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海外ドラマ マスケティアーズ パリの四銃士 第1話

2016,4,3 放映 NHK総合

海外ドラマ『マスケティアーズ パリの四銃士』第1話 感想

『ダウントン・アビー』シーズン4が終わって、この春から始まるNHK海外
ドラマは『マスケティアーズ パリの四銃士』。あの三銃士を扱ったドラマ
です。

製作はイギリスのBBC。本国ではシーズン1(全10話)が2014年に、シーズン
2(全10話)が2015年に放送され、今年2016年中にはシーズン3が放送予定
とのこと。
NHKでは「全20話」としていますから、シーズン1,2を一気に放送するよう
で、本作にハマれたらこの連続放送は楽しめそうです。

タイトルの『マスケティアーズ』はマスケット銃士、のこと。彼ら銃士隊が
持つ銃をマスケット銃(Musket)といい、マスケット銃を持つ護衛銃士隊員を
「マスケッティア」(英:musketeer、仏:mousquetaire)」と呼びます。
その複数形ですね。

第1話を観ましたが、さすがBBCというべきか、手馴れた演出でグイグイと
テンポよく魅せてくれます。イケメンがカッコいい衣装で戦い、恋する物語。
つまらない筈が無いか(笑)。
いままでの三銃士のイメージは、剣の斬り合いで銃撃戦は少なかったように
思えますが、本作ではけっこうガンガン撃ってるとこが目新しい、といえば
目新しいところでしょうか。

ストーリーは若干の改変はあるようですが、基本的には原作のままだと思い
ます。エンタメ度の高い作品ですから安心して楽しめるでしょう。




【 『マスケティアーズ パリの四銃士』 キャスト(声の出演) プロフィール】

ダルタニアン …アトスを名乗る銃士に父を殺され、復讐の決闘を申し込む血気
  盛んな若者。アトスを陥れる陰謀に巻き込まれたと分かり、彼らに協力する
  ことに。
  =演:ルーク・パスカリーノ Luke Pasqualino(声:宮野真守)
   1990年英国生まれ。両親はイタリア系。主な出演作に
   『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』(2011) パオロ役
   『ギャラクティカ BLOOD&CHROME/最高機密指令』(2012)アダマ役
   映画『アパリション -悪霊-』(2011・未)グレッグ役
   映画『スノーピアサー』(2012)グレイ役
   などがある。

アトス …三銃士の一人。三人の中では最年長でリーダー格、理知的。
  =演:トム・バーク Tom Burke(声:福田賢二)
   1981年英国生まれ。父のデビッド・バークは『グラナダTVシャーロック
   ・ホームズの冒険』で初代ワトソン役を演じた。母のアンナ・カルダー=
   マーシャルも女優である。主な出演作に
   『名探偵ポワロ「複数の時計」』(2010)コリン・レース役
   映画『ドラゴンハート 新たなる旅立ち』(2000)ローランド役
   映画『リバティーン』(2005)ヴォーン役
   映画『ファイナル・デッドクルーズ』(2008)Bluey役
   映画『わたしの可愛い人 シェリ』(2009)デスモン子爵役
   映画『オンリー・ゴッド』(2013)ビリー役
   などがある。

アラミス …三銃士の一人。好戦的で女性関係も派手だが聖職者になることを
  考えている。
  =演:サンティアゴ・カブレラSantiago Cabrera(声:中村悠一)
   チリ人。1978年生まれ。主な出演作に
   『HEROES/ヒーローズ』アイザック・メンデス役
   映画『チェ 28歳の革命』(2008)カミロ・シエンフエゴス役
   『私が愛したヘミングウェイ』(2012)ロバート・キャパ役
   などがある。
   
ポルトス …三銃士の一人。豪放で派手好き、見栄っ張り。三銃士一番の力持ち。
  =演:ハワード・チャールズHoward Charles(声:三宅健太)
  『Beautiful People』『Switch』などのTVドラマに出演。

リシュリュー …枢機卿にしてフランス宰相。敵役として立ち塞がる。
  =演:ピーター・カパルディ(声:大塚芳忠)
   1958年英国スコットランド生まれ。人気テレビシリーズ『ドクター・
   フー』の12代目ドクター役。監督作品もあり。
   『官僚天国!〜今日もツジツマ合わせマス〜』マルコム・タッカー役
   『ドクター・フー(シリーズ8)』 ドクター役
   映画『モディリアーニ真実の愛』(2004)ジャン・コクトー役
   映画『パディントン』(2014)カリーさん役

トレヴィル ……銃士隊長。
  =演:ヒューゴ・スピアー(声:東地宏樹)
   映画『フル・モンティ』(1997)
   映画『デス・フロント』(2002)テイト軍曹
   『ブラウン神父』(2013-14)バレンタイン警部補役
   などに出演。1969年英国生まれ。
  
ミレディ …リシュリューの腹心として暗躍する謎の女。秘められた過去を持つ。
  =演:メイミー・マッコイMaimie McCoy(声:林真里花)
  
コンスタンス …ジャック・ミシェル・ボナシューの妻。王妃アンヌの侍女となり、
  三銃士たちに協力する。人妻だが、ダルタニァンに好意を寄せられる。
  =演:タムラ・カリTamla Kari(声:花村さやか)
   1988年英国生まれ。『The Job Lot』『Cuckoo』などのTVドラマに出演。

ルイ13世 …フランスの国王。リシュリュー枢機卿を信頼しきっている。
  =演:ライアン・ゲイジ(声:河本邦弘)
   『ホビット 決戦のゆくえ』等ホビット三部作にアルフリド役で出演。

アンヌ王妃 …フランス王妃。スペイン・ハプスブルク家からルイ13世に嫁いだ。
  =演:アレクサンドラ・ダウリング(声:清水理沙)
    1990年英国生まれ。映画『ハマー・オブ・ゴッド』などに出演。


【スタッフ】
原作:アレクサンドル・デュマ
脚本:エイドリアン・ホッジス
演出:トビー・ヘインズ
制作:BBC
===================================

公式サイト:http://www9.nhk.or.jp/kaigai/musketeers/


『マスケティアーズ パリの四銃士』
2016,4,3 スタート 全20回
放送日  毎週日曜 午後11:00〜
再放送  翌週土曜 午後16:05〜 (予定)


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テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

海外ドラマ トミーとタペンス ―2人で探偵を― 第1話

2015,10,18 放映 NHK総合

海外ドラマ『アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-』
第1話「秘密機関(1)」 感想


イギリス本国では今年の7月から放送されたばかりのドラマが、早々と日本
でも放送開始。アガサ・クリスティ生誕125周年記念の作品ということで、
放送するなら今年のうちに……ということかな?

原作は、アガサ・クリスティが1922年から1973年まで書き継いだシリーズ
で、長編が4作、短編が15作。作中で登場人物も20代から70代まで年齢を重
ねていきます。
過去には1983〜84年にイギリスで長編1、短編10がドラマ化。当時NHKで
も放送され、DVD化されています(日本放送時タイトルは『二人で探偵を』、
DVDソフトのタイトルは『おしどり探偵』)。

なお今回のドラマ化では、舞台を東西冷戦下の1950年代のイギリスに変え、
長編一作目の『秘密機関』と長編二作目の『NかMか』を各編3話、計6話の
構成となっています。
(原作では『秘密機関』が第1次世界大戦後、『NかMか』が第2次世界大戦
直前の設定)


さて、第1話を視聴しました。ある程度予想してはいたのですが、本格的な
推理を楽しむミステリーものでは無いですね。
主人公は推理小説ファンで冒険に憧れている妻・タペンスと、今イチぱっと
しないけれど、そんな彼なりに妻を支える夫・トミーという、ごくありふれ
た一般市民です。捜査や密偵に関して訓練を受けたプロではありません。

そんな素人二人が難事件に首を突っ込んで、ドタバタありながらも解決して
いく。二人の軽妙なやり取りを楽しむ、ライトなミステリー。ライトな冒険
もの。いい意味でのゆるさがある、日本でいえば、火サスとかコナンとか、
そんなところかな?

冒険したくて無鉄砲な行動に出る奥さんに、もっさいダンナがボヤキながら
も手伝って。そのおしどり夫婦な様が微笑ましくていい感じ。
潜入作戦のため、変装してブロンドになった奥さん。ダンナのトミー、その
格好がどストライクに好みだった模様で(笑)。でもストレートに褒めそやす
勇気もスマートさも持ち合わせていない。そんなダンナの口から出たのは

「君さえよけりゃ、ウチでも……」
「やめて」タペンス、速攻で(笑)(笑)。
「ごめん」トミー、しょぼーん(笑)。

それでも、いざ作戦実行となるときには再び、
「ウチでもやりたければ、いつでも……」
以下繰り返し(笑)。

そんな二人に心が和みます。トミー、わかるぞアンタのキモチ。


ユーモアとハラハラさせるところの案配が絶妙ですね。扱う事件はソ連から
の工作員による暗殺事件、というガッツリヘビィな内容ですが、主役二人の
おとぼけ加減が作品を暗く重たいものにはさせません。
探偵夫婦のやり取りだけではなく、背景となる1950年代のイギリスの風景、
クルマ、ファッションもノスタルジックで雰囲気を盛り上げます。

本格的な推理ものを望まれる方には合わないかもしれませんが、テンポよく
進むし、3話完結と短めだし、気軽に楽しめるのではないでしょうか。



ちなみにNHKの海外ドラマ、来年1月からは……
ダウントン・アビーのシーズン4が放映決定!
これも楽しみだあ。

【 『トミーとタペンス -2人で探偵を-』キャスト・プロフィール(声の出演) 】

トーマス・ベレスフォード
 …愛称トミー。タペンスの夫。一人息子のジョージは寄宿制の学校に入っている。
  賢く論理的、楽観的。だが少々要領は悪い。予期せず関わることになった危険
  な諜報活動や捜査で思わぬ才能を発揮していく。
 ---- デヴィッド・ウォリアムズ David Walliams (声:大塚明夫)
   1971年英国生。俳優の他、脚本家・作家・コメディアンとしても活躍。
   『スターダスト』(2007) …第4王子セクスタス役
   『奇人たちの晩餐会 USA』(2010) …ミューラー役
   ドラマ『マットとデヴィッド ボクたち空港なう。』 脚本・出演
   コメディ『リトル・ブリテン』 脚本・演出・出演
   他にも児童文学の作家として『ドレスを着た男子』『おばあちゃんは大どろ
   ぼう?!』などを執筆。
   オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』でシーズン6(2012)
   から審査員を務めている。

プルーデンス・ベレスフォード
 …愛称タペンス。トミーの妻。元気で活発、好奇心旺盛で機転が利く。だが少々
  無謀なところがある。推理小説が大好き。ある事件に遭遇したことから、夫の
  トミーも巻き込み、危険な諜報活動に自ら足を踏み入れることに。
 --- ジェシカ・レイン Jessica Raine (声:世戸さおり)
   1982年、英国生まれ。主な出演作品に
   『ロビン・フッド』(2010) …グロスターの王女イザベル 役
   『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(2012) …ジョセフのナニー役
   ドラマ『ドクターフー』(2013) …エマ・グレイリング役
   ドラマ『Call the Midwife』シーズン3(2014)
   ドラマ『ウルフ・ホールWolf Hall』(2015) …ジェーン・ブーリン役
   などがある。今年9月に俳優のトム・グッドマン=ヒルと結婚したばかり。

アンソニー・カーター
 …トミーのおじ。英国軍部で諜報などの極秘任務を遂行する部署「3階」の長。
  公には部署も職員も存在しない。諜報活動を手伝うことになった素人のトミー
  とタペンスが、勝手な行動をとることに頭を悩ませ心配している。階級は少佐。
 --- ジェームズ・フリート James Fleet (声:浦山迅)
   1951年英国生まれ。主な出演作に
   『フォー・ウェディング』(1994) …♯01 トム役
   『いつか晴れた日に』(1995)  …ジョン・ダッシュウッド
   『シャーロット・グレイ』(2001) …リチャード・カナリー
   『ターナー、光に愛を求めて』(2014) …ジョン・コンスタブル
   などがある。
  
アルバート・ペンバートン
 …化学教師だが、たまに諜報員の仕事もしている。科学技術に長けている。元々、
  有能な諜報員だったが戦時中に右手を失い、一線から退くことになった。自ら
  発明した動く義手をつけ、カーターに内緒でトミーとタペンスに協力する。
 --- マシュー・スティア Matthew Steer (声:佐久田脩)
  1978年英国生まれ。主に英国ドラマに出演。映画では
   『ABCs of Death 2』(2014) …Sound Man (セグメント"B")役
   『シンデレラ』(2015) …矛槍で武装した兵士役
   など。

ジョージ・ベレスフォード ---マイルズ・ラフリー
 …トミーとタペンス夫妻の一人息子。
ジェーン・フィン ---カミラ・マリー・ビープット(声:有賀由樹子)
 …列車でトミーとタペンス夫妻と同席し、その後姿を消した女性。
ジュリアス・ハーシャイマー ---クラーク・ピーターズ (声:金尾哲夫)
 …失踪した女性ジェーンのおい。新聞広告を見てトミーたちに連絡を取ってきた。
ウィティントン ---ジョニー・フィリップス(声:牛山茂)
 …ジェーン・フィンの行方を探している。賭博場でタペンスを脅す。
リタ・ヴァンデメイヤー ---アリス・クリーグ(声:定岡小百合)
 …オペラ歌手。

【スタッフ】
原作:アガサ・クリスティー
脚本:ジニー・ハリス
演出:エドワード・ホール
制作:Endor Productions/Agatha Christie Productions
==================================
原題:Agatha Christie’s Partners in Crime
『アガサ・クリスティー トミーとタペンス ―2人で探偵を―』
NHK総合テレビ 毎週日曜よる11時
2015年10月18日(日)スタート 全6話


NHK番組公式サイト:http://www4.nhk.or.jp/tommyandtuppence/



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海外ドラマ 情熱のシーラ 最終回

2015,10,4 放映 NHK総合

『情熱のシーラ』第17話(最終話)「愛と戦争の行方」 感想

あらすじ (ネタバレあり) 〉
殺し屋の追撃をかわし、無事にマドリードへ辿り着いたシーラとマーカス。
シーラは上司のヒルガースに、ダ・シルバがドイツとタングステンの取引に
ついて契約したことを報告する。しかし、ヒルガースは既に知っていた。ポ
ルトガルにいるSIS=英国諜報員から一足早く情報が伝えられていたのだ。
シーラは一瞬動揺するが、毅然として更に多くの情報を自分は知っていると
伝える。私は契約の場所にいたのだ。全てを書き込んだノート、そしてドイ
ツ軍人がダ・シルバに渡したマイクロフィルムをヒルガースに手渡すシーラ。
感嘆するヒルガース。「どうやって手に入れたのですか……」
シーラは、スパイとして多くの自信を持てたのだった。

自宅に戻ったシーラを、ダ・シルバが待ち受けていた。彼女は拘束される。
「私が許せないのは裏切り者だ」
ダ・シルバがコートのポケットから取り出したのは、ポルトガルにてシーラ
が運転手のジョアンに贈った金のペンダントだった……。
ダ・シルバの追求に、シーラはマイクロフィルムを盗んだことを認める。

ダ・シルバはヒルガースへ、シーラとマイクロフィルムの交換を持ちかける。
シーラを救いたいが、マイクロフィルムにある情報は多くの人命を救うこと
になる重要なもの。ヒルガースは苦悩するが、偽のマイクロフィルムで取引
に応じようとする。

さらわれた諜報員がシーラだと知ったマーカスは、単独で動き救出へ向かう。
指定された取引場所で対峙するダ・シルバとマーカス。マイクロフィルムを
奪われそうになるが、シーラの機転とマーカスの捨て身の行動で二人は無事
に脱出に成功する。

翌朝、ホテルから出て来たダ・シルバの前にドイツ人将校が現れる。マイク
ロフィルムを取り戻せなかった彼は覚悟を決め、ドイツの軍人たちに連行さ
れていった……。

シーラは父に頼み、3人の客を屋敷に招く。まずマーカスが現れた。彼には
過去を全て正直に話してもらわなければならない。
マーカスは了解し、自分がイギリスSISの諜報員であること、モロッコのペイ
グペデルに近付くために新聞記者を装ったこと、そこからシーラとは偶然に
知り合うことになったことを話した。

これで全てはっきりした。以前、私が心を寄せた人は嘘しか言わなかった。
マーカスの言葉に嘘は無い。本当の誠意を見せてくれた。

残る二人の客、ヒルガース夫妻が現れた。マーカスとは以前から知り合って
いたことを告白し、自分のやっていることについて、マーカスと屋敷の主で
ある父に話すよう、ヒルガースに頼むシーラ。
そして、シーラは5人の前で宣言する。
「 私はこれからも任務に全力を尽くしますから。
              …仕立て屋として、スパイを。 」
マーカスとともに、スパイとして生きていくことを決めたシーラだった。

…これが私の物語。私が覚えていること。あの激動の時代に生きた名だたる
人物や、歴史の舞台となった場所は、図書館の記録や老人たちの記憶に残っ
ていることだろう。
ペイグペデルやロザリンダ、ヒルガースといった人たちのことは、歴史の本
に書かれている。でも、マーカスと私は違う。
意味の無い人生だったからでは無い。誰にも皆、それぞれの使命がある。
マーカスと私は歴史の裏側で、先の見えない時代の縫い目を懸命に生き抜い
たのだ……。
                               FIN






これにて『情熱のシーラ』終了。最終回としては今イチ盛り上がりに欠けま
したが、全体としてのストーリーはすっきりまとまって終わりました。

最終回の山場は、拘束されたシーラの救出作戦でしたが……。これが何とも
盛り上がらない……(苦笑)。
これは、原作がスパイ小説でも冒険小説でもなく、ロマンス大河だからなの
かと思ったり。それにしても、もうちょっと緊迫感のあるシーンを作れそう
ですが。
広場のシーンが映画『アンタッチャブル』の有名なクライマックスを思わせ
る雰囲気で始まったから余計に残念で(笑)。

また、これからも諜報員として活動し続ける様ですが、ドイツにはシーラと
マーカスの正体はバレてない? ダ・シルバから情報が伝わってそうなもん
ですが。
身バレしてるスパイなんて、使い道がなさそうだけど……。


いろいろと残念に感じるポイントがあるにはありますが、全体的には充分に
楽しめて魅力あるドラマでした。特記すべきはロケーション。美しい風景、
建造物、そしてファッション。それを切り取るカメラワークも落ち着いてて
無駄が無く、いい仕事してました。

脇を固めるキャラクターも魅力がありました。モロッコでの警察署長、気の
いい隣人フェリックス、下宿の主人カンデラリア、下働きのジャミーラなど。
総じて、女性が皆、タフでたくましく生きているのがとても共感を呼ぶとこ
ろだったのではないでしょうか。
あと忘れちゃいけないダ・シルバ。非情な悪役キャラなんですが、何故か憎
めなくて。フレディ・マーキュリーに似てるから?(笑)。いやいや。
おそらく、運転手のジョアンも殺されちゃったんだろうなあ。ヒドい話しだ。
ワルなんですが、女性には優しくて、とても紳士でした。ああいう振る舞い、
私もそうですが日本人の男性はなかなか出来ないですね。

あと、日本語版として、声優さんたちの演技力が作品の魅力をより高めてい
ました。誰もが違和感無く、素晴らしかったと思います。
NHKの海外ドラマって、吹替えでハズレが無い印象。民放ではたまに「ん?」
と違和感アリまくりな声があるけど。


ラストのモノローグから気になって調べてみたのですが、ペイグペデルとか
ヒルガースなどは実在の人物なんですね。
ペイグペデルは「スペインの軍人で政治的指導者、フランコ政権下の1939
〜40にて外務大臣を務めた」とのこと。
ヒルガースは、当時の「マドリード駐在の英海軍武官」。
ロザリンダもペイグペデルの愛人として実在した人物。彼女の生涯について
書かれている英語のサイトがありました。英語読める人はどうぞ。私の貧弱
な英語力ではお手上げですが、どうやら戦後にはペイグペデルと再会、その
後は共にジブラルタル(スペイン南端、海峡の向こうにモロッコが見える)
にて暮らしたようです。翻訳サイトに感謝。
コメント欄にはなんと『情熱のシーラ』原作の著者がコメントしてます。

Rosalinda Powell fox, daughter of the Raj and Spain



ヒルガースを検索して分かったのですが、当時のスペインにおいて、英国の
情報部SISが「ゴールデンアイ作戦」の名の下に諜報活動を行っていたそう
で、この作戦の計画責任者が当時英海軍情報部のエージェントだったイアン
・フレミング中佐。そう、後に作家になって『007ジェームズ・ボンド』の
シリーズを世に出す人。
想像を膨らませれば、マーカスのモデルはイアン・フレミングか? なんて
こともありえるのですが、さすがにこれは無いか(笑)。
スペイン内戦は1936〜39年で、イアン・フレミングがスパイになったのは
1939年からですから、時期が合わないですし。



スペインは第二次世界大戦には参加しませんでした。内戦直後でまだ混乱期
にあり、国家として、そんな余裕がなかった訳ですが、その裏にはこの作品
の登場人物のようにタフに生き抜いた男女が数多くいたのでしょう。
あまり知識も無いし、接点もないスペインについて、様々な思いを馳せるこ
とも出来て、とても楽しめたドラマでした。

次に放映されるのはアガサ・クリスティーみたいですね。これも楽しみ。
楽しみですが…… ダウントンアビーは? NHK、たのむでぇ〜!




【 海外ドラマ『情熱のシーラ』第17話(最終回) 主なキャスト[声の出演] 】

シーラ・キローガ(アリーシュ・アゴリウク(スパイとしての変名))
 --アドリアーナ・ウガルテAdriana Ugarte [声:渋谷はるか]
 …主人公。お針子。ドローレスの一人娘。母子家庭で幼い頃から母親と一緒に
  仕立ての仕事をしていた。ラミーロとモロッコに渡ったことで波乱の人生へ。
マーカス・ローガン ---ピーター・ビベス [川島得愛]
 …イギリスの新聞記者。シーラと惹かれ合うようになる。
マヌエル・ダ・シルバ  ---フィリッペ・ドゥアルテ [堀内賢雄]
 …ポルトガルの貿易商。女好きの自信家。仕事内容には謎が多い。
アラン・ヒルガース ---ベン・テンプル [大滝寛]
…イギリスのスパイ。スペインにおける諜報活動を取り仕切る。
ゴンサーロ・アルバラード ---カルロス・オラーヤ [土師孝也]
 …疎遠になっていたシーラの父親。マドリードの裕福な会社経営者。
マヌエラ夫人 ---エレナ・イルレタ [寺田路恵]
 …かつてはマドリードの仕立て屋の女主人。今はシーラの下で働く。


【オリジナルスタッフ】
原作 : マリーア・ドゥエニャス
脚本 : スサーナ・ロペス、アルベルト・グロンドーナ
演出 : イニャキ・メルセーロ、ノルベルト・ロペス・アマード
A BOOMERANG TV PRODUCTION FOR ATRESMEDIA
==================================

『情熱のシーラ』EL TIEMPO ENTRE COSTURAS 2013 全17話

NHK公式サイト http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sira/


「情熱のシーラ シーラとマーカスを演じている俳優のこと」の記事へ
「 情熱のシーラ 第1話」 の記事へ



テーマ:海外ドラマ(欧米) - ジャンル:テレビ・ラジオ

情熱のシーラ シーラとマーカスを演じている俳優のこと

『情熱のシーラ』も先日の放送で第16話、次回10/4の放送でいよいよ最終
回を迎えます。魅力的なロケーションの中、動乱の時代をたくましく懸命に
生きる女性の恋とスリルとサスペンス。
最初は男に翻弄される弱い女性だったシーラが、スパイという危険な世界を
選択する。愛する人のため、母や祖国のため、そして何よりも、自分自身が
生き抜くために。

ドラマの立ち上がり、シーラがスパイとなるまでが結構時間がかかり、少々
もどかしい思いをしたのですが、スパイとして行動し始めてからはハラハラ
させる展開が面白く、毎週楽しみに観ております。


今回は、主演のシーラ役・アドリアーナ・ウガルテと、イケメン枠・新聞記
者マーカス・ローガンのピーター・ビベスのプロフィールをまとめてみまし
た。

sira001a.jpg


◎主役のシーラ……アドリアーナ・ウガルテのプロフィール

アドリアーナ・ウガルテ Adriana Ugarte
1985年、スペインのマドリード生まれ。2001年に短編映画『Mala espina』
でデビュー。主な出演映画に、

『ザ・レイプ 秘密』EL JUEGO DEL AHORCADO(2008)
『砂の上の恋人たち』 Castillos de cartón(2009)
『ワイルド・ルーザー』 Combustión (2013)

など。ドラマでは『La señora』『Habitaciones cerradas』などがある。
最新作では、『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』
などスペインを代表する名監督ペドロ・アルモドバルの『Silencio』が5月
にクランクインしたとのこと。同作では主人公ジュリエッタの若年時代を演
じる。



◎英国の新聞記者マーカス・ローガン…ピーター・ビベスのプロフィール

ピーター・ビベス Peter Vives(ピーター・ヴィヴス、またはピーター・ヴィ
ヴス・ニューイと書かれていることも)。スペイン人。1987年バルセロナ
生まれ。
2004年に俳優デビュー。以後テレビドラマや映画に出演。主な作品に、

『美しすぎる母』 Savage Grace(2007) ミシカ・ハーデン役
『サバイバル・フィールド』 Paintball(2009) ジョン役
『EVA<エヴァ>』(2011) エリック役
『インベーダー・ミッション』Invasor(2012) Teniente Americano役

などの映画がある。多くは主演級ではなく、脇役・端役の模様。
ドラマにも何作か出演しているが、スペインドラマは日本での視聴は困難か。
2015年時点の最新では『Velvet』に出演。
なお、2006年に米ディズニー・チャンネル製作のTVムービー『チーター・
ガールズ2 / The Cheetah Girls 2』にも出演している。これは日本で2007
年放映(DVDは国内未発売)。


『チーター・ガールズ2』には謎のギター奏者エンジェル役で出演している
が、そのシーンがYouTubeにあります。


The Cheetah Girls 2 - Strut (in Barcelona)57秒あたりから。




また、詳細は不明ですが、アウトドア用品メーカー「ティンバーランド」の
企業CMと思われる動画にピーター・ビベスが出演しています。


Timberland
#2Days1Bag: meet Peter Vives(1:37)

#2Days1Bag: meet Peter Vives from Timberland on Vimeo.





#2Days1Bag: Road Trip with Peter Vives(3:09)

#2Days1Bag: Road Trip with Peter Vives from Timberland on Vimeo.




Road Trip編なんて、一本のショートフィルムとしていい感じ。



以上、主演お二人のプロフィールでした。

個人的には、モロッコでシーラの下働きしてたジャミーラの方が主人公より
キレイじゃないかと思う(笑)。それでジャミーラ役のアルバ・フローレスに
ついても調べたのですが、出演作はほとんどスペインのTV作品なので……。

とりあえず、彼女は「下働きの少女」役だったが、中の人はシーラの一歳下、
マーカスとは一つ年上になる、ということは分かったのでした(笑)。




情熱のシーラ 第1話 の記事へ


テーマ:海外ドラマ(欧米) - ジャンル:テレビ・ラジオ

海外ドラマ 情熱のシーラ 第1話

2015,6,7 放映  NHK総合

海外ドラマ『情熱のシーラ』第1話「お針子の初恋」 感想

いやぁ、しかし先週の『ダウントン・アビー』シーズン3の最終回ね。スゴ
かったっスねー、ラスト2分。あんなエグいクリフハンガーで終わらすとは。
twitterやら、2ちゃんの実況スレやら、スゴいことになってたそうで。正に
阿鼻叫喚(笑)。
アチラの方々もやはり同様な反応だったらしく、YouTubeでもシーズン3の
エンドを観ている人の反応…って言う動画が何本か上がってました。予想通
りOMG連発(笑)。

続きのシーズン4が気になって仕方ありませんが、NHKもこれで放送終わら
すような無慈悲なことはしないでしょうから、楽しみに待ちたいと思います。



で、6月から新しく始まった日曜深夜の海外ドラマは「情熱のシーラ」。
原題は「El tiempo entre costuras」、直訳すると縫い目の間の時間、との
こと。
珍しいですね、スペインの連ドラです。NHKでも初めてだそうで。
映画ではビクトル・エリセ監督の『ミツバチのささやき』『エル・スール』
という超傑作、後にトム・クルーズが『バニラスカイ』としてリメイクした
『オープン・ユア・アイズ』など、印象深い名作がいくつか日本でも紹介さ
れてはいますが、さて。


1930年代から40年代、スペイン内戦や第2次世界大戦を舞台に、運命のイ
タズラでお針子だった女性がスパイとして活動することに…という物語。

第1話を観た限りでは、まだまだちょっと微妙。凄い昼ドラっぽい。
で、濃い(笑)。
スペインっすねえ。ラテンっすねぇ。

スペインでは2013年10月から1話約70分全11話として放映されたものを、
NHKでは1話が約50分前後、全17話と再編集して放映するそうですから、
今回の第1話も終わり方がやや中途半端な印象だったのも仕方がないかも。
3,4話ぐらいになれば、面白くなるかも。

セットは用いず、スペイン・モロッコ・ポルトガルの250ヶ所でオールロケ
されたそうですから、その歴史を感じる建造物や異国情緒あふれる風景など
が映像的に楽しめそうです。女性視聴者には登場する女たちのファッション
も見どころの一つみたいですね。

IMDbでも8.3と高得点だし、導入部を過ぎてストーリーが転がり始めると、
きっと面白くなることを期待して、もう何話かは継続視聴したいと思います。

でも、これが終わった10月頃には『ダウントン』のシーズン4が始まること
をもっと期待してるんですが…(笑)。


追記  シーラ役のアドリアーナ・ウガルテ、マーカス・ローガン役の
 ピーター・ビベス、2人のプロフィールについて記事にしました。
 こちらへどうぞ。

【 海外ドラマ『情熱のシーラ』第1話 主なキャスト[声の出演] 】

シーラ・キローガ ---アドリアーナ・ウガルテAdriana Ugarte [渋谷はるか]
 …主人公。お針子。ドローレスの一人娘。母子家庭で幼い頃から母親と一緒に
  仕立ての仕事をしていた。ラミーロと出会い、波乱の人生を歩むことに。 
ドローレス・キローガ ---- エルビラ・ミンゲスElvira Minguez [藤生聖子]
 …シーラの母。仕立て屋。女手ひとつでシーラを育てる真面目で芯のある女性。
イグナシオ ---ラウール・アレーバロ [平川大輔]
 …シーラの初恋の人。堅実な国家公務員となり、シーラと婚約するが…。
ラミーロ・アリーバス ---ルベン・コルターダ [小山力也]
 …タイプライター店の支配人。婚約中のシーラと恋に落ち、共にモロッコに行く。
パキータ ---ペパ・ルス [根本圭子]
 …シーラの親友で幼馴染み。共産党員のエミリオと結婚。
マヌエラ夫人 ---エレナ・イルレタ [寺田路恵]
 …マドリードの仕立て屋の女主人。幼いシーラの働きを見て、その才能を見抜く。
ゴンサーロ ---カルロス・オラーヤ [土師孝也]
 …疎遠になっていたシーラの父親。マドリードの裕福な会社経営者。

▼第2話以降より出演
ロザリンダ・フォックス ---ハンナ・ニューHannah New [小島幸子]
 …シーラの友人。モロッコに住む裕福な英国人女性。ベイグベデルの恋人。
マーカス・ローガン ---ピーター・ビベス [川島得愛]
 …イギリスの新聞記者。バスケス署長にはスパイの疑いで警戒されている。
マヌエル・ダ・シルバ  ---フィリッペ・ドゥアルテ [堀内賢雄]
 …ポルトガルの貿易商。女好きの自信家。仕事内容には謎が多い。
ファン・ルイス・ベイグベデル ---トリスタン・ウジョーア [原康義]
 …モロッコの高等弁務官。ロザリンダを愛人に持つ。
バスケス署長 ---フランセスク・ガリード [大塚芳忠]
 …モロッコ・テトゥアンの警察署長。警察官として厳しくも公正な目を持つ。
カンデラリア ---マリ・カルメン・サンチェス [片岡富枝]
 …モロッコ・テトゥアンの下宿の主人。面倒見がよく、シーラの母親代わりに。
ジャミーラ ---アルバ・フローレス [石田嘉代]
 …カンデラリアの下宿で働くモロッコ人の少女。主人に忠実で真面目。
フェリックス ---カルロス・サントス [中村大樹]
 …シーラの隣人。芸術家。シーラに世間の常識を教え、教養を身につけさせる。
アラン・ヒルガース ---ベン・テンプル [大滝寛]
…イギリスのスパイ。スペインにおける諜報活動を取り仕切る。

【オリジナルスタッフ】
原作 : マリーア・ドゥエニャス
脚本 : スサーナ・ロペス、カルロス・モンテーロ
演出 : イニャキ・メルセーロ
A BOOMERANG TV PRODUCTION FOR ATRESMEDIA
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『情熱のシーラ』EL TIEMPO ENTRE COSTURAS
2015年6月7日よりスタート、全17話
毎週日曜日午後11時〜 再放送未定

NHK公式サイト http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sira/



テーマ:海外ドラマ(欧米) - ジャンル:テレビ・ラジオ

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