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ドラマ 天皇の料理番 第12話

2015,7,12 放映 TBS系列

日曜劇場『天皇の料理番』第12話(最終話) 感想

既に他局では2015年7月期のドラマもスタートしてたりする中、4月期の連
ドラではダントツに高評価だと思われる『天皇の料理番』が、ついに最終回
となりました。本作はスタートも遅かったし、最近は10話完結が多いなか、
これは全12話ありましたからね。

全12話では物足りないと感じるぐらい、濃密で高いレベルを維持したドラマ
でした。主人公を魅力的に描き、周囲の人々の想い、感情、生き様も手を抜
かずに描く。そして、時代の流れを時には冷静に、時には情感を込めて描い
ていく。
某大河より、よっぽど大河ドラマらしいと言えます。


特に不満を感じるところはありませんでしたが、強いて言うなら、最終話が
ちょい物足りなかったかな?(笑)。
前半から見応え充分でしたが特に後半部。
8話…パリ編エンド
9話…兄やんの死
10話…関東大震災
11話…妻・俊子の死
と、どれもがとてもハイレベルな出来で楽しませてくれました。それに比べ
ると最終話のエピはちょっと弱かった。
『天皇の料理番』とのタイトルが付けられたドラマですから、もうちょっと
大膳寮の司厨長となってからの篤蔵も観たかったよーな。
でも、決してバランスが悪いとは感じませんでした。


脚本・森下佳子、石丸彰彦P、平川雄一朗Dのチームといえば『セカチュー』
『JIN-仁-』『とんび』などの人気作を生み出して来た、もう安心・安定の
ブランドといえます。今回もそのブランドパワーが発揮されました。
実は私、事前の期待度はほとんど無かったんですね、このドラマ(笑)。視聴
リストから外していたかも。でも、このスタッフ陣を見ると、面白くないは
ずが無いのでは、と思って観始めたという……。その選択、正解でした。


演出、脚本が良くても、キャストがダメなら良作とはなり得ません。本作で
は、俳優陣も見事な演技を見せてくれました。

主演の佐藤健。けっこう難しい役だったと思いますが大健闘でした。料理の
シーンで手元のアップも吹替え無し。服部栄養専門学校の西洋料理主席教授
が指導にあたったそうで、学校では1年をかけて習得していく技術を4カ月で
マスターしたそうです。コックとして演じるに必要な技術をしっかりと身に
付け、説得力のある画面を生み出していました。
坊主頭にしたことも、話題になりましたね。戦争当時のドラマ・映画でも髪
を切らない俳優が多かったりするなか、ちゃんと役柄の為に丸刈りにするの
は立派です。

「天皇の料理番」代役なしの佐藤健 指導の西洋料理主席教授「間違いなく100点」


説得力のある画面を生み出すための努力、といえば、佐藤健に勝るとも劣ら
ないのが主役の兄・周太郎を演じた鈴木亮平。病に倒れる不遇の人を演じる
為に体重を20kgも落としたことが大きな話題となりました。クランクイン
の2か月前から8kg落とし、更に撮影に合わせて痩せていった感じに-12kg。
並の決心じゃ出来ませんよ。こんなこと。

凄いのはこれだけじゃありません。4/9に出演シーン全て撮影終了。その時
の映像がコチラ。

ryouriban01a.jpg


で、5/20には次の作品、映画『俺物語!!』がクランクイン。主役を演じる彼
の姿がコチラ。

ryouriban02a.jpg



おかしい。この人おかしいわぁ!(笑)。
なんでも『俺物語!!』の為に30kg増やしたとのこと。約40日ほどで30kg増。
しかも、4/20に出席したトークイベントで既に体重は元に戻った、と話して
いたそうです。
やっぱ、おかしいわ(笑)。凄過ぎ。
日本のクリスチャン・ベールですな。

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その他、黒木華、美保純、小林薫などが素晴らしい演技で脇を固めてくれま
した。特に小林薫はやっぱり良かった。主人公の師匠となる存在を実に魅力
的に演じていました。

脚本・演出・キャスト。良いカードが揃ったのですから、当然視聴者にとっ
ては見応えのあるドラマとなりました。
人物を、時代を、ちゃんと描いて楽しませて。当たり前なのかも知れません
が、それが出来てないドラマが多いなか、しっかりとそれを描き切った本作
に拍手を送りたいです。
スタッフ・キャストの皆様、お疲れさまでした&ありがとうございました。




【 TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場『天皇の料理番』主なキャスト 】

秋山 篤蔵 --- 佐藤健
 …主人公。福井県武生村の秋山家次男。幼い頃からやんちゃでかんしゃく持ち。
 何をやっても長続きしないが気持ちが入ると驚くべき集中力を発揮する。両親は
 海産物問屋の松前屋に婿養子として結婚させるが、ある日「コックになる!」と
 嫁を置いて単身東京へ。兄の協力を得て華族会館で小僧として働き始め、料理人
 の第一歩を踏み出す。後にはパリへ洋行、修行を重ね、遂に天皇陛下の料理番で
 ある「大膳寮の司厨長」にまで登り詰める。モデルは秋山徳蔵。

▼秋山家
秋山 周太郎 --- 鈴木亮平
 …秋山家長男。幼い頃から優秀で東京の大学へ進学。弁護士を目指すが志半ばで
  肺病に倒れ、故郷で療養することに。その無念は篤蔵を動かす大きな力となる。
秋山 周蔵 --- 杉本哲太
 …篤蔵の父。地主の息子として生まれた。篤蔵と同様かんしゃく持ち。
秋山 ふき --- 美保純
 …篤蔵の母。呑気で朗らかだが、どこか大胆。
秋山 蔵三郎 --- 森岡龍
 …秋山家三男。
秋山 耕四郎 --- 佐藤和太(成人:瀬戸利樹)
 …秋山家四男。

秋山 一太郎 --- 藤本飛龍→大八木凱斗
 …篤蔵と俊子夫婦の長男。
秋山 初江 - 須田理央→大塚れな
 …篤蔵と俊子夫婦の長女。
秋山 周二郎 - 庵原匠悟
 …篤蔵と俊子夫婦の次男。

▼高浜家
高浜 俊子 --- 黒木華
 …海産物問屋・松前屋長女。女ばかりの姉妹ゆえ婿養子を取らねばならず、篤蔵
  と16歳で結婚。無口な働き者で篤蔵も心から愛するが、コックへの道を選んだ
  ことで二人は離婚、俊子は再婚する。
高浜 金之介 --- 日野陽仁
 …俊子の父、松前屋の当主。金にうるさく、何事にも細かい性格。
高浜 ハル江 --- 大島さと子
 …俊子の母。控え目ではあるが一家を支える良妻。
高浜 光子 --- 石橋杏奈
 …次女。篤蔵は当初、光子を結婚相手と勘違いしていた。美人。
高浜 鈴子 --- 田中芽衣 …三女。
高浜 静子 --- 山田紗椰 …四女。

▼華族会館
宇佐美 鎌市 --- 小林薫
 …華族会館の料理長。「料理は真心」が信条で、どんな料理も一切手を抜かない。
  篤蔵の料理人としての父であり、師となる人物。
松井 新太郎 --- 桐谷健太
 …華族会館の下っ端見習いコック。篤蔵の先輩であり見習仲間。いい加減で要領
  だけで生きている。実は画家になるのが夢で、パリの篤蔵の元に押し掛ける。
山上 辰吉 --- 柄本佑
 …華族会館厨房の下っ端見習い。篤蔵の先輩で見習仲間。野菜係助手。生真面目。
  新入りの篤蔵に優しく接するが、頭角を現す篤蔵にやがて嫉妬する様になる。
奥村 --- 坪倉由幸
 …華族会館厨房のチーフ。
荒木 --- 黒田大輔
 …華族会館厨房の野菜係。篤蔵に対し敵意をむき出しにする。
佐々木 正志 --- 西沢仁太 …華族会館厨房の事務方。
関口 --- 大西武志 …華族会館厨房の肉係。
杉山 --- 渡邊衛 …華族会館厨房の魚係。
藤田 --- 大熊ひろたか …華族会館厨房のスープ係。
鈴木 --- 城戸裕次 …華族会館厨房のデザート係。

▼バンザイ軒
森田 梅 --- 高岡早紀
 …バンザイ軒の主人・仙之介の妻。色気あふれる美人で篤蔵をも誘惑する。
森田 仙之介 --- 佐藤蛾次郎
 …洋食屋バンザイ軒の主人。華族会館を追い出された篤蔵を雇い入れる。

▼宮内省大膳寮(だいぜんりょう)
福羽 逸人 --- 浅野和之
 …大膳を仕切っている大膳頭(大正天皇時代)。宮中での篤蔵の直属の上司。
黒田長治 --- 篠田三郎
 …昭和天皇時の大膳頭。
宮前 達之助 --- 木場勝己
 …大膳洋食部の主厨。大膳課の最古参。篤蔵の料理長就任を快く思っていない。
黒川 --- 林泰文
 …洋食部の厨司。息子が戦死し、GHQに強く反発する。
城田 --- 森田哲矢 …洋食部の厨丁。
町山 --- 東口宜隆 …洋食部の厨丁。
入沼 --- 天野義之 …宮内省の役人。
杉村参事官 --- 大鷹明良

▼皇室関連
昭和天皇 --- 梶原善
貞明皇后 --- 和久井映見 …大正天皇の皇后。
滝川女官 --- 伊藤かずえ …貞明皇后に仕える女官。

▼その他
桐塚 尚吾 --- 武田鉄矢
 …弁護士。周太郎の指導教授。篤蔵に働き口として華族会館の厨房を紹介する。
田辺 祐吉 --- 伊藤英明
 …鯖江の連隊の厨房を任されている元コックの軍人。偶然出会った篤蔵にカツレ
  ツを食わせ、西洋料理を教えたことが篤蔵のコックへの道を開いた。
五百木 竹四郎 --- 加藤雅也
 …東京・英国大使館のシェフ。篤蔵に課外授業的に料理を教えることになる。
お吉 --- 麻生祐未
 …周太郎の東京での下宿先 「竜雲館」 の女将。
茅野 --- 芦名星
 …吉原の女郎。新太郎の幼馴染で新太郎が描くデッサンのモデルになっている。
粟野 慎一郎 --- 郷ひろみ(特別出演)
 …フランス駐在の日本大使館大使。
フランソワーズ --- サフィラ・ヴァン・ドーン
 …篤蔵がパリで出会った娘。歌手になる夢を持つ。
オーギュスト・エスコフィエ --- レベル・アントン
 …ホテル・リッツのグラン・シェフ(料理長)。
ジャン・パトゥル --- グレッグ・デール
 …ホテル・マジェスティックの料理長。篤蔵を実力主義で取り立てる。
アレベール --- ロイック・ガレニエ
 …ホテル・マジェスティックのシェフ。日本人・篤蔵に対し差別的言動をとる。


【スタッフ】
原作 : 杉森久英 「天皇の料理番」(読売新聞社、集英社文庫)
脚本 : 森下佳子
プロデュース : 石丸彰彦
演出 : 平川雄一朗(1,2,4,5,6,9,11,12)、岡本伸吾(3)、
    中前勇児(7,8)、山室大輔(10)
音楽 : 羽毛田丈史、やまだ豊
音楽プロデュース : 志田博英
料理監修 : 脇 雅世 (トワ・スール)
料理指導 : 佐藤月彦 (服部栄養専門学校)
宮内省 大膳監修 : 高橋恒雄 (第四代主厨長)
オープニング曲 : エルガー 「威風堂々第1番」
主題歌 : さだまさし 「夢見る人」 (ユーキャン)
製作著作 : TBS
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公式サイト:http://www.tbs.co.jp/tenno_no_ryoriban/



テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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