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ドラマ あすなろ三三七拍子 第9話

14,9,9 放映 フジテレビ系列

ドラマ『あすなろ三三七拍子』第9話(最終回)感想

当初からそんなに期待していた訳では無く、取りあえず1話はチェックして
おこうか、と観始めた本作。ベタ褒めするほどではありませんが、なかなか
面白く、最後まで観させて頂きました。視聴率はかなりヒドく、惨敗となり
ましたが決してその数字が内容を表しているとは思えません。


今期の連続ドラマで、『若者たち』『おやじの背中』そしてこの『あすなろ
三三七拍子』の三本は、企画に共通性があるように思えます。
「60年代の人気ドラマのリメイク」「おやじ」「応援団」。いずれもこれま
でのテレビドラマでは、「古臭い」と敬遠されそうな題材です。

ですが、若者のテレビ離れが進み、連ドラは軒並み視聴率が思わしくない。
若者を取り込むことも重要でしょうが、もう一つの方策は中高年層をもっと
取り込むこと。そこで従来は「古臭い」と思われた題材、昭和的な題材にも
改めて目を向ける。
そんな「温故知新」な発想が、この3本にはあるように思えます。

それが正解なのかどうか、それはまた別の要素も加わっていますので簡単に
は答えられませんが、視聴率的にはどれも伸び悩んでますね。『あすなろ〜』
でいうと、宣伝広告が事前も放映中も今イチだったようにも感じます。

「応援団」という特殊性、古臭さ、いかつさ……その辺りのマイナスイメー
ジが結局最後まで払拭出来なかった、というところでしょうか。
登場する応援団OBが皆、チンピラファッションなのも失敗だったと思います。
応援団OB=いかついオッサン=ヤクザ風
というのはあまりに単純。画的にも見苦しい。

ただただ、ひたすらなアツさ。故に生まれる感動。そこがもっと広まれば、
違った結果になったように思いました。


思えば、あのメガヒットとなった「半沢直樹」も恋愛要素なし、主要キャラ
に上戸彩以外の女性陣なし、ジャニーズなどの若手イケメン出ず、オッサン
ばかり……とマーケティング的には売れる要素無し、なドラマでした。
それでも大ヒット、とんでもない高視聴率を取った。マーケティング先行で
は無い、創り手が面白いと思えるものをひたすら真摯に創る。だからこそ、
ヒットした。皆が目を向けた。

マーケティングを無用とは思いません。正しく用いれば効果は計り知れない。
先日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にて取り上げられた、USJ
のマーケター森岡毅が良い例です。USJをV字回復させた氏は数字を"診て"、
際立った分析力を用いることによって来場者数を倍増させました。

どんなものでも論理と使用法が間違っていたら結果を出せはしない。
そういうことだと思います。


『半沢直樹』には「アツさ」と「カタルシス」があった。
対して本作『あすなろ〜』には「アツさ」と「人情」があった。

「カタルシス」には数字を上げる即効性があるけど。「人情」はジワジワで
即効性が無かった、ということかなあ……?

とにかく、本作の評価は視聴率なる数字では表せない。それは確かです。


まあ、視聴率が本当に視聴者を表しているのか、それは前から言われている
ことですし。私もそうですが、観たいドラマは録画して後で観る、そんな人
は結構多いと思います。
録画者数を調べるのは可能、と聞いた覚えがありますが、録画はしたけれど
観ない人もいるし、ツールとしてはまだ使い難いんでしょう。

質の高いドラマが視聴率では結果を出せなかったことは、過去に何度もあり
ました。スタッフ・キャストの方々はそれほど気にする必要ないと思います。

原作が良いからでしょうが、ストーリー展開は面白い(若干物足りない回が
あるにはありましたが)。
配役も特に不満無し、主演のギバちゃんは当初の冴えないサラリーマンから
徐々に応援団団長として立派に成長していくオジさんを熱演しました。ゴリ
押しとアンチも多いゴーリキちゃんですが、これは適役文句無し。脇もクセ
あるキャラを皆、好演しています。


ネット上では、打ち切りになったとも言われています。フジの火9は全11話
が多いようなので、詳細は不明ですが全9話は短縮となった可能性大。
それでもやはり、満足、高評価の声が多いように見受けられました。
再放送、ビデオレンタルなど、観る機会があればお勧め出来る作品です。

では。
押〜〜〜忍ッ!!!



【 ドラマ『あすなろ三三七拍子』主なキャスト 】

▼翌檜大学応援団
(旧世田谷商科大学 合併により翌檜(あすなろ)大学となる)

藤巻 大介--- 柳葉敏郎
 …応援団指導部・第58代団長。元エール物産総務部課長。応援団OBである荒川
  社長からリストラを逃れる条件として、翌檜大学へ社会人入学し廃部の危機に
  ある応援団の建て直しを命じられる。
松下 沙耶--- 剛力彩芽
 …団員。3年。フェミニズム論のゼミ生。男性中心の社会体質に不満を持つ。
  ゼミのフィールドワークとして、応援団に入部することになる。
保阪 翔--- 風間俊介
 …団員。2年。美紀の彼氏。金髪にピアス。大介から娘の美紀との交際を許す
  条件として応援団員となった。学費捻出のためバイトを掛け持ちしている。
野口 健太--- 大内田悠平
 …団員。文理学部1年生。自ら応援団に入部。
葉月 玲奈--- 高畑充希
 …応援団チアリーダー部部長兼副団長。明るく人懐っこい。
小泉 紫乃--- 長谷川ニイナ
 …チアリーダー部サブリーダー。
園田 善彦--- 山本涼介
 …応援団吹奏楽部部長兼副団長。吹奏楽部が応援に駆り出されるのを嫌っている。
原 智子--- 森口瑤子
 …顧問。フェミニズム論研究室准教授。古い体質の応援団には否定的。
齊藤 裕一--- 反町隆史
 …応援団OBで大介の指導係。第38代団長。出版社営業。
山下 正人--- ほんこん
 …応援団OBで大介の指導係。第38代副団長。損保会社営業所所長。
荒川 剛--- 西田敏行(特別出演)
 …応援団OB。OB会幹事長。エール物産社長。大介を翌檜大学へ送り込む。
 
▼その他
藤巻 美紀--- 飯豊まりえ
 …大介の娘。翔の彼女。翌檜大学付属高校の生徒。
藤巻 広子 --- 菊池桃子
 …大介の妻。パン屋でパートをしている。ちょっと天然。
真由美--- 内藤理沙
 …広子のパート仲間。
パン屋の主人--- 藏内秀樹
江本 慎也--- 塩野瑛久
 …京浜学院大学応援団副団長。
渡辺 啓治--- 一ノ瀬ワタル
 …京浜学院大学応援団団長。実は沙耶とは幼馴染み。

▼主なゲスト
権田 勝利--- ミッキー・カーチス(第1・6話)
 …世田谷商科大学応援団OBをまとめる重鎮。
野口 景子--- 高橋かおり(第4〜6話)
 …健太の母。
野口 康夫--- 三浦誠己(第4,5話)
 …健太の父。世田谷商大野球部OBで元エース。団OBの山下・斉藤とは同期。
村田 守--- 布施紀行(第4,6,9話)
 …翌檜大学野球部主将。
森田 幸作--- 長谷川初範(第7,8話)
 …京浜学院大学応援団名誉顧問。作家。原とは男女論でライバル。


【スタッフ】
原作:重松清『あすなろ三三七拍子』(講談社文庫刊)
脚本:吉田紀子(1,2,6,8,9話)、ふじきみつ彦(3,4,5,7,8話)(8話は連名)
音楽:大友良英
主題歌:スピッツ「愛のことば-2014mix-」
プロデュース:小林宙
演出:土方政人(1,2,5,7,9話)、植田泰史(3,4,8話)、山内大典(6話)
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ


テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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