FC2ブログ

TATEVISION

tateの観た映像、読んだ本、思った事、、、

ドラマ 若者たち2014 第2話

14,7,16放映 フジテレビ系列

ドラマ『若者たち2014』 第2話 感想

1話が導入部ということからか、濃過ぎ盛り過ぎうるさ過ぎでした。それに
比べると幾分落ち着いた感があります。昭和臭さも薄まったか(笑)。

先週の第1話では、あまりの昭和っぽさに驚きを越えて感心しました。
昭和臭い、古臭い、懐古趣味、時代錯誤……。そんな感想を視聴者の大多数
が抱くであろう内容。これは確信犯でしょうね。

1966年に放送された人気ドラマ『若者たち』のリメイクだそうですが、私は
産まれる前ですし’66年版は見たことはありません。視聴者の多くもそうだろ
うと思います。

48年ぶりにリメイクし、タイトルにも『若者たち2014』と現代であること
を強調している。なのに内容は古臭さを感じずにはいられない。

おそらく、これは「あえて」こうしているだと思います。古臭いと思われて
もいい。昔も今も変わらないものがあるはずだ。それを実直に描く。
それがスタッフの、第1話の杉田成道Dの狙いではないかと。

但し、ドラマにしろ映画にしろ、一つの作品を撮るからには「今」を描かな
ければならない、と私は思います。そうでないなら、オリジナルの66年版を
再放送しておけばいいことですから。


第1話は主要キャラを全て紹介させたこともあって、少々盛り込み過ぎでは
ありました。まあ導入部だし……ということで、この第2話。

次男である瑛太が登場したことで、兄弟のバランス関係が良くなったと思い
ます。演出担当が変わったこともあるのか、観やすい印象です。

洗い物をしながらの、旭の婚約者・梓と長女・ひかりとの会話シーンなど、
さりげないながらも魅せるシーンでした。終盤のビデオは少し長過ぎたか?
ちょっとお涙頂戴に走ってしまった感がありました。でもハンドクリームの
シーンはグッときましたね。匂いによる記憶。容器の中に残ったクリームに
は、亡き母の手に着いていた泥も少し混じっている。こちら側にも「桜の葉
クリーム」の匂いが香ってくる様でした。そこで2番を流すなよ(泣)……。

昔も今も変わらないもの。大いに結構です。されど「今」も描いて欲しい。
今後に期待します。




【 ドラマ『若者たち2014』第2話 キャスト 】

佐藤 旭[あさひ](29) ---妻夫木聡
 …長男。他界した両親に代わり弟妹を養うため高校を中退。道路舗装会社に就職
  した。弟妹思いから過剰にお節介を焼きがち。良く言えば「熱い男」。
佐藤 暁[さとる](28) ---瑛太
 …次男。中卒で旭と同じ会社に就職するも、18歳で突然家出した。その後詐欺で
  有罪となり刑務所から出て来たばかり。「生きる為には人をも騙す」が信条。
佐藤 ひかり(25) ---満島ひかり
 …長女。大学病院の新生児集中治療室(NICU)で働く看護師。気丈でしっかり者。
  旭が見合いを勧めるが、その気がない。実は新城と不倫関係にある。
佐藤 陽[はる](23) ---柄本佑
 …三男。国立大学の5回生。留年して劇団を旗揚げし、演劇に情熱を注ぐ。ロマ
  ンチストで理想主義者。
佐藤 旦[ただし](18) ---野村周平
 …四男。高校中退し、今は高卒認定試験の対策で予備校通い。母は彼の出産時に
  亡くなった。父も5歳のときに亡くなったので、旭や暁が親代わりであった。
澤辺 梓(25) ---蒼井優
 …旭が弁当をいつも買う店のアルバイト店員。父親の借金の為、夜はキャバ嬢と
  して働いてもいる。旭と交際しており、妊娠したことで婚約した。
屋代 多香子(27) ---長澤まさみ
 …暁が詐欺を働いた老女の娘。
永原 香澄(17) ---橋本愛
 …旦と同じ予備校に通う高校三年生。クラスではマドンナ的存在だが、実は清純
  キャラを演じている。
新城 正臣(41) ---吉岡秀隆
 …ひかりが勤務する病院の新生児集中治療室を受け持つ医師。佐藤家の兄弟たち
  を幼い頃から知り、アニキ的存在でもある。既婚者。

屋代 昌江--- 根岸季衣
 …暁が詐欺で3000万円奪った老女。暁が出所した時には亡くなっていた。


【スタッフ】
原案 ---山内久、森川時久
脚本 ---武藤将吾
音楽 ---荻野清子
主題歌 ---森山直太朗「若者たち」
プロデュース ---石井浩二
演出 ---杉田成道(1話)、中江功(2話)、並木道子
制作 ---フジテレビドラマ制作部


テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

ドラマ おやじの背中 第1話

14,7,13 放映 TBS系列

日曜劇場『おやじの背中』 第1話「圭さんと瞳子さん」感想

「父と子」をテーマに、10人の脚本家が各話完結で競作。ドラマ好きには
興味津々なこのオムニバス企画、実現化させたTBSスタッフにまずは拍手。

名を連ねる脚本家の面々も、大御所からベテラン・ヒットメーカーが揃いも
揃ってそうそうたるもの。
そのラインナップを以下に。


第1話 『圭さんと瞳子さん』 
 脚本 岡田恵和(『ちゅらさん』『泣くな、はらちゃん』『最後から二番目の恋』)
 出演 田村正和・松たか子

第2話 『ウェディング・マッチ』
 脚本 坂元裕二(『東京ラブストーリー』『同・級・生』『それでも、生きてゆく』)
 出演 役所広司・満島ひかり

第3話 『なごり雪』
 脚本 倉本聰(『前略おふくろ様』『北の国から』『風のガーデン』)
 出演 西田敏行


以下、放送日未定(脚本家50音順)

 脚本 池端俊策(『イエスの方舟』『協奏曲』『帽子』『優駿 ORACION』)
 出演 大泉洋
 
 脚本 井上由美子(『ひまわり』『ギフト』『エンジン』『白い巨塔』)
 未定

『母の秘密』
 脚本 鎌田敏夫(『金曜日の妻たちへ』『男女7人夏物語』『刑事定年』)
 出演 渡瀬恒彦・中村勘九郎
 
『ドブコ』
 脚本 木皿泉(『すいか』『野ブタをプロデュース』『Q10』)
 出演 堀北真希・遠藤憲一
 
 脚本 橋部敦子(『僕の生きる道』シリーズ『フリーター、家を買う』)
 未定
 
 脚本 三谷幸喜(『古畑任三郎』『新選組!』『THE 有頂天ホテル』)
 出演 市村正親
 
『よろしくな。息子』
 脚本 山田太一(『岸辺のアルバム』『ふぞろいの林檎たち』『終わりに見た街』)
 出演 渡辺謙・東出昌大




視聴者は間違いなく各話を見比べるでしょうから、脚本家にはプレッシャー
がさぞかし……。いや、これだけ名の知れた面々ならば、この「挑戦状」も
楽しんで書き上げたのかも。


で、まずは第1話。トップバッターは岡田恵和。

小津の『晩春』を意識したストーリー展開でした。オー・ヘンリー『賢者の
贈り物』を連想させる中盤の展開は可笑しくて切なくて、良い物語だったと
思います。

ただ、お互いを「圭さん」「瞳子さん」と呼び合い、手を繋いで散歩する、
その近すぎる父娘の距離感にはどうしても違和感が残りました。まだ子供の
頃に、目の前で母親を事故で亡くしたことからパニック障害を抱える一人娘
を懸命に育て、見守ってきた父ですから、普通の親子関係ではないとは思い
ます。
しかし、田村正和がまだまだ色気あるし(笑)。
どーも恋人同士のように見えてしまうんですね。
いわゆる「共依存」な関係をあえて、そう描いたのではないかとは感じまし
たが、やはりどうしても違和感が残りました。


田村正和が今年1月のドラマ『松本清張SP・三億円事件』では、やたら声が
枯れて年老いて見えましたが、本作ではその時よりは元気に見えて安心。
まだまだスマートさを失わず、色気もありました。

バカリズムが脇役ながらオイシイとこ持ってっていきました。この人は役者
でも充分に通用しますね。達者です。


ちょっぴり可笑しく、ちょっぴり切ない、都会の片隅のささやかな物語。
第1話、まずは及第点といったところでしょうか。
2話以降も楽しみです。


【 『おやじの背中』第1話 「圭さんと瞳子さん」キャスト 】

樋口圭太郎--- 田村正和
 …瞳子の父。妻を事故で早くに亡くし娘と二人暮らし。
樋口瞳子--- 松たか子(少女時代:内田愛/中学時代:田中明)
 …圭太郎の娘。編集者。母を喪った事故の後遺症でパニック障害を抱える。
奥住--- バカリズム
 …瞳子の同僚編集者。瞳子に告白するもふられる。
川崎悦子--- キムラ緑子
 …圭太郎が食あたりで入院した病院での担当看護師。
茂原吾一--- 角野卓造
 …圭太郎の同僚で良き相談相手。
重原一臣--- 渡辺大
 …居酒屋で偶然隣の席に座った瞳子と交際する。
樋口 紫子--- 水谷理砂
 …圭太郎の妻で瞳子の母。事故で他界。

【 スタッフ 】
脚本:岡田惠和
音楽:兼松衆
プロデュース:八木康夫
演出:山室大輔
製作著作:TBS
==========================



おやじの背中 第2話へ


テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

ドラマ 家族狩り 第1話

2014,7,4 放映 TBS系列

金曜ドラマ『家族狩り』第1話 感想

ミステリーとしては上々の出だし。ただ、描かれる内容がかな〜りヘビーで、
登場人物のキャラ設定も色々歪んでおり、単純に感情移入出来そうに無いの
が辛いところ。最後まで完走出来ないかも。

あまりに暗く重たい展開で、観ていて辛くなる作品は遠慮したいのが正直な
ところです。実生活が充分大変なんだから、映像作品の世界までツライ思い
はしたくない(笑)。この1話も途中で辛くはなりましたが、なんとか見終え
ることが出来ました。

特筆すべきは映像の美しさ。ソニーの映画用デジタルカメラ「CineAlta 4K
カメラPMW-F55」を使用しているそうで、『平成ライダー対昭和ライダー
仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊』『相棒 - 劇場版Ⅲ -』などの映画にも
採用されてるカメラとのこと。
従来のテレビドラマとは一味違う画質・色調・ボケ味が美しく、スタッフの
こだわりが感じられます。

テレビでは絶対に描写出来ない惨殺現場で果物のイメージ映像になるのが、
古くからある手法だけどゴールデンタイムのドラマでは珍しいのでは? 充
分に、凄惨でおぞましい現場の雰囲気を伝えています。


主役の一人、松雪泰子扮する游子の父親役に井上真樹夫。ドラマ観ながら、
どっかで見たことある顔だよなー、、、と思いながら思い出せず、エンドの
テロップで仰天。
キャ、キャプテン・ハーロック! 石川五ェ門!!
なんかスッゴイ懐かしい人にお会いした気分です(笑)。

その認知症なハーロックの妻に浅田美代子。この人にガッツリ歌わせるとは
ある意味スゴい演出だ(笑)。

事件を追う刑事にエンケン。凄みのある刑事といえばこの人、って方程式が
出来てしまっているかの様。好きな俳優さんですが、さすがに出過ぎかなぁ。

主役の一人、美術教師の巣藤に伊藤淳史。この人のおとぼけ具合がドラマの
救いになっている感じ。

その巣藤を追い込むことになる女子高生役に中村ゆりか。影のある美少女を
好演。先日放映のNHKドラマ『ロング・グットバイ』で小雪の少女期を演じ
ていました。彼女が描いた絵をプリントしたTシャツが公式サイトで販売中。
怖えーよ。

登場人物の多くが問題を抱え、どこか歪んでいる点が『夜行観覧車』を思い
起こさせます。あれもTBSの金10枠でした。


単なる犯人探しのミステリーには留まらず、その犯人や登場人物たちの内面、
人間模様を描いていくのだと思われます。
裏でジブリ作品が3週連続で放映されるので、視聴率的には厳しいかも。
重たい辛い展開が続くようならば視聴を辞めるかも知れませんが、最後には
救いがあると思う(信じたい)し、取りあえずは継続するつもりです。


【 金曜ドラマ『家族狩り』主なキャスト 】

氷崎游子[ひざき ゆうこ](36) ---松雪泰子(幼少期:住田萌乃)
 …東京都児童ケアセンターの児童心理司。熱心に仕事に取り組むが、熱心すぎて
  むきになり、周囲と折り合いが悪くなる傾向がある。
巣藤浚介[すどうしゅんすけ](31) ---伊藤淳史
 …桐明学院高校の美術教師。生徒への関心は低い。同僚で交際相手の清岡美歩か
  ら「妊娠した」と告げられる。
馬見原 光毅[まみはら こうき] ---遠藤憲一
 …警視庁捜査一課の警部補。一匹狼な性格。以前、息子を事故で失い、そこから
 家庭は崩壊している。連続する一家心中に、”匂い”を感じ連続殺人事件と見抜く。

▼氷崎游子の関係者
氷崎清太郎 ---井上真樹夫
 …游子の父親。アルツハイマー型認知症で徘徊の症状もあるが、元区役所職員で
  地元の住民からは今も人望が厚い。
氷崎民子 ---浅田美代子
 …游子の母。夫・清太郎の介護に疲れ、家事を放棄しパチンコにはまっている。
山賀葉子 ---財前直見(友情出演)
 …ボランティアで子育て問題の電話相談をしている。游子の相談相手でもある。
大熊 ---宮地雅子
 …児童ケアセンターの一時保護施設に勤務する保育士。愛称はくまちゃん。
駒田幸一 ---岡田浩暉
 …アル中で娘・玲子に暴力を振るい、何度も児童ケアセンターに通報されている。
駒田玲子 ---信太真妃
 …小学3年生。父・幸一にDVを受けているところを游子に保護される。

▼巣藤浚介の関係者
鈴木渓徳 ---北山宏光
 …巣藤の元教え子。当時は不良だったが、今は実家の電気屋で電気工として働く。
清岡美歩(38) ---山口紗弥加
 …桐明学院高校の国語教師で巣藤の恋人。結婚願望が強く、巣藤に「妊娠した」
  と結婚を迫る。生徒たちにも産むから、と言いふらしている。
芳沢亜衣 ---中村ゆりか
 …桐明学院高校の生徒。巣藤の教え子。成績は優秀だが家庭に問題を抱えている。
芳沢孝郎 ---二階堂智
 …亜衣の父。五カ国語を操る大手外資系の商社マン。自尊心が強い。
芳沢希久子 ---相築あきこ
 …亜衣の母。専業主婦として夫を支える。
鈴木佳苗 ---松浦雅
 …渓徳の妻で一児の母。
岡村 仁 ---市川知宏
 …桐明学院高校の体育教師。芳沢亜衣の副担任。

▼馬見原光毅の関係者
椎村栄作 ---平岡祐太
 …警視庁捜査一課の刑事で馬見原の部下。真面目で馬見原を慕っている。
石倉(馬見原)真弓 ---篠田麻里子
 …馬見原の娘。かつて父親への反発から非行に走ったが更正。結婚し家族を持つ。
馬見原佐和子 ---秋山菜津子
 …馬見原光毅の妻。息子・勲男を亡くしたショックで心を病み自殺を図った。

▼第2話以降の登場人物
冬島綾女 ---水野美紀
 …馬見原が面倒を見ているシングルマザー。別れた夫・油井善博のDVに苦しんで
  いた時に馬見原に助けられた。
石倉鉄哉 ---佐野和真
 …真弓の夫。若い頃は少年院にいたこともあるが、今は更正し真弓と娘・碧子の
  三人家族で花屋を営む。
長峰 ---菅原卓磨
 …ヤクザ。馬見原に情報を流している。
藤崎 ---飯田基祐
 …警視庁捜査一課課長。馬見原と椎村の上司。
馬見原 勲男 ---岡山智樹
 …馬見原の息子。事故により死去している。
油井善博 ---谷田歩
 …冬島綾女の元夫。綾女と研司へのDVで現在は服役中だが、復縁を望んでいる。
冬島 研司 ---須田瑛斗
 …冬島綾女と油井善博の息子。

【スタッフ】
原作 ---天童荒太『家族狩り 第一部〜第五部』(新潮文庫刊)
脚本 ---大石静、泉澤陽子
音楽 ---林ゆうき、橘麻美
主題歌 ---androp「Shout」
演出 ---坪井敏雄(1話)、山本剛義、伊藤雄介
プロデュース ---植田博樹、長谷川晴彦(ROBOT)
制作協力 ---ROBOT
製作著作 ---TBS


テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

前のページ