TATEVISION

tateの観た映像、読んだ本、思った事、、、

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大河ドラマ 八重の桜 第1話

13,1,6 放映 NHK総合

大河ドラマ 八重の桜 第1話「ならぬことはならぬ」感想
第1話を視聴後の満足度、今後の期待感としてはここ数年で一番いいのでは。
期待出来そうです。

昨年の大河は一昨年よりはマシとはいえ、残念なものに終わりました。途中、
何度も記事を書きかけましたが結局UPするものは書けなんだ(笑)。
どうしても悪口批判メインになってしまうので。

で、今年。平成25年の大河ドラマは会津出身の新島八重が主人公。舞台は
スタートこそ人気のある幕末ですが、メインは明治時代。そして主人公はあ
まりメジャーな存在ではありません。その辺り、ちょっと心配なところでは
あります。

当初は全く別のプランが進行中だったそうですが、3.11を受けて、東北復興
を支援する内容に…ということで会津出身の主人公が選ばれたそうです。

その点には、全く異論はありません。どんどん被災地を応援・支援する方向
でやって頂きたいです。ただ、大河ドラマの主人公として動かしてくれるか、
朝ドラと変わりない内容になりはしないか。気になるところです。


で、第1話視聴。
いきなり南北戦争でビックリ。なんじゃこりゃ、と(笑)。
南北戦争終結による大量の銃器余剰が、当時の日本に流れた影響を描いてい
ます。1話目ですから予算も余裕ある使い方です(笑)。
そして会津戦争の描写。いい絵です。さすが贅沢に予算を…もういいか(笑)。

女戦士、八重の姿も凛々しいです。綾瀬はるか、いい感じです。
大河の主人公は2年連続、ケチついた感がありますから、今年は彼女に是非、
頑張って頂きたいですね。

ただ、個人的にはライフルを撃った反動もしっかり演じて欲しかった。
これは綾瀬はるかに限らず、日本の映画・ドラマを観ていていつも残念に思
うのですが、拳銃やライフルを撃つシーンで迫力を感じない大きな要因が、
銃を持っている撃ち手がその反動を演じていないことにあると思います。
銃口から火が出て、大きな発射音。人を殺傷させるだけの物理的エネルギー
が発生し、飛び出て行くわけです。その反動が当然あるべきです。
銃という兵器の持つ威力を、感じさせる演技をして欲しい…といつも思って
いるんですが。


話を本作に戻します。
OP。絵的にはちょっと地味かな。途中で変更があるかも。
そして本編。1話ですから主役は幼少時代で子役。相変わらず大河の子役は
上手い。愛くるしくて活発な女の子を上手く演じていました。
キャスティングは概ねいい感じ。佐久間象山の奥田瑛二なんか適役ですね。
小栗旬演じる後の吉田寅次郎、後の松陰は個人的にはちょっと爽やかすぎる
ような。もっと生真面目な雰囲気が似合うと思います。「龍馬伝」の生瀬が
演じた体育会系松陰は予想外すぎて、あれはあれで面白かったですけど。

全体的に、画面もキレイです。前作では汚いと酷評された映像ですが、今回
はコーンスターチは使わない模様。何でも映画用のデジタルカメラを使用し
ているとのことで、その画作りにも期待できそう。
調べてみると、ソニーの「F35」というデジタルシネマカメラとのこと。
このカメラは、「撮像素子にスーパー35ミリフィルムに相当する単板CCD
(RGB:1,920×1,080ドット)を搭載。フィルムカメラと同様の被写界深度
(ボケ味)を実現し」、「映画用フィルムカメラと同じPLレンズマウントに
対応。多彩なシネマ用レンズによる豊かな映像表現が可能」とのこと。
35mmフィルム映画と限りなく同様な映像が生み出せるようです。

 ソニー業務用製品情報・F35のサイトへ


ただ、私はシロートなので詳しくは分かりませんが、「龍馬伝」「平清盛」
ほどでは無いですが、カラーの彩度をやや抑えているようです。これは、ま
んまクリアな映像だと、セットや大道具などの「作った感」が見えすぎてし
まうからではないかと思います。ですから渋めの映像になっている。

おそらく、今のデジタル環境は「見えすぎてしまう」のではないでしょうか。
ですから、彩度を下げ、スモークやコーンスターチを撒いてバックをぼかす。
リアルな映像を求める人には受け入れられても、一般的な視聴者は違和感を
感じてしまう。「ホコリっぽい」「鮮やかでない」「薄暗い」と批判がでる。

今回の「八重の桜」ではコーンスターチを常用しないでしょうから、ホコリ
っぽいと言われることは無いでしょう。でも、ひょっとしたら鮮やかではな
い、とは言われるかも。私的には、この映像には満足しています。

カメラワークについても、落ち着いていて空間を感じさせる画を生み出して
います。「平清盛」では変に凝りすぎて空回りしている感がありましたね。
実は、この「八重の桜」で導入した映画用カメラが高価すぎて、通常は4〜6
台のカメラを使うのに2台しか導入できなかったそうです。これは良い様に
考えれば、
「1枚の画に対する集中力が高まり、じっくり見応えのある映像が撮れる」
(加藤拓チーフ演出の発言)
とのことなので、そうなるよう期待したいですね。

【八重の桜】来年の大河ドラマは「綺麗」にこだわり 映画用カメラで撮影
:ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/movie/2019287/full/



さて、1話のタイトルにもなった「ならぬことはならぬものです」。
私は数年前、ベストセラーになった「国家の品格」(藤原正彦:著)を読んで、
この什の掟を知りました。
子供には妙な自由主義、個性の尊重など必要なく理屈抜きで、ダメなものは
ダメ、そう教えることが必要な時があると思います。濫用しすぎるとそれは
それで問題ですけど。シンプルですが潔くて素晴らしい、社会生活に必要な
言葉ではないでしょうか。
ですから、作品中でもあまり使いすぎて欲しくないですね。
昨年の「遊びをせんとや生まれけん」みたいに、うんざりフレーズにならな
いように(笑)。




【 大河ドラマ 八重の桜 第1話 キャスト 】

山本八重(やまもと やえ)[山本八重→新島八重]:綾瀬はるか(少女期:鈴木梨央)
 …会津藩の砲術師範・山本権八、佐久夫妻の子として誕生。会津戦争時には断髪
 ・男装し、スペンサー銃を手に奮戦したことから、「幕末のジャンヌ・ダルク」
 と呼ばれる。後に新島襄と出会い結婚。夫の同志社大学創立に協力する。激動の
 時代をエネルギッシュに生き、世間からは「天下の悪妻」と、夫からは「生き方
 がハンサム」と言われた先進的な女性。

▼山本家
山本覚馬(やまもと かくま):西島秀俊
 …八重の兄。弓馬刀槍の師伝を得、蘭学・洋式砲術を学び教授した文武両道。禁
 門の変では勲功を挙げるが負傷し、後に失明。鳥羽・伏見の戦いで薩摩軍に捕ら
 えられる。幽閉中に新国家のあるべき姿を論じた「管見」を建白、岩倉具視、西
 郷隆盛たちから高く評価される。
山本佐久(やまもと さく):風吹ジュン
 …八重の母。気丈で聡明、合理的思想の持ち主。会津戦争では八重と共に戦う。
山本権八(やまもと ごんぱち):松重豊
 …八重の父。山本勘助を遠祖にもつ山本家に婿入り、会津藩の砲術師範となる。
 子供たちの教育には熱心で、会津藩士としての使命感も強い。
山本三郎(やまもと さぶろう):山崎智史(子役)
 …八重の弟。山本家の末っ子として、姉の八重にかわいがられる。  
徳造(とくぞう):戸田昌宏
 …山本家の下男。
お吉(おきち):山野海
 …山本家の女中。

▼八重の友人・仲間
高木時尾(たかぎ ときお):山岡愛姫(子役)
 …山本家の隣家、高木家の長女で八重の親友。
小出鉄之助(こいで てつのすけ):矢部光祐(子役)
 …会津藩士子弟。
竹村幸之進(たけむら ゆきのしん):笹原尚季(子役)
 …会津藩士子弟。

▼山川家
山川与七郎[山川与七郎→山川大蔵]:里村洋(子役)
 …国家老・山川家の長男。八重とは同年で幼馴染み。幼い頃から優秀な与七郎に
 とって勝気な八重は目の上のたんこぶであるが、女性として意識するようになる。
山川艶(やまかわ えん):秋吉久美子
 …与七郎の母。女子にも学問をさせる賢夫人。会津戦争では女子の総取締となる。
山川兵衛(やまかわ ひょうえ):山本圭
 …会津藩家老。与七郎の祖父。常に松平容保の側に仕え、若き藩主を支えた。
山川二葉(やまかわ ふたば):愛川あおい(子役)
 …与七郎の姉。山川家長女。梶原平馬と結婚。籠城では婦女子の先頭となった。
 
▼会津藩
松平容保(まつだいら かたもり):綾野剛(幼少時:山下哲平)
 …会津藩第9代藩主。藩を象徴する存在として、藩士、領民から尊敬を集める。
松平容敬(まつだいら かたたか):中村梅之助
 …会津藩第8代藩主。実兄の子、容保を養子に迎え、娘の敏姫を嫁がせる。
西郷頼母(さいごう たのも):西田敏行
 …会津藩家老。藩に忠誠を尽くした忠臣。
田中土佐(たなか とさ)[田中玄清]:佐藤B作
 …会津藩家老。容保に仕え、その上洛に従う。
林権助(はやし ごんすけ):風間杜夫
佐川官兵衛(さがわ かんべえ):中村獅童
 …会津藩家老。人情に厚く武勇に秀でた男。「鬼の官兵衛」と恐れ、讃えられた。
萱野権兵衛(かやの ごんべえ):柳沢慎吾
 …会津藩家老。侍大将を勤める名家の出。容保の側近として補佐役を務めた。
神保内蔵助(じんぼ くらのすけ):津嘉山正種
梁瀬三左衛門(やなせ さんざえもん):山野史人
 …先代・容敬からの老臣。古来の武芸を重んじ、軍政改革を図る覚馬と対立。
山川兵衛(やまかわ ひょうえ):山本圭
 …会津藩家老。大蔵の祖父。常に松平容保の側に仕え、若き藩主を支えた。
会津藩学校奉行:永倉大輔
学校奉行添役:佐久間哲

▼志士たち
佐久間象山(さくま しょうざん):奥田瑛二
 …西洋学を極めた俊才。彼の開いた塾には俊英たちが思想を越えて集まった。
吉田寅次郎(よしだ とらじろう)[吉田寅次郎→吉田松陰]:小栗旬
 …長州藩士。佐久間象山塾に学ぶ。後に長州で松下村塾を開く。
宮部鼎蔵(みやべ ていぞう):宮内敦士
 …熊本藩士。佐久間象山塾に学ぶ。攘夷派として活動するも池田屋事件で自刃。

▼幕閣・幕臣
徳川斉昭(とくがわ なりあき):伊吹吾郎
 …水戸藩主。ペリー来航後は幕府海防参与。開国に反対する攘夷派。
井伊直弼(いい なおすけ):榎木孝明
 …近江・彦根藩主。官職は掃部頭(かもんのかみ)。後に大老となる。
阿部正弘(あべ まさひろ):久松信夫
 …老中首座。協調路線をとる。
勝麟太郎(かつ りんたろう)[勝麟太郎→勝海舟]:生瀬勝久
 …幕臣。佐久間象山とともに覚馬の洋学の師となる。

▼倒幕派(薩摩・土佐)(会津戦争時)
板垣退助(いたがき たいすけ):加藤雅也
大山弥助(おおやま やすけ)[大山弥助→大山厳]:反町隆史


川崎尚之助(かわさき しょうのすけ):長谷川博己
 …但馬出石生まれの有能な洋学者。江戸の佐久間象山塾で覚馬に出会い、会津へ。
 八重と結婚し、鶴ヶ城籠城戦では八重とともに大砲隊の指揮を執って戦う。
新島襄(にいじま じょう)[新島七五三太→新島襄]:オダギリジョー
 …洋学を学び、岩倉使節団に参加。帰国後、大学設立に奔走。八重と出会う。


【スタッフ】
作:山本むつみ
テーマ音楽:坂本龍一
音楽:中島ノブユキ
語り:草笛光子
撮影:大和谷豪
制作統括:内藤愼介
演出:加藤拓
===================================


八重の桜 第2話へ →




テーマ:大河ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント

久々の大河らしい俳優陣。と思いきや剛●が出ることを知って見るのをやめたのは自分だけではあるまい。

  • 2013/01/08(火) 13:06:02 |
  • URL |
  • アイク #5w8DYPMM
  • [ 編集 ]

明けましておめでとうございます

ご無沙汰しております、ポトスです。
今頃ですが、今年もよろしくお願い致します。

さて、tateさんの大河ご感想があがり嬉しい♪ワタクシ。
昨年もご覧になっていたんですね。記事をお見かけしなかったので、視聴をお止めになったのかと思っていました。^^;

いつものことながら、ワタシには全然わからなかった映像に関してのあれこれを伺い、成る程! と納得しております。
昨年の大河の初期、我が家はまだブラウン管テレビだったこともあり(笑)、画面が汚いとは感じていませんで(単に不感症なのかも・苦笑)、こちらを拝読してそういうことかと腑に落ちた次第です。
確かにワタシなどは時代劇には鮮やかさよりも、落ち着いた渋めの画面を求めておりますが、時代的にはそうじゃない方が多勢なのでしょうか。

オープニングは確かに地味でしたね。もうちょっと明るめの方がワタシは好みです(笑)。
ただ、所々気になったのは、お芝居より音楽の比重が大きかったといいますか、もうちょっと控えめでもいいんじゃないかと感じた点です。

銃の反動の件ですが、撃っている感が乏しいのはそういうことなんですね。
子役の子が、真似で「ぱん」と言っているのとあまり変わらない感じを持った理由が納得できました。^^

>体育会系生瀬松陰
あれはあれで大好きでしたよ、ワタシ(笑)
小栗くんは、舞台系の人なのかな?という印象を受けました。
奥田さんはあいいう役所、はまってますよね。

新年早々長々と失礼いたしました。
今年一年、楽しませてくれる大河になるといいですね。
tateさんのご感想も期待しています。^^

  • 2013/01/09(水) 08:39:45 |
  • URL |
  • ポトス #Kyq53.yY
  • [ 編集 ]

Re: 明けましておめでとうございます

アイク 様
剛力彩芽や武井咲を「ゴリ押し、出過ぎ」と嫌う人は多い様ですね。
確かに出過ぎ、かえって飽きられそうには思いますが、私はそれが理由で
この大河を観ないとまでは思いません。楽しんで観るつもりです。




ポトス 様
お久しぶりです。こちらこそ今年もよろしくお願い致します。

去年も全話観てました。我ながらエラいもんです(笑)。
部分的には良いところもあったんですがねぇ。源為朝とか崇徳上皇とかが登場
したときには記事書きたかったんですが、タイミングを逃しました。

コーンスターチなどによるホコリ舞いまくりは、映像表現の一手段として用いる
ことは全く問題ないとは思いますが、やはり使い過ぎでした。
1部の最後、清盛が父との別れのシーン。海岸で砂塵が舞ってました。。。
海を目の前にした砂浜で。いくら何でもやり過ぎです。
あと、脚本がやっぱり弱かった。

映像に関する私の感想・見立ては、あくまでも一シロートの考えですので、
見当違いかもしれません。

小栗松陰、なるほど確かに舞台の演技っぽいですね。まだ若さを強調している
のかも。思えば彼が主人公たちの敵を大量生産するんですよね・・・
奥田象山センセイ、はまってますよねー。傲慢で、「俺の子を産め〜!」と
デカ尻の女性を追いかけそうです(笑)。

ずっと満足できるのか、途中でため息をつくことになるのか、わかりませんけど
今はまだまだ「八重の桜」に期待しています。

  • 2013/01/10(木) 02:06:34 |
  • URL |
  • tate #KElQvh3c
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tatevision.blog34.fc2.com/tb.php/485-49cb15ce
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。