TATEVISION

tateの観た映像、読んだ本、思った事、、、

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大河ドラマ 八重の桜 第3話

13,1,20 放映 NHK総合

大河ドラマ 八重の桜 第3話「蹴散らして前へ」感想

3話、完全に主人公は覚馬あんつぁまでした(笑)。
でも面白い。地味だけど面白い。

主人公はあまり動いていません。でもこれでいいのです。江みたいにあっち
こっちに顔を出しまくってはシラケますもんね。
なんか、この三話とも八重の桜は大河観てるなー、って感じで嬉しくなって
来ます。久しぶりに。

文句つけたいところも無かったです。あえて、重箱の隅レベルでいうならば、
木の上からおっ放り出した本がそんなに飛ばんやろ、ってところと、狆が鞠
を追わずにフレームアウトしたところ。あれはきっと画面の外にトレーナー
がいたな(笑)。

そんな些細なところを言うのも何なんですが、「神は細部に宿る」とも言い
ますので、細かいところも気にならない映像にしてもらえたら万々歳。



今回のサブタイトル「蹴散らして前へ」もいいですね。象山先生からの伝言
として聞き、改めて闘志をたぎらせる覚馬。剛毅で猪突猛進な会津の志士に
相応しい言葉でした。
アニメ「天元突破グレンラガン」の名言「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!」
を思い出してしまった(笑)。


今回、イチバン盛り上がったのはおそらく覚馬の肉体美ではないかと(笑)。
西島秀俊という俳優さん、デ・ニーロばりに役に入り込んで肉体改造した映
画があったそうですが、ストイックな役作りをされる方なんでしょう。覚馬
は砲術だけでなく、弓馬刀槍の師伝を得た文武両道ですから、あの身体を作
り込んできたと思われます。視覚的説得力もバツグンでした。
女子の方々より、あっちの組合の方々が「ウホッ」と大喜びしそうですけど。

あの、まさに鬼神のような姿から、極端にやる気の無いニート状態の表情ま
で1本の話で観せた西島覚馬に拍手。


ちなみに、覚馬の台詞に出て来た「パトロン」について。これは紙製弾薬包
のこと。薄茶色の包装用紙を「ハトロン紙」という語源です。
当時は、今の銃の弾丸のように、金属製の薬莢などはありませんでした。銃
口から装薬と弾を込めるわけですが(先込式)、装填を簡便に行う為に作っ
ておく一種のカートリッジです。火縄銃の頃から「早合(はやごう)」とい
う同様のものが用いられていました。

また、覚馬や八重らが使う銃として、ゲベール銃というものが登場します。
これについてちょっと調べたのですが、燧石式洋式銃だそうです。つまり、
火縄式ではなく、火打石の仕組みで点火させる銃(後に雷管式に改良される)。
これにより、
・火種を携帯する必要がない
・射手が密集する集団戦が可能(火縄式は隣の銃の火縄から引火する危険有)
・火縄銃よりは雨に強い
・弾を装填して発射出来る状態を保てる
・火縄式よりは次弾の装填が短縮される
などの利点がありますが、
・国産の火縄銃よりも造りが粗雑なものが多かった
・激発時の衝撃で銃身がぶれやすい
・引き金を引いてから弾が発射されるまで時間差がある
などの要因で命中率が低い銃だったようです。
これは、元々「密集した敵の中に打ち込んで、混乱させる」という使用目的
の銃であり、精度よりも部隊行動と大量生産の為に構造を簡単にすることを
優先させているためなんですが、このゲベール銃でも命中結果が高かった西
島覚馬はスゴい、ということですね。



新キャラでは慶喜公に小泉孝太郎。弓の構えは今イチでしたが、容姿からの
雰囲気はいい感じです。後に将軍となる若きエリートっぽさがありました。

八重と同世代の会津人も、子役から大人にバトンタッチ。玉山鉄二や貫地谷
しほり等、今後の活躍に期待出来そうです。


撮影もシネマカメラの導入のおかげか、実にいいタッチです。特に、今まで
の大河でもよくあった顔面ドアップがないのが好感が持てます。
昔は14型などの小型のテレビも多かったですが、最近は売れ筋が32型です。
それ以上の大画面の家庭も多いでしょう(我が家は26型ですけど(笑))。昔
のような顔を思いっきりアップにして写す演出も控えるべきだと、個人的に
思っていました。視聴者の鑑賞環境で、テレビの演出も変えていくべきでは
ないでしょうか。


まだ3話ですが、この『八重の桜』は本当に「大河ドラマ」として期待出来
る作品になりそうで楽しみです。ちょっと地味だけどね、今のところ(笑)。
キャスト、スタッフ共に素晴らしい仕事をしてくれていると思います。この
方向性で頑張って頂きたいと願っています。



【 大河ドラマ 八重の桜 第3話 キャスト 】

山本八重(やまもと やえ)[山本八重→新島八重]:綾瀬はるか
 …会津藩の砲術師範・山本権八、佐久夫妻の子として誕生。会津戦争時には断髪
 ・男装し、スペンサー銃を手に奮戦したことから、「幕末のジャンヌ・ダルク」
 と呼ばれる。後に新島襄と出会い結婚。夫の同志社大学創立に協力する。激動の
 時代をエネルギッシュに生き、世間からは「天下の悪妻」と、夫からは「生き方
 がハンサム」と言われた先進的な女性。

▼山本家
山本覚馬(やまもと かくま):西島秀俊
 …八重の兄。弓馬刀槍の師伝を得、蘭学・洋式砲術を学び教授した文武両道。
山本佐久(やまもと さく):風吹ジュン
 …八重の母。気丈で聡明、合理的思想の持ち主。会津戦争では八重と共に戦う。
山本権八(やまもと ごんぱち):松重豊
 …八重の父。山本勘助を遠祖にもつ山本家に婿入り、会津藩の砲術師範となる。
山本三郎(やまもと さぶろう):村山謙太(少年期)
 …八重の弟。山本家の末っ子として、姉の八重にかわいがられる。   
徳造(とくぞう):戸田昌宏
 …山本家の下男。
お吉(おきち):山野海
 …山本家の女中。

▼山川家
山川与七郎(やまかわ よしちろう)[山川与七郎→山川大蔵→山川浩]:玉山鉄二
 …国家老・山川家の長男。幼馴染みの八重を女性として意識するようになる。
山川二葉(やまかわ ふたば):市川実日子
 …大蔵の姉。山川家長女。梶原平馬と結婚。籠城では婦女子の先頭となった。
山川兵衛(やまかわ ひょうえ):山本圭
 …会津藩家老。与七郎の祖父。常に松平容保の側に仕え、若き藩主を支えた。
山川家女中:高井純子

▼会津藩
松平容保(まつだいら かたもり):綾野剛
 …会津藩第9代藩主。藩を象徴する存在として、藩士、領民から尊敬を集める。
照姫(てるひめ):稲森いずみ
 …容保の義姉。義理の弟を献身的に世話する。
敏姫(としひめ):中西美帆
 …八代藩主・容敬の実娘。14歳で容保の正室となるが19歳の若さで死去。
梁瀬三左衛門(やなせ さんざえもん):山野史人
 …先代・容敬からの老臣。古来の武芸を重んじ、軍政改革を図る覚馬と対立。
萱野権兵衛(かやの ごんべえ):柳沢慎吾
 …会津藩家老。侍大将を勤める名家の出。容保の側近として補佐役を務めた。
黒河内伝五郎(くろこうち でんごろう):六平直政
 …会津藩武芸師範。刀槍から手裏剣・吹き矢まで、あらゆる武芸に通じた剣豪。
神保内蔵助(じんぼ くらのすけ):津嘉山正種
 …会津藩家老。横山主税に替わり京に勤め、禁門の変では奮戦。
林権助(はやし ごんすけ)[林安定]:風間杜夫
 …会津藩大砲奉行。西洋砲術を率先して学び、保守的な藩論を変えていく。
松島(まつしま):安田陽子
 …敏姫の侍女。
学校奉行添役:佐久間哲
高木時尾(たかぎ ときお):貫地谷しほり
 …山本家の隣家、高木家の長女で八重の親友。
小出鉄之助(こいで てつのすけ)[小出光照]:白石朋也
 …山川与七郎の日新館の同期。秀才として知られた。
竹村幸之進(たけむら ゆきのしん)[竹村俊秀]:東武志
 …山川与七郎の日新館の同期。籠城戦にて精鋭部隊「狙撃隊」の隊長となる。
高木澄江(たかぎ すみえ):宮下順子
 …時尾の祖母。八重たちの針のお師匠様。
八重・時尾のお針仲間:藤原希
八重・時尾のお針仲間:牧田利奈

▼志士たち
佐久間象山(さくま しょうざん):奥田瑛二
 …西洋学を極めた俊才。彼の開いた塾には俊英たちが思想を越えて集まった。
川崎尚之助(かわさき しょうのすけ):長谷川博己
 …但馬出石生まれの有能な洋学者。江戸の佐久間象山塾で覚馬に出会い、会津へ。
  八重と結婚し、鶴ヶ城籠城戦では八重とともに大砲隊の指揮を執って戦う。

▼徳川将軍家
徳川家定(とくがわ いえさだ):ヨシダ朝
 …江戸幕府13代将軍。病弱で、暗愚と言われた。ちなみに御台所は篤姫。
一橋慶喜(ひとつばし よしのぶ)[徳川慶喜]:小泉孝太郎
 …一橋徳川家当主。徳川斉昭の実子。後の15代将軍。

▼アメリカ合衆国
ハリス:ヨアヒム・ヨンケーレ
 …アメリカ初代駐日領事。


【スタッフ】
作:山本むつみ
テーマ音楽:坂本龍一
音楽:中島ノブユキ
語り:草笛光子
撮影:大和谷豪
制作統括:内藤愼介
演出:加藤拓(1,2,3話)
==============================


← 八重の桜 第2話へ八重の桜 第4話へ →





テーマ:大河ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tatevision.blog34.fc2.com/tb.php/491-de7834a8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。