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ドラマ JIN -仁-完結編 第5話

'11,5,15 放送  TBS系列

TBS開局60周年記念番組「JIN-仁-」 第5話「消えた体の謎」 感想
まずは、あらすじを。


・お初の手術中に消えた仁は、お初が助かった世界を垣間みる
・お初は仁の先祖と結婚し、その結果生まれた南方仁は仁ではなかった。
・お初が成長すると、俺じゃない俺が生まれるんだ・・・
・仁の身体が元に戻るが、お初は大量出血しており、助けられなかった
・これがお初ちゃんの定め、と咲。実は誰一人助けていないのかも、苦悩する仁
・寺田屋事件を聞いた仁。歴史は史実通りに進む。龍馬は助けられないのか?
・澤村田之助が兄弟子の坂東吉十郎を診て欲しいと訪ねてくる
・吉十郎は白粉が原因の鉛中毒だった。鉛を体外に出す薬は存在しない。
・一度は無理と答えた仁だが、田之助の熱意に思い直し、治療に取り掛かる
・毒抜きの漢方を鼠を使って調べる仁。治験は失敗。有効な漢方はないのか…
・食事療法と塩化カルシウムが思いの外に効き、吉十郎は立ち上がれるように
・完治させようと焦り、必死の仁。延命ではいけないのか、いつかは死ぬ、と咲
・吉十郎の息子、与吉は一度は芸の為に捨てられて、親に反抗的だった
・吉十郎は与吉に自分の芝居を見せたがっていた。延命よりも大事なものがある
・長生きさせることばかり考え、患者の気持ちを分かってなかったと反省する仁
・仁がここに来たのは人命救助ではなく、世の営みを超えたものの為では?と咲
・その言葉に励まされ、改めて漢方を調べ、ギプスの製作に取り掛かる仁
・吉十郎、衣装を着て舞台に出ようとするが、脚が動かず、立てない。
・楽屋に戻った吉十郎、仁のギプスを装着し立ち上がる。布団の上で一人演じる
・また倒れる吉十郎。当初は顔を背けていた与吉、「大和屋!」と声を掛ける
・その声に再度立ち上がり、演じる吉十郎、「日本一!」と泣きながら叫ぶ与吉
・静かに眠る吉十郎、見届けた与吉は田之助に父の後を継ぎたいと頼む
・世代を越え受け継がれる芸の様に、世の営みを超えていくもの、歴史の修正力
 に抗うものを、俺も残したい・・・
・仁友堂では、咲の偶然の間違いでペニシリンの結晶化が。粉末が取り出せる!
・亀山社中よりペニシリン取り扱いを依頼する文が。咲に励まされ、決意する仁
・見ててくれよ、お初ちゃん。折り紙の紙飛行機を江戸の空に飛ばす仁だった…


うーん、今回はちょっと微妙かな。
出演者も熱演してますし、仁というドラマ作品をトータルに見ると、こうい
う医療とは?命とは?を考えさせる回も必要だといえるでしょう。しかしな
がら、1話から順に視聴して来てのこの第5話は、メインの展開・歴史の流
れも進んでいませんし、ちょっと小休止的に思える回でした。

脚本的に今イチかな?素直に観れば感動できるんでしょうが、正直言って、
「泣かせ」に入った脚本演出に感じました。一旦そう感じてしまうと、いく
らあの親子の熱演を観ていても、どこか冷めた視線になってしまう訳で。
こっちがヒネクレ過ぎかな?(苦笑)。

撮影、カメラ割りも若干荒っぽい印象。震災とかで時間が無かったかな?


どうやら原作では吉十郎は無事に舞台に立てたようで、その改変も何故なの
かが気になります。親子の繋がり、愛情を強調するにはこうした方がいい、
との判断でしょうが、ひょっとして舞台セットが金かかるから?と邪推(笑)。
やっぱり最後は舞台に立たせてあげたかったな。


当時の白粉は鉛(亜鉛)を焼いて白い粉状にしたものだそうで、鉛中毒にな
ることも多かったようです。坂東吉十郎は実在の人物らしいですが、詳細は
不明で、鉛中毒になったことは創作の世界です。

有効な薬がないので必死になって(というかムキになって)治療法を模索す
る仁センセ。マウス実験をするとは。あの小道具もよく出来てましたね。


しかし今回は咲が大活躍でした。仁が悩みを口にすれば、ちゃんと答えを出
せるようアドバイスしてくれまくり。ラストは偶然とはいえペニシリン粉末
化の糸口を見つけました。「な、なにゆえ!?」が可笑しく可愛い(笑)。


命を救っても、歴史の定めた修正力の前では、つかの間の延命でしかないの
では?ならなぜ、俺はここにいる?
負けたくない、完全に患者を治してやりたい。

そんな仁の悩みに対し、延命ではいけないのですか?人は皆いつかは死ぬも
のでは?と答える咲。

命の値打ちってものは、長さだけなのかい?と問う田之助。

長生きばかりに捕われて、患者の気持ちを考えてなかった、と仁。

QOL(Quality of Life クオリティ・オブ・ライフ)という言葉があります。
人生をどれだけ充実したものに出来るか。医療が発達したからこそ、単に悪
いところを治すだけでなく、人として満足できる生活が送れる状況を問われ
る様になっています。
仁も、あらためてQOLについて考えさせられた回でした。
さて、仁は何を残せるのでしょうか。


次回はまた大きく動きそう。今回第5話は怒濤の4話、6話に緩急つける回
だったんだ、そういう風に納得できることを来週に期待してます。




【 JIN-仁- 第2期(完結編)第5話 キャスト 】

南方仁:大沢たかお…脳外科医。幕末の江戸にタイムスリップする。
橘咲:綾瀬はるか…恭太郎の妹。仁のもとで看護婦として医療を手伝う。
坂本龍馬:内野聖陽…土佐の脱藩浪人。仁の親友となる。

橘恭太郎:小出恵介…仁に命を救われた侍。勝の元で働いている。
佐分利祐輔;桐谷健太…華岡流の麻酔術を学んだ若き医師。仁の片腕となる。
山田純庵:田口浩正…西洋医学所の医師。仁友堂にてペニシリン製造を担当。
福田玄孝:佐藤二朗…もと医学館の医師。胃を仁が手術した縁で仁友堂の一員に。
八木:斉木テツ…仁友堂の一員。
横松:中江大樹…仁友堂の一員。
勝海舟:小日向文世…龍馬・恭太郎の師。仁の医術に深く興味を抱く。
三吉慎蔵:平畠啓史(DonDokoDon)…長州藩士。寺田屋事件の頃、龍馬の護衛役。
東修介:佐藤隆太…長州藩士。龍馬・仁に命を助けられ、以後、龍馬の護衛役に。
お初:畠山彩奈…大井宿の旅籠の娘。手が触れると仁は不思議な感覚に襲われる。
お初の父親:東根作寿英…仁と咲の川越道中、大井宿で泊まった旅籠の主人。
お初の母親:飯沼千恵子
澤村田之助:吉沢悠…美貌の女形として人気の歌舞伎役者。仁のよき理解者。
坂東吉十郎:吹越満…田之助の兄弟子。屋号は大和屋。
与吉:大八木凱斗…吉十郎の子。芸が最優先の父に反発するも話をしたい心を持つ

【スタッフ】
原作:村上もとか『JIN-仁-』(集英社「スーパージャンプ」)
プロデュース:石丸彰彦、中井芳彦
脚本:森下佳子
演出:那須田淳(第4,5話担当)
   平川雄一朗(第1,2,3話担当)、山室大輔
音楽:高見優、長岡成貴
主題歌:平井堅 「いとしき日々よ」
時代考証:山田順子
制作著作:TBS
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テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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