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ドラマ 半沢直樹 第10話

2013,9,22 放映(25分拡大スペシャル) TBS系列

日曜劇場『半沢直樹』
第10話(最終話)「100倍返しなるか 最後に土下座するのは誰だ!
             〜衝撃の結末!! 友情か?裏切りか?」感想

あー、やってくれたなTBS(笑)。
あのラスト、皆さんはどう思われたでしょうか。

続編作る気マンマンの、クリフハンガーなラストでした。
半沢の顔ドアップから提供に変わっても、まだ終わったとは信じられなかっ
たです(笑)。CDプレゼントの告知で、やっと本当に終わったんだと思い知ら
された(笑)。

日本にやってくる米国製ドラマは、皆あんな感じですもんね。それはそれで
いいんですけど、本作はスカッと痛快爽快にさせてくれるドラマでしたから、
もう少しラストもスッキリさせてくれた方がよかったかな、と個人的には思
います。


取締役会での応酬はかなりの迫力でした。香川の顔芸が全開(笑)。25分延長
でしたが、あっという間の最終回でした。9話でダークサイドに負けた近藤
でしたが、半沢の心優しいフォローに助けられました。今後も半沢に負い目
を感じずにはいられないでしょうが、きっといつか、近藤がこの借りを返す
日が来ることでしょう。


さて、ラストですが。
証券会社への出向。これはどう判断すべきなんでしょうね。頭取がラスボス
として牙を向いたのか? それとも、千尋の谷に我が子を突き落とす獅子の
心境で、あえて半沢に試練を与えたのか?

大和田を銀行マンとして尊敬している、と言っているし、取締役会での半沢
の言動は、頭取から危険人物と判断されたのかも知れません。そして、ラス
トの半沢の表情。その辺りからは、頭取ラスボス説となりそうですが…。

あえて試練を与えたのだ、という方がドラマ的には、らしい気がしています。
いかにもラスボスみたいですが、それはミスリードだった。そんな続編での
展開を予想。

まあ、続編は未だ確定していないのですけどね。
製作陣は意欲満々みたいです。福澤克雄チーフディレクターがインタビュー
で、原作の続編『ロスジェネの逆襲』について発言しています。

 「…これはね、連ドラで、つまり10話かけてやったら上手くいかないと
  思うんです。それよりも2時間半くらいで短くバチーンと見せたほうが
  面白いとは思うんですが…。そもそも僕は、映画監督になりたくてTBS
  に入ったわけですよ。だから、お願いですから映画にしてください、と
  言われるようなテレビドラマを絶対に作ってやろうと思っていた。『ロ
  スジェネの逆襲』がそうなればいいなあとは思っているんですけどね
  (笑)。まあ、テレビと映画のいずれにしても、続編を皆様のもとにお
  届けできたらいいなとは思っています。…(略)」


「半沢」物語はまだ10分の1  続編は…~インタビュー(3)|週刊朝日
http://dot.asahi.com/ent/showbiz/2013092000030.html


続きは映画で…というパターンは好きじゃないのですが、この発言を読むと
内容的に映画の方が向いているのかも知れません。視聴率的には大成功を収
めたドラマですから、続編はキャスト陣のスケジュールさえ合えば、まず間
違いなく製作されることでしょう。



本作は企業もので出演者の殆どが中年男性、恋愛要素が皆無です。マーケテ
ィングからみたら、女性の視聴者を獲得するとは思えないのに、老若男女、
幅広い層にウケて高視聴率を獲得しました。間に2回、選挙と世界陸上にて
休みがあったにもかかわらず。凄いことです。

これはやはり、ホンがよく出来ていて、シンプルに活劇として面白かったか
らでしょう。登場人物はかなりオーバーアクトでしたが、悪を倒し粉砕する
時代劇的なノリにはこれぐらいの方が合っていると思います。

既にあちこちで指摘されていますが、『半沢直樹』の基本フォーマットは確
実に時代劇だと言えるでしょう。昔の痛快娯楽もの、としての時代劇。
そういうのって最近無いですからねー。水戸黄門も2011年で終わりました。
大阪編のラストでは宇梶剛士とチャンバラやってたし、9話ではおネエ黒崎
に伊勢島ホテル社長からのメールを半沢が見せつけるシーンがありましたが、
あれは完全に水戸黄門の印籠でしょう。

舞台は銀行ですが、エンタメ度とリアリティの配分が上手く成されていて、
企業ものだという意識を感じること無く気軽に楽しめました。

半沢の発するアツすぎるメッセージも、リアルな作劇では浮いてしまう可能
性大でしょうが、本作のノリだからこそ痛快に感じ、「よく言った!」と膝
を打つことが出来る。銀行員だけでなく、現代社会に生きる多くの人が思い
当たる理不尽に立ち向かう登場人物に共感し、応援したくなる。
全10話、堪能しました。


キャストについては、皆、濃い口なキャラでしたが好演でした。主役の半沢
直樹は文句無し。堺雅人が熱演でした。半沢は今後、あの島耕作に勝るとも
劣らぬ最強サラリーマン・キャラクターになるかも。

半沢の妻役、上戸彩も当初は少々違和感がありましたが、ストーリーが進む
につれて気にならなくなり、むしろ似合っている様に思えたのが意外でした。
夫への励まし方、フォローの仕方が上手いんですよ。ちょっと乱暴な物言い
ではあるけれど、男にプレッシャーを与えない言い方なんですね。

敵役の一人、黒崎もおネエ言葉で強烈な印象を与えたキャラでした。7,8話
あたりでは、ちょっとヤリ過ぎな感はありましたが…。
最終回での結婚にビックリ。ああ見えて、ホ○ではなかった(笑)。

撮影面でも、それなりに凝った撮り方をしているショットがあったり、ただ
撮ってるだけと思えるようなドラマが多いなか、クオリティを高める意欲を
感じられたのが好感を持てました。

スタッフ・キャストの皆さん、お疲れさまでした&有り難うございました。
続編、出来たらドラマで、ね(笑)。



【 『半沢直樹』第10話(最終回) 主なキャスト 】

半沢 直樹(はんざわ なおき):堺雅人(少年期:中島凱斗)
 …東京中央銀行大阪西支店融資課課長。'92年、合併前の産業中央銀行に入行。
  慶応大学卒。「やられたらやりかえす、倍返しだ!」が信条。
  
▼半沢家
半沢 花(はんざわ はな):上戸彩
 …半沢の妻。社宅に住む専業主婦。根アカだが夫には少々口うるさい。
半沢 慎之助(はんざわ しんのすけ):笑福亭鶴瓶
 …半沢の父親。金沢でネジ工場を経営していたが、直樹の少年時代に産業中央
  銀行から融資を打ち切られ、資金繰りに苦しみ首吊り自殺した。
半沢 美千子(はんざわ みちこ):りりィ
 …半沢の母親。内海信用金庫から融資を受け、夫が残した会社を持ち直した。

▼半沢の同期・親友
渡真利 忍(とまり しのぶ):及川光博
 …東京中央銀行東京本店融資課。慶応大学経済学部卒。社内人事の情報通。
近藤 直弼(こんどう なおすけ):滝藤賢一
 …大阪本店システム課→関連企業に出向。慶応義塾大学商学部卒。かつて上司
  の小木曽からノルマ獲得の圧力によりストレス性統合失調症を発症した。
近藤 由紀子(こんどう ゆきこ):山崎直子
 …近藤の妻。
 
▼東京中央銀行・上層部
大和田 暁(おおわだ あきら):香川照之
 …東京中央銀行常務取締役。旧産業中央銀行出身。
中野渡 謙(なかのわたり けん):北大路欣也(特別出演)
 …東京中央銀行頭取。旧東京第一銀行出身。
岸川 慎吾(きしかわ しんご):森田順平 
 …取締役業務統括部長。大和田派。
高木専務(たかぎせんむ):三浦浩一
 …専務取締役。旧東京第一銀行出身。中野渡派。

▼東京中央銀行本店
内藤 寛(ないとう ひろし):吉田鋼太郎
 …東京本部第二営業部部長。半沢の上司。
小野寺 順治(おのでら じゅんじ):牧田哲也
 …半沢の部下。
坂本 新之助(さかもと しんのすけ):岡山天音
 …半沢の部下。
福山 啓次郎(ふくやま けいじろう):山田純大
 …東京本部融資部次長。いつもタブレットPCを持ち歩く。大和田派。

▼金融庁
黒崎 駿一(くろさき しゅんいち):片岡愛之助
 …金融庁検査局主任検査官。おネエ言葉。

▼奥様会(東京本部)
岸川夫人(きしかわふじん):松居直美
 …岸川の妻。東京中央銀行本部の奥様会を仕切っている。

▼その他
棚橋 貴子(たなはし たかこ):相築あきこ
 …アパレル関連会社「ラフィット」社長。大和田常務の妻。
田宮 基紀(たみや もとき):前川泰之
 …近藤の出向先であるタミヤ電機の社長。
野田 英幸(のだ ひでゆき):利重剛
 …タミヤ電機の経理課課長。
来生 卓治(きすぎ たくじ):ダンカン
 …フリーライター。西大阪スチールの5億円融資事故の取材で半沢と知り合う。
羽根 夏子(はね なつこ):倍賞美津子
 …伊勢島ホテルの専務。
夏目三久:本人
 …東京中央銀行のイメージキャラクター。


【スタッフ】
原作:池井戸潤
   『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』(文春文庫刊)
脚本:八津弘幸
脚本協力:坪田文
音楽:服部隆之
ナレーション:山根基世
プロデューサー:伊與田英徳、飯田和孝
演出:福澤克雄(1,2,3,4,6,9,10話)、棚澤孝義(5,7話)、田中健太(8話)
製作著作:TBS
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半沢直樹 第1話の記事へ



テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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