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世にも奇妙な物語 2012秋の特別編

'12,10,6放映 フジテレビ系列

「世にも奇妙な物語 2012 秋の特別編」感想
ここ数年の「世にも〜」は、どうも今イチで残念に感じることが多かったの
ですが、今回のプログラムは総じて良かったんじゃないでしょうか。
ただ、ちょっと引っかかったのが、全話が「死」、主人公が死ぬか、主人公
の身近な人が死ぬこと。確かに「世にも〜」は過去作品も人の死が絡む話が
多いですが、1話ぐらい、死人の出ない話にしても良かったんでは。。。


では、各話キャスト・スタッフリストと簡単な感想を。



■『心霊アプリ』
大島優子 ーー立花さおり …心霊写真が撮れるアプリに夢中になる
大東駿介 ーー伊藤和人  …優子の彼氏
菊池均也、佐藤みゆき、秋月三佳、藤井武美、戸井智恵美、他

脚本:寺田敏雄
演出:松木創


早い段階でオチまでの展開が見えて、やはり予想通り。スマホのアプリとい
う今ドキのアイテムを使ってはいますが、話は昔からよくあるパターンです。
とはいえ、それなりに怖い。こーいうの苦手だ(笑)。
ストーリー的には駄作ですが、ホラーとしてはまあまあ。でも「世にも〜」
らしくはないかも。




■『来世不動産』
高橋克実  ーー男 …死後、奇妙な不動産屋で来世を選択する
バカリズム ーー不動産屋


原作:升野英知(バカリズム)「来世不動産」(小学館文庫「東と西2」所載)
脚本:バカリズム
演出:岩田和行


セミ最高ぉーーぅーーっ!!(笑)。
こういうヘンテコでケッタイなお話、「世にも〜」らしくていいですね。
"原作・脚本・出演”の三役を一人で務めるのは、「世にも〜」シリーズでも
初めてのことだそうです。いや、お見事でした。
考えてみれば、お笑いにはユニークなコントを生産しうる才能がまだまだあ
りますから、このような独自の世界を持った短編ドラマの脚本を書ける人が
いても、何ら不思議ではありません。今後、脚本(原作)をお笑いに担当して
もらう枠を作ってみると、「世にも〜」の活性化になるのでは?

若干、間延びしているようにも感じられましたが、この間が特有の作品世界
を生み出していると思いますので、問題ないでしょう。
バカリズムの演技も問題なし。カッツミーの脇にまわって会話劇を立派にこ
なしています。




■『蛇口』
伊藤英明 ーー浅村雄一 …身近な人間に死が迫ると、目の前に蛇口が現れる。
森口瑤子 ーー浅村貴子 …雄一の妻。浮気をしているらしい。
宮武祭、馬渕誉、一条龍之介、他

原作:小池真理子『蛇口』
   (角川ホラー文庫「懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1」所載)
脚本:北川亜矢子
演出:佐藤源太


ラストは予想出来る展開でしたが、演出・映像の上手さで不気味な雰囲気を
盛り上げていました。「世にも〜」らしい話だったと思います。




■『相席の恋人』
【キャスト】
倉科カナ ーー山田スズ …運命の人との結婚を夢見ている。
宇津井健 ーー相席の男 …スズの馴染みの喫茶店にて現れた老人。
近藤良樹 ーー佐野和真 …スズの同棲相手。
庄野崎謙 ーー広瀬タカシ …スズと相席した若者。
窪寺昭、大竹浩一、松山愛里、江奈さやか

脚本:和田清人
演出:高丸雅隆


こーいうのは嫌いじゃない、どころか、かなり好きなジャンルでございまし
て(笑)、かなり甘い点数を付けてしまいそう。
ま、冷静になってみると、未来人が過去の関係者(自分の結婚相手)に素性
をバラし、人生に介入しまくるのはいかがなものか……と思わなくはないで
すが、ここは素直に素敵な話だなぁと、ほっこりとした優しい気分になって
いいと思います。うん。

過去に「世にも〜」で放映された「過去からの日記」「栞の恋」などに通じ
る、時を越えた恋愛ものであります。ここら辺りの作品が好きな人は、ぜひ
カジシンこと梶尾真治の短編小説を読んでみることをオススメします。
いっそカジシンのを映像化してくれたらなー。




■『ヘイトウイルス』
【キャスト】
草なぎ剛 ーーサエキマコト …ユートピア保全機構に勤務。
森廉   ーークリタハジメ …かつてサエキの娘を殺した男。
品川徹  ーー所長     …ユートピア保全機構の所長。
藤本泉  ーーシミズハナコ …サエキの同僚。
近藤玲奈、土屋裕一、大関真、他

原作:うめざわしゅん『ヘイトウイルス』
   (小学館ヤングサンデーコミックス「ユートピアズ」所載)
脚本:黒岩勉
演出:落合正幸


うーん。惜しい。いろんな意味で。
テーマ的にはかなり深いと思いますが、脚本がこなれていない、というか、
安っぽい。演出と映像ががんばったおかげで、なんとかなった感じ。また、
草なぎクンの演技がどうも……。妙に下手でしたねえ。何故かしらん?

確かに「怒り」「憎しみ」といった感情は、案外簡単に人々の間に広がり、
連鎖し、伝染します。比喩として「ウイルス」は正にそのものです。
じゃあ、このウイルスに効くワクチンを投与すると?
感情を薬物で押さえつけて、それが人間と言えるのか?

もっと突っ込んでいけば、面白いホンが出来そうなテーマだと思います。


しかし、このエピソードがラストなのは……ちょっと、ねえ。
後味が悪すぎ。

放映の順番は、「相席の恋人」がラストの方が良かったように思います。






【過去関連記事】
『世にも奇妙な物語 21世紀21年目の特別編』
『世にも奇妙な物語 20周年sp・秋 ~人気作家競演編~』
『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 ~人気番組競演編~』
『世にも奇妙な物語 秋の特別編2009』
『世にも奇妙な物語 春の特別編2009』




テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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