TATEVISION

tateの観た映像、読んだ本、思った事、、、

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドラマ 神戸新聞の7日間

'10,1,16放送  フジテレビ系列

土曜プレミアム特別企画「阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間
~命と向き合った被災記者たちの戦い~」感想
神戸新聞の本社があった神戸新聞会館の全壊した外観は今も記憶にあります。
被災した新聞社。しかし社員たちは「何としても新聞は出す!」と、新聞を
作ることをあきらめなかった。

そんな記者たちを描くドキュメンタリードラマ。なかなか見応えありました。
印象的だったのは萩原聖人扮するカメラマンが泣いて詫びながら遺骨に向け
てシャッターを押すシーン。胸が詰まりました。
モデルとなった金居記者は、社内で最も多くの現場を回り、最も多くの写真
を撮った記者だそうです。その過程ではこんな過酷な状景はきっといくつも
あったでしょう。それでもカメラを構えシャッターを押し続けた、プロ魂に
頭が下がります。

もう一つ印象的だったのが山本圭扮する論説委員長が父の訃報を聞き、冷静
に対処しようとオレンジジュースを飲みながら悲しみを堪えてるシーン 。
ベテランらしい素晴らしい演技でした。
あの社説、検索してみたらある大学ゼミの先生のコラムで紹介されてました。
http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~kg043201/coramu.html
大震災とメディア 2004/10/31 のコラムです。

あと、京都新聞の社員たちが神戸新聞の社員が帰る時に、
「がんばれ、がんばれ、神戸!」
とエールを送るところ。もう反則でしょう、あんなことされちゃ。私ならば
号泣したでしょうね(笑)。

記者たち自らも被災者であり、家のこと、家族のことが心配だったでしょう。
家族も何らかの被害を受け、ライフラインも止まり、夫が、父親がそばにい
てくれなくて不安だったでしょう。
それでも彼らは新聞を作ることに全力をかたむけた。なぜ。

おそらくそれは、地域密着した報道マンとしての自覚と、「使命感」だった
のでしょう。記者だけでなく、新聞配達の兄ちゃんもまた同じく、使命感を
持って新聞を配り歩いた。一部も無駄にするまいと。

こんな人たちが数多くいたからこそ、奇跡的なスピードで復興も成し遂げた
のでしょう。ばんさい神戸、ばんざい日本。


NHK放映された「未来は今」について書いた当ブログ記事でも書きましたが、
当時、私も何日か神戸に原付で水や生活用品を持って走りました。その時に
見たこと、感じたこと、強烈でしたが記憶はやがて薄れてしまいます。
隣町の大阪に来ると何一ついつもと変わらない風景があるのに猛烈に違和感
を感じたことも、ドラマ中に一瞬ですが、しっかり描かれていたので改めて
思い出しました。

そんな薄れていく記憶を思い起こさせ、また新たに気付かせることもある、
よく出来たドラマだったと思います。


あえてマイナスポイントを言うなら、主演。
頑張っているな、とは思いますが、やはりここは、神戸弁ネイティブとは言
いませんがせめて、関西風アクセントで演じられる「俳優」を持って来て欲
しかったな、と思いました。
内藤剛志がちゃんと「どや、人間撮れとおか?」と神戸弁で喋っているのに、
主役が標準語ではちょっと勿体ないという気がしました。


<キャスト>
三津山朋彦(29) 櫻井 翔 …写真部記者
山根秀夫(54)  内藤剛志 …編集局長
金居光由(37)  萩原聖人 …写真部記者
小藤香織(23)  吹石一恵 …写真部記者 
首藤満洲児(52) 高嶋政宏 …整理部長
渡辺昭義(41)  堀部圭亮 …整理部デスク
佐々忠夫(50)  ダンカン …車両部
三木康弘(62)  山本 圭 …論説委員長
則本修美(50)  矢島健一 …写真部デスク
陳 友昱(25)  田中 圭 …社会部記者
望月     神保悟志 …震災発生時、当直で社内にいた新聞社員

加賀美祥子(32) いとうあいこ …三津山の友人
石田健司    福井博章   …神戸新聞販売所の販売員
石田 勝    深水三章   …神戸新聞 某販売所所長。健司の父
平田孝之(50)  小野武彦   …京都新聞社整理部長
 
<スタッフ>
■企画/プロデュース
立松嗣章

■プロデューサー
成田一樹
及川博則(アズバーズ)
松野千鶴子(アズバーズ)
大隈正睦(スローハンド)
中津留誠(アニマ21)

■脚本
田辺 満

■原案
『神戸新聞の100日』(角川ソフィア文庫)

■演出
七靍 剛(アズバーズ)
茂原雄二(スローハンド)


テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント

■皇太子殿下が賜られたお言葉要旨 震災15年追悼式典-追悼15周年の番組をみていて考えたこと

こんにちは。昨日は、震災15年追悼式典が行われました。震災でなくなられた方々の、ご冥福をお祈りさせていただきます。昨日は皇太子殿下が賜った有難いお言葉などを頭の中で反芻しながら、いくつかの追悼番組を見ていました。いくつかの番組をみて、私としては一番感動したのが一昨日放映された「神戸新聞の7日間」でした。これを見て、地方新聞の重要さを改めて再認識されました。最近、アメリカでは地方新聞が次々と廃業しています。日本もすぐにとはならなくても、廃業に追い込まれるところも出てくると思います。地方新聞の存続は難しいですが、何か方法を考え、市民も参加すればできないことはないと思います。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。

Re: ■皇太子殿下が賜られたお言葉要旨 震災15年追悼式典-追悼15周年の番組をみていて考えたこと

yutakarlson様

こんにちは。コメントありがとうございます。
どんなお仕事でも、地域密着という事には大きな意味があると
思います。各地の地方新聞も頑張って欲しいですね。

  • 2010/01/19(火) 00:45:49 |
  • URL |
  • tate #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tatevision.blog34.fc2.com/tb.php/184-22dbb0a2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。