TATEVISION

tateの観た映像、読んだ本、思った事、、、

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アニメ映画 風の谷のナウシカ

'10,2,19放映 日本テレビ系列 金曜ロードショー

「風の谷のナウシカ」(1984) 東映
オリジナル116分、放映時間144分、放映本編時間116分。
製作が'84年かー。もうずいぶんと経つんですね。でも内容も画も古臭さを
全く感じない。本当に優れた作品です。

驚いたのが今回でTV放送が13回目だということ。確かによく何度も放映し
ている印象はありましたが、そんなにしているとは。多くの人々に支持され
ている作品で、放送の度に視聴率も良く、正にキラーコンテンツ、裏番組殺
しのプログラムであります。

2002年1月11日の10回目の放送時、裏番組のドラマ「トリック2」内で、
書道教室にて「なんどめだナウシカ」と書かれた習字の紙がドーンと画面に
映されたのは有名な話で、堤幸彦ならではの皮肉とあきらめのメッセージで
した。


内容については今更触れるまでもなく、環境問題を大きなテーマとしており、
その点でも製作当時よりも現代の方が、更に注目されるところであると思い
ます。自然を押さえつけて支配しようとする人間、対して自然と寄り添い、
共生しようとする人間。

人間がとことんまでやっちゃって荒廃した未来世界、というイメージは欧米
では殆どが砂漠が広がる世界なんですが、腐海という森の創造は宮崎駿監督
らしいところ。ナウシカの以後も「ラピュタ」「トトロ」「もののけ姫」と
森のイメージは宮崎作品で重要なポイントだと思います。

エンドシーンはナウシカが落とした「チコの実」が芽を出しているところが
映し出され、清浄な世界への希望が残されていることを感じさせて終わりま
すが、原作のマンガは更にいろいろ複雑なストーリーとなるようです。


また、この作品はスタジオジブリが発足する前で、制作は「トップクラフト」
となっております。ここが発展的解消してジブリが生み出されました。です
から正確には本作はジブリ作品では無いのですが、便宜的にジブリ作品群に
含まれて語られることが多いようです。

宮崎監督は外部からもスタッフを集め、その中に後に「新世紀エヴァンゲリ
オン」で名を馳せる庵野秀明がいたのはあまりに有名。庵野は原画マンとし
てクライマックスの巨神兵のシーンのを担当。なるほど、巨神兵の攻撃によ
る爆発シーンは言われてみれば庵野らしい爆発です。

後に庵野監督が描いた回想録によると、監督としての立場、態度や考え方等
において大きく影響を受けたことがわかります。「煙は2色まで。3色使う
と殺す!」との伝言メモがあったことには笑いました。

NHKの「トップランナー」に庵野監督が出演した際、巨神兵が溶けるシーン
について「失敗だった。溶けるのが早すぎた。宮さん(宮崎駿監督)の指示で、
中5(なかご)(※原画と原画の間に、動画が3コマで5枚のこと)にしたけど中7
(なかなな)にすればよかった」と後悔の弁を語っています。
http://kanzaki.sub.jp/archives/000272.html より。

なお、庵野作品のメカ描写、爆発シーンのまとめは以下を参照。
YouTube - ‐庵野秀明作画担当パート集(微修正版)‐
ナウシカも当然含まれ、アニメーターとしての旬だった、と自身が語ってる
「オネアミスの翼」でのロケット打ち上げシーンとかがあります。

いかん、いつのまにか庵野ネタの話になってしまった。。。



では最後に「風の谷のナウシカ」こぼれ話。
あの感動のラストは、実は当初の構想では全く無かったそうです。
http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20080831
(活字中毒R。)


王蟲が突進してくる前にナウシカが降り立つ。そこでエンドマークというつ
もりだった・・・・・・

え、ええーっ?そこで終わりかよっ!!
そんなの観たら、頭の中は?マークだらけになったでしょうね。
アニメ映画として、あのラストは正解だったと思います。



《声の出演》
ナウシカ(島本須美)…風の谷の姫。風使いの少女。16歳。
ユパ(納谷悟朗)…腐海の謎を解くために旅を続ける剣士。ナウシカの師。
アスベル(松田洋治)…工房都市ペジテの王子。熱血漢。メカに強い。
クシャナ(榊原良子)…トルメキア帝国の皇女。黄金の鎧と白マントに身を包む。
クロトワ(家弓家正)…トルメキア軍の参謀。平民出で人間くさい野心家。
ジル(辻村真人)…風の谷の族長で風使い。ナウシカの父。
大ババ(京田尚子)…百歳を越す腐海辺境一の年寄。「青き衣…」の伝承を語る。
ミト(永井一郎)…城オジたちの一人。リーダー格。
ゴル(宮内幸平)…城オジたちの一人。風見番。
ギックリ(八奈見乗児)…城オジたちの一人。腰痛もち。
ニガ(矢田稔)…トルメキアの戦車を奪った、城オジたちの一人。
ラステル(冨永みーな)…ペジテの姫でアスベルとは双子。船が墜落し命を落とす。
ほか

《スタッフ》
原作・脚本・監督…宮崎駿
プロデューサー…高畑勲
作画監督…小松原一男
美術監督…中村光毅
音楽…久石譲
原画…金田伊功、丹内司、なかむらたかし、庵野秀明 ほか
制作…トップクラフト
製作総指揮…徳間康快、近藤道生




【関連記事】
「ナウシカの巨神兵、映画化!」 へ→ 




テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tatevision.blog34.fc2.com/tb.php/198-8d530b3c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。