者。佃が持つバルブシステム特許の売買交渉に臨む。
藤間 秀樹 --- 杉良太郎
 …帝国重工の社長。「スターダスト計画」を熱心に推進。
浅木 捷平 --- 中村倫也
 …帝国重工の若手技術者。
富山 敬治 --- 新井浩文
 …宇宙航空部宇宙開発グループ主任。新型水素エンジンの開発責任者。
水原 重治 --- 木下ほうか
 …宇宙航空部の本部長で、財前の直属の上司。冷徹な性格の持ち主。

▼ナカシマ工業
三田 公康 --- 橋本さとし
 …事業企画部法務グループマネージャー。佃製作所に特許侵害で訴訟を仕掛ける。
中川 京一 --- 池畑慎之介
 …ナカシマ工業の顧問弁護士で、国内最大手である田村・大川法律事務所所属。

▼白水銀行
柳井 哲二 --- 春風亭昇太
 …佃製作所のメインバンクである白水銀行鎌田支店の融資担当課長。
根木 節生 --- 東国原英夫
 …佃製作所がメインバンクとして取引している白水銀行の支店長。

▼その他
徳田 --- ルー大柴
 …京浜マシナリー本社の調達部長。航平にエンジン調達の停止を通告する。
大葉 --- 大石吾朗
 …宇宙科学開発機構教授。7年前のロケット打ち上げ事故時の運用責任者。
銀行員 --- 森岡豊 …航平と殿村が面会した東京中央銀行の融資担当者。
裁判官 --- 小松利昌

ナレーション ---松平定知


【スタッフ】
原作:池井戸潤 (小学館文庫):
脚本:八津弘幸
メインテーマ:服部隆之
プロデューサー:伊與田英徳、川嶋龍太郎
演出:福澤克雄(1話)、棚澤孝義、田中健太
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公式サイト:http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/



テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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