TATEVISION

tateの観た映像、読んだ本、思った事、、、

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

龍馬伝 第8話

'10,2,21放送  NHK総合

大河ドラマ『龍馬伝』 第8話「弥太郎の涙」感想
今回は、どうでしょう。
面白いエピソード、シーンもありましたが気になる点もいくつかありました。

今回はなんといっても吉田東洋。過去回でも厳しく冷徹なところを見せてい
ましたが、改めてゴー慢さ全開のキャラ設定なんだと思い知らされました。
あんな眼光ギラギラで「わしは天才じゃ」と言い切られたら、もう反論しよ
うもありません(笑)。

地位の無い者は力の無い者、力の無い者は黙っているしかない。そう断言さ
れてしまった龍馬と弥太郎。
思わず「青島ぁ~ッ!」と叫ぶ室井さんを思い浮かべてしまいました(笑)。
「正しいことをしたければ、偉くなれ」(by和久さん)
社会に出たら、何かしらのカタチで誰もが実感出来る言葉だと思いますが、
龍馬たちもまた改めて痛感したことでしょう。なんてな。


東洋の怪演に喰われた形ですが、今回に限って言えば弥太郎が主人公な展開
でした。汚さも全開。
脇に廻った龍馬ですが、門に落書きしながらの二人の会話のシーンはとても
良かったですね。龍馬が確実に大人になっていることを感じさせます。

しかし、今回気付いたのですが岩崎家は安芸市にあるのですね。坂本家は高
知市(現代でいうと)。えらく離れてますが・・・
あの弥太郎の塾は高知市?安芸?加尾が通うのなら高知市じゃないと。
このあたり、ドラマとして地理条件をかなり無理しているようです。


さて半平太もついに江戸に行けることになったわけですが、ここで気になる
のは母の存在。以前、半平太は母の面倒を見なきゃいけないので自分は江戸
には行けない、というようなことを言っていたはずですが。

ですから、母のことを気にかけながらの出立、というシーンが欲しかった。
母との会話を短くてもいいので。お守りを手渡すとかでもいいし、妻の冨に
「母のことは頼む」と言うだけでもいい。そんな、人間武市半平太で描写し
て欲しかった。
それとも母親のことは全く気にもかけないほど、半平太はダークサイドに墜
ちてしまったのか…。


龍馬と加尾の関係についても同じようなことが言えます。龍馬は以前、加尾
に対して「好きじゃ。けど妹としてか、オナゴとしてか、よう分からん」と
言っていました。それが今回は「迎えにくるから」と告白状態。
いつ、龍馬の心情に変化があったのか、オナゴとして好きになったのかが描
かれていない。前回の嫁にいかなかった、ということを二人が会話している
ところ?あれでは弱いでしょう。

人物の心理描写が弱いので、なんかブツ切りな展開になっている印象を受け
ます。2話の感想でも書きましたが。
「サルでも分かる安易な演出」ではなく「ていねいな描写」をして欲しいと
願っているのを読んで頂いている方々には分かって貰えるでしょうか?

せっかく良質な大河ドラマになりうる要素がいくつもあるのに勿体ないと私
は思っております。


映像に関してはとてもキレイで見応えがあります。前回のかたつむり、今回
の和傘と、和の色彩をスッとワンポイント挿入する演出も気持ちいい。これ
は7、8話演出担当の渡辺氏の手腕によるところですね。


「官以賄賂成、獄因愛憎決」(官は賄賂をもって成り、獄は愛憎によって決す)
この落書き(史実では墨だったそうですが)で弥太郎は投獄、7ヶ月間の入牢
となります。しかし、この体験は彼の反骨精神を大いに鍛え上げ、さらには
同房の商人からは算術や商売のイロハを学び、将来に大きく影響する体験と
なったそうです。


次回、龍馬江戸でさなとの再会。そして山本琢磨の逃亡手助け。



==龍馬伝 キャスト==

坂本龍馬:福山雅治
 …坂本家次男。幕末の激動期を駆け抜けた志士。

【坂本家】
坂本乙女(おとめ):寺島しのぶ
 …坂本家三女、龍馬の姉。龍馬10歳で母を亡くした後、母親代わりになる
坂本八平(はちへい):児玉清
 …龍馬の父。八平は隠居後の呼称で、本名は坂本直足(なおたり)。
坂本権平(ごんぺい):杉本哲太
 …坂本龍馬の兄。長男
坂本伊與(いよ):松原智恵子
 …八平の後妻。
坂本千野(ちの):島崎和歌子
 …権平の妻。
坂本春猪(はるい):前田敦子(少女時代:松元環季)
 …坂本権平の長女。龍馬の姪だが8つ違いで兄妹のように仲が良かった。
ぎん:林侑香
 …坂本家の下女。
さと:三宅ひとみ
 …坂本家の下女。
けい:渡邉沙織
 …坂本家の下女。

【岩崎家】
岩崎弥太郎(いわさき やたろう)香川照之
 …土佐藩の地下浪人。藩の商務組織・土佐商会主任となり、海援隊の経理も担当。
岩崎弥次郎(やじろう):蟹江敬三
 …弥太郎の父。
岩崎美和(みわ):倍賞美津子
 …弥太郎の母。
岩崎さき:野口真緒
 …弥太郎の妹。
岩崎弥之助(やのすけ):須田直樹
 …弥太郎の弟。後に兄弥太郎の事業を助け、三菱財閥2代目総帥となる。

【武市家】
武市半平太(たけち はんぺいた):大森南朋[本名:武市瑞山]
 …土佐藩の白札(郷士だが当主のみ上士扱い)。土佐勤王党を結成する。
武市冨(たけち とみ):奥貫薫
 …半平太の妻。
智(とも):菅井きん
 …半平太の祖母。

【平井家】
平井加尾(ひらい かお):広末涼子
 …土佐藩郷士平井収二郎の妹。龍馬の幼なじみで初恋の人と言われている。
平井収二郎(しゅうじろう):宮迫博之
 …土佐藩郷士。加尾の兄。土佐勤王党に参加する。

【土佐藩主・上士】
吉田東洋(よしだ とうよう)[元吉→東洋]:田中泯
 …土佐の藩政改革を進めるが、土佐勤王党によって暗殺される。
柳川克五郎:つまみ枝豆
 …安藝奉行所の役人。

【土佐藩下士】
岡田以蔵(おかだ いぞう):佐藤健
 …武市半平太の指示にて多くの暗殺に関与、「人斬り以蔵」と呼ばれた。
溝渕広之丞(みぞぶち ひろのじょう):ピエール瀧
 …郷士。江戸で千葉道場で龍馬と同門。後に砲術を学び土佐にて藩兵に指導。
望月亀弥太(もちづき かめやた):音尾琢真
 …土佐勤王党に加盟。池田屋事件にて包囲を抜け切るも長州藩邸前で自刃。
望月清平(もちづき せいへい):本田大輔
 …亀弥太の兄。土佐勤王党に弟と共に参加。
島村衛吉(しまむら えきち):山凬雄介
 …郷士。土佐勤王党に加盟、吉田東洋暗殺に関与。勤王党弾圧で投獄、拷問死。
川原塚茂太郎(かわらづか もたろう):原田裕章
 …龍馬の兄・権平の妻・千野の弟。土佐勤王党に加盟し、同志集めに奔走。
黒田吉蔵:坂田直貴
 …武市道場の門人
野上清吉:駿河太郎
 …武市道場の門人
田山勝太郎:日向 丈
 …武市道場の門人
 
【土佐の人々】
近藤長次郎(こんどう ちょうじろう):大泉洋
 …饅頭屋の長男。勝海舟の元で航海術を学ぶ。英国への密航計画が発覚し切腹。
島田便右衛門(しまだ べんえもん):日野陽仁
 …井ノ口村の庄屋。
彦右衛門:中西学(新日本プロレス)
 …島田便右衛門の使用人。大男。
門番:古川 健



●スタッフ
作:福田靖
音楽:佐藤直紀
制作統括:鈴木圭、岩谷可奈子
プロデューサー:土屋勝裕
演出:渡辺一貴(7、8話担当)
   大友啓史(1、2、4話担当)
   真鍋斎(3、5、6話担当)
   梶原登城
   

← 龍馬伝 第7話へ龍馬伝 第9話へ→



テーマ:大河ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tatevision.blog34.fc2.com/tb.php/199-3a87f248
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。