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龍馬伝 第43話

'10,10,24放送  NHK総合

大河ドラマ『龍馬伝』 第43話「船中八策」感想
中岡への船中八策の説明シーン、良かったですねえー。
過去に描いて来た様々な人物の思い。考え。生き方。
それらは龍馬自らの血となり肉となり、そして彼らの魂と共に新しい時代を
切り開こうとしている。
そんな熱い思いが伝わって来ました。
連続ドラマとして様々な人物を描いて来たからこその感動です。
中岡の呆れ顔を通り越した感動、という風な表情も良かった。
まあ横井小楠や久坂玄瑞や大久保一翁とか思想的交流をもっと描いてくれて
いたらなあ、という思いはあるのですが、今更もうグチってもね(笑)。


龍馬の功績の一つとして有名な「船中八策」。
京に向かう船中で、後藤象二郎に対して新政府の基本構想を話したものを、
海援隊士の長岡謙吉が書き留めたもの、と言われています。ただし、原本も
写しも存在しておらず、成立過程の資料もないので、龍馬がどこまで作成に
関わったのか、別人の構想を語っただけなのか、詳細は不明。


船中八策
一、天下の政権を朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべき事。
一、上下議政局を設け、議員を置きて万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に
 決すべき事。
一、有材の公卿・諸侯及(および)天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、
 宜しく従来有名無実の官を除くべき事。
一、外国の交際広く公議を採り、新(あらた)に至当の規約を立つべき事。
一、古来の律令を折衷し、新に無窮の大典を撰定すべき事。
一、海軍宜しく拡張すべき事。
一、御親兵を置き、帝都を守衛せしむべき事。
一、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事。

大政奉還・二院制の議会政治・人材登用・外交の刷新・大典(憲法)の制定・
国海軍の増強・親兵(近衛兵)の設置・金銀交換レートの整備、という八つの
新政府構想は、当時としては画期的なものでした。

この「船中八策」に基づいて作成された大政奉還建白書が土佐藩から幕府へ
提出されます。

船中八策から約四ヶ月後、龍馬が書き記した「新政府綱領八策」はこの船中
八策を発展させた構想であり、実物が国会図書館に所蔵されています。

新政府綱領八策:国立国会図書館蔵
http://www.ndl.go.jp/modern/img_l/M011/M011-001l.html


この新政府綱領八策で興味深いのが、「○○○自ラ盟主ト為リ」という伏せ字
があるところ。「○○○」さんが盟主(いわば総理大臣)となり…、と書かれてい
るのですが、ここには誰かの名前を書きたかったのだが具体名を書くと反対
する人々から抵抗があるから伏せたのか、単にまだ未定なんだから名前など
書きようが無い、と「誰かさん」ということで伏せ字にしたのか。その真相
は分かっていません。

誰かの名前が入るとしたら、徳川慶喜か山内容堂公か、どちらかではないで
しょうか?いろいろ想像、妄想できる文章です。



さて、ドラマでは新たに大久保利通が登場。演じるはミッチー及川。大久保
利通といえば、良く言えば清廉潔白、悪く言えば冷血漢、というイメージが
あるのですが、大久保ミッチーはなかなか好演ではないでしょうか。当初、
彼に配役が決定したニュースを聞いた時には正直、似合わんのでは?と思い
ましたが私の想像力が不足していたようです。


薩土盟約のシーン。改めて痛感したのは青木崇高演じる後藤象二郎の存在感。
カッツミー西郷も喰われちゃってます。
この会合のシーンですが上手く撮ってましたね。自然な感じで立ち上がり、
動き回っているキャストたち。その動き、視線を短いカットで重ね、緊迫感
のある会合シーンとなりました。


そんな後藤の遠慮のない借金返しといて連絡に弥太郎、キレました(笑)。
個人として商売をしたい。グラバーに英国流の経営術を学ぼうとします。
三菱誕生の土台が築かれていくようです。


終盤に向けてスタッフ・キャストも一層気合いが入ったのか、ここしばらく
は良回が続いています。このまま突っ走って欲しいところですが、次回では
お元が中心になりそうな。龍馬と女性キャラがどーのこーの、ということを
描いている時間は無いと思うのですが(笑)。


次回「雨の逃亡者」。
イカルス号事件が土佐に与えた影響は。そして、お元の旅立ち。


==龍馬伝 キャスト==

坂本龍馬:福山雅治
 …坂本家次男。幕末の激動期を駆け抜けた志士。

【坂本家】
高松太郎(たかまつ たろう)[坂本 直(さかもと なお)]:川岡大次郎
 …龍馬の甥。勝塾に学ぶが、勤王党弾圧後に脱藩。維新後は龍馬の家督を継ぐ。

【岩崎家】
岩崎弥太郎(いわさき やたろう)・語り:香川照之
 …土佐藩の地下浪人。藩の商務組織・土佐商会主任となり海援隊の経理も担当。

【土佐藩主・上士】
山内容堂(やまうち ようどう)[豊信→容堂]:近藤正臣
 …土佐藩15代藩主。龍馬の策を受け入れ、徳川慶喜に大政奉還を建白した。
後藤象二郎(ごとう しょうじろう):青木崇高
 …勤王党を弾圧。龍馬の大政奉還策を山内容堂に進言し、同策の実現に寄与。
寺村左膳(てらむら さぜん)[寺村 道成]:浦野REN
 …参政として薩土盟約の締結に関与。土佐藩の大政奉還建白書に連署した一人。
 
【土佐藩下士】
沢村惣之丞(さわむら そうのじょう):要潤
 …浪人の息子。龍馬と行動をともにし、亀山社中、海援隊に参加。
溝渕広之丞(みぞぶち ひろのじょう):ピエール瀧
 …郷士。江戸で千葉道場で龍馬と同門。後に砲術を学び土佐にて藩兵に指導。
千屋寅之助(ちや とらのすけ)[菅野 覚兵衛(すがの かくべい)]:是近敦之
 …勤王党に加盟、勝塾にて学ぶ。亀山社中に参加。妻の起美はお龍の妹。
中島作太郎(なかじま さくたろう):谷口翔太
 …脱藩し土佐勤王党、海援隊に参加する。維新後、初代衆議院議長に就任。
新宮馬之助(しんぐう うまのすけ):松村良太
 …河田小龍に学ぶ。江戸遊学中に龍馬と出会い勝海舟に師事。亀山社中に参加。
中岡慎太郎(なかおか しんたろう):上川隆也
 …脱藩後、長州に亡命。龍馬とともに薩長同盟・薩土盟約締結に奔走する。

【その他武士】
陸奥陽之助(むつ ようのすけ)[→陸奥宗光]:平岡祐太
 …紀州の脱藩浪士。海軍操練所で龍馬と出会い海援隊に加わる。維新後も活躍。
 
【幕府】
徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)[一橋慶喜 → 徳川慶喜]:田中哲司
 …15代将軍。大政奉還や江戸城明け渡しを行なった江戸幕府最後の将軍。
島津久光(しまづ ひさみつ):有福正志
 …事実上の薩摩藩指導者。 公武合体運動を推進。
伊達宗城(だて むねなり):陰山泰
 …元宇和島藩主。幕末の四賢侯。
松平春嶽(まつだいら しゅんがく):夏八木勲
 …政事総裁職。元越前藩主。幕末四賢侯の一人。

【新選組】
近藤勇(こんどう いさみ):原田泰造
 …新選組局長。
土方歳三(ひじかた としぞう):松田悟志
 …新選組副長。
沖田総司(おきた そうじ):栩原楽人
 …新選組一番隊組長および撃剣師範。

【薩摩藩】
西郷隆盛(さいごう たかもり)[西郷吉之介]:高橋克実
 …軍賦役。「維新の三傑」の一人。薩長同盟の成立や王政復古に成功。
小松帯刀(こまつ たてわき)[小松 清廉]:滝藤賢一
 …家老。藩政改革に貢献。亀山社中の設立を援助。
大久保利通(おおくぼ としみち):及川光博
 …維新の三傑。版籍奉還や廃藩置県を推進し、新政府の基礎を固める。

【京都の人々】
藤吉(とうきち):久保孝真
 …元力士。龍馬の用心棒兼世話役となる。近江屋で「来客」を応対し、斬殺。

【長州の人々】
楢崎龍(ならさき りょう)[お龍]:真木よう子
 …龍馬の妻。長州の豪商・伊藤助太夫に預けられている。

【長崎の人々】
大浦慶(おおうら けい):余貴美子
 …商人。日本茶の輸出貿易の先駆者。
小曽根英四郎(こぞね えいしろう):杉山彦々
 …小曽根乾堂の弟。海援隊にも参加した。
岩崎弥太郎の通詞:吉田眞(パックンマックンのマックン)

【外国勢】
トーマス・ブレーク・グラバー:ティム・ウェラード
 …英国の商人。長崎でグラバー商会を設立。討幕派を支援、亀山社中とも取引。
オールト:ジェフリー・ロウ
 …英国の貿易商。

【回想】
桂小五郎(かつら こごろう)[木戸孝允]:谷原章介
 …尊王攘夷派の中心人物。江戸練兵館塾頭。龍馬の仲介により薩長同盟を結ぶ
高杉晋作(たかすぎ しんさく):伊勢谷友介
 …吉田松陰に師事。奇兵隊を結成、長州藩の倒幕運動に貢献。
吉田東洋(よしだ とうよう)[元吉→東洋]:田中泯[回想]
 …参政。土佐の藩政改革を進めるが、土佐勤王党によって暗殺される。
横井小楠(よこい しょうなん):山崎一
 …熊本藩士。松平春嶽に招かれて越前藩の藩政改革、幕政の改革に関わる。


==スタッフ==
作:福田靖
音楽:佐藤直紀
制作統括:鈴木圭、岩谷可奈子
プロデューサー:土屋勝裕
演出:渡辺一貴(7,8,11,12,14,18,21,25,26,30,35,38,40,43話担当)
   大友啓史(1,2,4,9,13,15,16,20,22,27,28,29,33,36,39,41話担当)
   真鍋 斎(3,5,6,10,23.34話担当)
   梶原登城(17,19,24,32,37,42話担当)
   福岡利武(31話担当)
   松園武大(40話担当)
 ※40話は渡辺・松園2名共同演出
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テーマ:龍馬伝 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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