TATEVISION

tateの観た映像、読んだ本、思った事、、、

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

龍馬伝 第34話

'10,8,22放送  NHK総合
大河ドラマ『龍馬伝』 第34話「侍、長次郎」感想

大泉長次郎、熱演。

彼が見た夢は実行するにはまだ早すぎたのか…
社中の皆に迷惑がかかると知った時の絶望が、観ていて伝わって来ます。
そして侍として腹を切った長次郎。哀しい最後でした。


グラバーとのやりとり。日本語が達者なグラバーがあえて英語で話しかけた。
「あなたには使い道があるのでは?」と英語で聞かれ、
「何ゆうとるかわからん!」と返す長次郎。
結果的にはあれが悪魔の囁きとなってしまいました。

言葉がわからない→知りたい→勉強したい→英国へ行きたい…
グラバーも彼の願いを知ってたのでしょう。
もし上手く密航出来て、数年後の明治の世に帰って来たならきっと政府要職
に就いて活躍出来たでしょうに。


亀山社中でのやりとりも、経済観念の無い侍たちと商人の出である長次郎と
の対立が生まれたことが伏線として興味深かったですね。

あの時代、武士階級に対して返ってくる見込みの無い金を貸して潰れた商人
も大勢いたようです。脅されて、だった場合もあるでしょうし、意気に感ず、
で貸した場合もあるでしょう。

金の工面に四苦八苦の長次郎には、侍たちへのいらだちが生まれて当然かも
しれません。
尤も史実では、薩摩藩から社中メンバーには給金が支払われていたようです。

さらに史実では、長次郎の密航計画を社中の隊士が知ったとき、ユニオン号
の代金から二千両が消えていたそうで、その責任を問われ、社中の隊士から
切腹を強要されたと伝わっています。
龍馬は自分がいたら殺させはしなかった。と悔やんだそうですが、
「術数有り余って至誠足らず。上杉氏(長次郎のこと)身を亡ぼす所以なり」
とも書き残しているそうです。


龍馬伝紀行で長次郎の実物の写真が出てましたが、けっこうイケメン。
大泉長次郎、負けてるかも(笑)。でもドラマでの写真はよく雰囲気掴んでた
のでは無いでしょうか。似てたと思います。


長次郎の訃報を聞いたグラバー、小曽根乾堂の表情も印象的。
ただ、乾堂と社中との交流はこれまであまり描かれていなかったので、乾堂
が唇震わせて悲しみを耐えているのに感情移入できないのが多少残念。

社中のメンバーも皆、悲しみに暮れています。
筋肉バカの内蔵太。充分反省しなさい。



さて、龍馬アイテムとしてあまりに有名なもの。そう、あのリボルバー。
今回、高杉晋作よりプレゼントされました。
彼が上海渡航時に手に入れたもので、S&W(スミス アンド ウエッソン)
のモデル2アーミー。これが後の寺田屋事件で活躍するのですね。
つい最近、同型の実銃が龍馬記念館に寄贈されたとニュースになっていま
した。
ちなみに、黒澤明の映画「用心棒」で仲代達矢が持っていたのもこの短銃。
本当かどうか分かりませんが、黒澤監督は撮影に実銃を使用したという逸話
も残っています。
龍馬伝ではさすがにモデルガンでしょう。坂本龍馬愛用のピストル、として
人気があるようで今までに何度もモデルガン化されています。


さてさて。
龍馬の悲しみも伝わって来て、エンドマークが出ても観ているこちらもシン
ミリした気分でしたが。
余韻をぶち壊したのが予告の弥太郎。。。。

痛い痛い痛い! と吊るされてわめいてました(笑)。周りには新選組。

来週を楽しみにさせる予告ではありますが、、、
余情も何もあったもんじゃない(笑)



次回「薩長同盟ぜよ」。
ついに。念願の同盟が龍馬たちの功績によって成されます。歴史が、動いた。


==龍馬伝 キャスト==

坂本龍馬:福山雅治
 …坂本家次男。幕末の激動期を駆け抜けた志士。

【坂本家】
高松太郎(たかまつ たろう)[坂本 直(さかもと なお)]:川岡大次郎
 …龍馬の甥。勝塾に学ぶが、勤王党弾圧後に脱藩。維新後は龍馬の家督を継ぐ。

【岩崎家】
岩崎弥太郎(いわさき やたろう)・語り:香川照之
 …土佐藩の地下浪人。藩の商務組織・土佐商会主任となり海援隊の経理も担当。
岩崎弥次郎(やじろう):蟹江敬三
 …弥太郎の父。
岩崎美和(みわ):倍賞美津子
 …弥太郎の母。
岩崎弥之助(やのすけ):今井隆文
 …弥太郎の弟。後に兄弥太郎の事業を助け、三菱財閥2代目総帥となる。
岩崎喜勢(きせ):マイコ
 …岩崎弥太郎の妻。
岩崎春路(いわさき はるじ):中村花奈
 …弥太郎の長女。

【土佐藩上士】
後藤象二郎(ごとう しょうじろう):青木崇高
 …義叔父吉田東洋の暗殺で失脚するも後に復帰、勤王党を弾圧。

【土佐藩下士】
沢村惣之丞(さわむら そうのじょう):要潤
 …浪人の息子。龍馬と行動をともにし、亀山社中、海援隊に参加。
千屋寅之助(ちや とらのすけ)[菅野 覚兵衛(すがの かくべい)]:是近敦之
 …勤王党に加盟、勝塾にて学ぶ。亀山社中に参加。妻の起美はお龍の妹。
中島作太郎(なかじま さくたろう):谷口翔太
 …脱藩し土佐勤王党、海援隊に参加する。維新後、初代衆議院議長に就任。
新宮馬之助(しんぐう うまのすけ):松村良太
 …河田小龍に学ぶ。江戸遊学中に龍馬と出会い勝海舟に師事。亀山社中に参加。
池内蔵太(いけ くらた):桐谷健太
 …脱藩後、長州尊攘派に合流。亀山社中に参加、薩摩へ帆船を回航中に遭難。

【土佐その他の人々】
近藤長次郎(こんどう ちょうじろう):大泉洋
 …饅頭屋の長男。勝海舟の元で航海術を学ぶ。英国への密航計画が発覚し切腹。

【幕府】
一橋慶喜(ひとつばし よしのぶ)[一橋慶喜 → 徳川慶喜]:田中哲司
 …将軍後見職。後の15代将軍。
徳川家茂(とくがわ いえもち):中村隼人
 …第14代征夷大将軍。第2次長州征伐の途上大坂城で病に倒れ死去。

【幕臣】
朝比奈昌広(あさひな まさひろ):石橋凌
 …長崎奉行。後に外国奉行・江戸町奉行・勘定奉行などを務めた。
岩堀文治郎(いわほり ぶんじろう):松尾貴史
 …長崎奉行所の役人。
 
【朝廷】
孝明天皇(こうめいてんのう):阿部翔平
 …攘夷論者で公武合体運動を推進。慶応2年(1866年)崩御には毒殺説もある。
二条 斉敬(にじょう なりゆき):河本タダオ
 …関白。孝明天皇を輔佐し、日本史上最後の関白となった。

【薩摩藩】
西郷隆盛(さいごう たかもり)[西郷吉之介]:高橋克実
 …軍賦役。「維新の三傑」の一人。薩長同盟の成立や王政復古に成功。

【長州藩】
桂小五郎(かつら こごろう)[木戸孝允]:谷原章介
 …尊王攘夷派の中心人物。江戸練兵館塾頭。龍馬の仲介により薩長同盟を結ぶ
高杉晋作(たかすぎ しんさく):伊勢谷友介
 …吉田松陰に師事。奇兵隊を結成、長州藩の倒幕運動に貢献。
伊藤俊輔(いとう しゅんすけ)[伊藤博文]:尾上寛之
 …英国留学にて開国派に転じた志士。後の初代内閣総理大臣「明治の元勲」。
井上聞多(いのうえ もんた)[井上 馨]:加藤虎ノ介
 …伊藤と共に留学した長州五傑の一人。高杉らと協力し長州を開国攘夷に導く。
三吉慎蔵(みよし しんぞう):筧利夫
 …宝蔵院流槍術の達人。寺田屋事件で龍馬と同宿、応戦し龍馬を救った。

【長崎の人々】
元(もと):蒼井優
 …丸山の料亭・引田屋の芸妓。龍馬の馴染みとなる。
小曽根乾堂(こぞね けんどう):本田博太郎
 …貿易商。亀山社中のスポンサーとなる。芸術に造形深く篆刻家としても有名。
小曽根英四郎(こぞね えいしろう):杉山彦々
 …乾堂の弟。
タネ:福永マリカ
 …引田屋の芸妓。
上野彦馬(うえの ひこま):テリー伊藤
 …写真家。長崎にて「上野撮影局」を開業、龍馬ら多くの志士たちを撮影した。
 
【大坂の人々】
徳:酒井若菜
 …大坂の石灰問屋・大和屋の娘。長次郎と夫婦となる。

【その他武士】
陸奥陽之助(むつ ようのすけ)[→陸奥宗光]:平岡祐太
 …紀州の脱藩浪士。海軍操練所で龍馬と出会い海援隊に加わる。維新後も活躍。

【外国勢】
トーマス・ブレーク・グラバー:ティム・ウェラード
 …英国の商人。長崎でグラバー商会を設立。討幕派を支援、亀山社中とも取引。
イギリス船長:クリス・ドゥ・モンタルト

==スタッフ==
作:福田靖
音楽:佐藤直紀
制作統括:鈴木圭、岩谷可奈子
プロデューサー:土屋勝裕
演出:真鍋 斎(3,5,6,10,23.34話担当)
   大友啓史(1,2,4,9,13,15,16,20,22,27,28,29,33話担当)
   渡辺一貴(7,8,11,12,14,18,21,25,26,30話担当)
   梶原登城(17,19,24,32話担当)
   福岡利武(31話担当)

======================

← 龍馬伝 第33話へ 龍馬伝 第35話へ→






テーマ:龍馬伝 - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tatevision.blog34.fc2.com/tb.php/274-920c1073
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。